新しいスマホは、カメラの画質が上がったり、新しい機能が追加されたり、充電の消費効率が上がったりととても魅力的ですよね。
しかし、24回の分割払いで少しずつ払っていないのでそこまでの実感が無いのですが、スマホ本体は約10万円近くの値段。
新しいのが欲しいからといって次々と替えているとお金が足りなくなってしまいます。
そういったときには、新しいスマホのためにスマホを売りたいと考える人も多いはず。
ここではスマホを売る時の注意点や買取業者の違いを紹介します。
スマホを売る方法は3パターン。早くお金にしたいなら店頭買取
スマホを売る方法は次の4つになります。
- 機種変更時に下取りにしてもらう
- オークション・フリマアプリで売る
- リサイクルショップなどの店頭で買取ってもらう
- 宅配買取サービスに売る
機種変更時に下取りにしてもらう
一番簡単にスマホを売る方法です。
セキュリティ面では安心ですが、買取価格はあまり高くありません。
古くなった機種の場合は、0円での処分(引取)となります。
オークション・フリマアプリで売る
ヤフオク・ラクマ・メルカリなどでスマホを売ろうと思った時には、売るために準備をしなくてはならないことが多くあります。
まずは、現物の使用感をわかってもらうためにスマホの写真と付属物の写真など準備をします。
オークションやアプリの登録をしていない人は、登録や準備に結構な時間がかかってしまいます。
またバッテリーの消耗度をはじめ、様々な質問に答えたりと、想像以上に苦労することがあります。
高く売れることがありますが手間がかかることが多く、手数料がかかるのでお得感は少し低めです。
リサイクルショップなどの店頭で買取ってもらう
店頭で買取サービスをしているのは、ブックオフ(ハードオフ)・TSUTAYA・大黒屋などがあります。
店頭買取の場合、当然ですが営業時間内に来店し、査定のために30分程度待つ必要があります。
休日は、人が混雑して待ち時間が長く可能性もあります。
その日のうちに現金化できますが、スマホの買取は多くのアイテムの中の1アイテム。
専門性が低いため、買取価格はスマホ買取専門サイトと比べて高くはありません。
宅配買取サービスに売る
スマホの宅配買取サービスをしている有名なのは次の3社です。
買取サービス | 公式サイト |
ダイワンテレコム | こちら |
ダイワン | こちら |
Smarket | こちら |
宅配買取の場合は、非常に簡単に売ることができます。
宅配買取業者によって多少の違いはあるものの、買取の流れは次のようになります。
- 買取価格をチェック
- 申込み
- 郵送
- 査定結果
- 振込
丁寧な買取業者の場合は、梱包キットを自宅まで届けてくれるので梱包で悩むこともありません。
独自の流通ルートを持っていたり、独自のノウハウを持っていたりするので、高く買取を行ってもらえることが多いです。
オークションやフリマアプリで売ることを考えれば、手間などなく高く売りたいと考える人にとってはピッタリの方法です。
店頭買取と違い、振込があるまで早くても2~3日はかかるので、すぐにお金がほしいという方には向いていません。
スマホを売る時の注意点
スマホは個人情報がいろいろと入っているものです。
失敗しても被害が自分だけならまだしも、あなたの周りの友人や家族に迷惑がかかる事があります。
また、アプリなど金銭が関わる事があるので、個人情報を守るためにも注意をして置かなければなりません。
そういったことから、使わなくなった携帯やスマホを家に保管している人も多いのだといえます。
- 白ロム・赤ロムとはどういったもの?
- 機種の初期化をしておく
- SDカードを抜き忘れない
白ロム・赤ロムとはどういったもの?
スマホを売る時にスマホ本体が白ロムになっている、赤ロムではない、といった事が重要になってきます。
白ロム・赤ロムとについて解説します。
白ロムとはどういったもの?
スマホには、通信会社と通信を行うためにSIMカードと呼ばれるICカードが挿入されており、個人情報を管理しています。
MNPなどで携帯会社を買えた場合、SIMカードが挿入されたままになっていることが多く、SIMカードを抜く必要があります。
分割払い中に買取をしてもらうときは赤ロムに注意
スマホの機種代金を分割払いで購入している人がほとんどだと思います。
分割支払い中、端末の所有権は携帯会社にあります。
その分割払い中に支払いが滞ると、車のように没収されることはありませんが、端末の通信に制限をかけることを携帯会社ができます。
ロックを掛けられてしまったスマホ端末を「赤ロム」といいます。
買取査定時に赤ロムの場合は、買取を行ってもらえません。
上記のようなことを避けるためには、以下の支払い方で端末料金を払うようにしましょう。
- 事前に端末代金を一括で支払う
- 売った後にその代金で残りの端末代金を支払う
- 売った後も2年の契約が終わるまでは毎月端末代金を支払う
ネットワーク利用制限の確認
端末代金が払えていないなどの理由で携帯会社に端末のロックを掛けられている場合、売却することはできません。
また端末の状態について、ネットワークの利用制限がかけられていないか確認する必要があります。
docomo・au・SoftBankのホームページ上で確認することができます。
毎月の携帯料金を払い忘れたことがない人は、特に心配する必要はありません。
携帯を止められたり、支払いがいつも遅れたりしている人はよく確認しておいてください。
機種の初期化をしておく
個人情報の不正利用は法に触れる問題になるため、買取業者も初期化を徹底するよう対応しているところが増えています。
売りに出す前に、端末に入っている個人情報は必ず初期化しておきましょう。
パスワードはもちろんですが、クラウド上のデータの移行など、利用しているサービスは一通り見ておくと安心です。
SDカードを抜き忘れない
SDカードが入ったままで郵送してしまったり、売却してしまったりする人は少なくありません。
その場合は買取業者が一定期間保管し、連絡がない場合は処分されるようです。
この保管期間は買取業者によって異なりますが、売却してしまう前に必ず確認しておきましょう。
買い取りサービスを選ぶ方法
買取サービスにほとんど違いはなく、在庫状況などにより買取価格が各社変動しているだけ、という場合がほとんどです。
ホームページで買取価格相場がわかりますので、売る前に必ず買取価格相場をチェックしてみてください。
少しでも高く買ってくれそうな買取サービスを選ぶようにしましょう。
また小さなことですが、口座への振込手数料を取る業者もあります。
少しでも高い金額を手に入れたいと考えるのであれば、細かい点をチェックするようにしましょう。
高く売れるスマホの条件。商品の状態がよく、最新機種のもの
高く売れる条件は、次の3つとなります。
- 人気機種・最新機種
- 商品状態が良い物
- 箱や説明書を揃える
日本のiPhoneのシェアは60%~70%と、世界的に見てもかなり高くなっています。
人気の高さゆえに、中古になってもなかなか価値が下がらないものがほとんどです。
新しい機種が出ると、数カ月はどの携帯会社も入荷待ちとなるので、その数ヶ月間はプレミア価格で売れることがあります。
また2年使用したあとでも良状態を保てていれば、比較的高い金額で買ってもらえることが多いです。
スマホを売ることを考えているのであれば、ケースや保護フィルムなどを利用して本体が傷つかないようにしておきましょう。
備品が揃っているのも高額で買取を行ってもらうには、購入時の備品は保存しておくようにしましょう。
少しでも高く売るには、機種変更や解約の時にSIMフリーにしておく
中古スマホを購入する人の目的のほとんどが、格安SIMを利用するためです。
格安SIMとして機能性があり、需要が高いものであれば買取価格は高くなります。
SIMフリー端末にするということは、簡単に言えば格安SIMでも使えるようにすることなのです。
機種変更の時や解約時にSIMフリーにしてもらうことは可能です。
将来的にスマホを売ろうと考えているのであれば、「SIMロックを解除してください」と店員さんに伝えて手続きを踏みましょう。
まとめ スマホを高く売るには知識が必要
スマホを高く売ろうとすれば、スマホの知識が必要となります。
そういったことを勉強するのが面倒だと考えるのであれば、携帯会社に下取りをしてもらうのが一番良い方法です。
オークションやフリマアプリを利用して個人取引を行えば、一番高く売ることができます。
そこまではしたくないけど少しでも高く売りたいと考えるのであれば、宅配買取が一番便利です。
宅配買取業者の指示に従い送付するだけで、一定の金額で買い取ってもらうことができます。
またわからないことがあれば逐次聞くことができますので、安心して売却するという点ではオススメできる方法です。