- 子供が独立したのでピアノを売りたい
- 引っ越しで運ぶ費用がかかるのでピアノを売りたい
- 子供がピアノ教室を辞めたのでピアノを売りたい
上記のようなさまざまなきっかけから、ピアノを売りたいけどどうしたらいいかわからない…。
ピアノを売る人のほとんどが購入したピアノ業者に買取ってもらったり、あまり比較せずにピアノを売ってしまうため、非常に損をしていることが多いのです。
そういったことが無いように、ピアノ買取業者の選び方や気をつけることを紹介します。
ピアノを売る3つの方法
ピアノを売る方法は次の3つの方法があります。
ただし、ピアノの種類によっては向かないものもありますので、売りたいピアノに合わせて方法を選んでください。
- 個人取引をする
- 楽器屋に売る
- 出張買取サービスに売る
個人取引をする
グランドピアノやアップライトピアノは重量があり、素人では運ぶのも大変なものです。
そのため個人取引をするには不向きですし、ほぼ不可能です。
電子ピアノやエレクトーンであれば、ヤフオク・ラクマ・メルカリなどで個人取引を行って売ることができます。
運送費に気をつければ業者に売るよりも高く売ることができますが、搬入搬出などの手間を考えるとあまりオススメはできません。
楽器屋に売る
購入した楽器店で売る人が一番気軽に行えることから多いと思います。
買い替えの場合は、特に楽器店に下取りに出すというケースも多いでしょう。
そういった人は他店と比較することが少なく、その楽器店での言い値で売ってしまいがちです。
他の業者の査定額と比較し、納得した値段で売るようにしてくださいね。
出張買取サービスに売る
ネットで多くのピアノ出張買取を行っているところが多数あります。
ピアノを高く売るには、多くのサイトでの買取見積もりをしてもらい、売るのが一番簡単で高くることができます。
ネットの出張買取サービスを選ぶ時の注意点
ネットで「ピアノ」「買取」と検索すると多くのページが出てきて、結局どこがいいのかわかりませんよね。
ネットの出張買取サービスの選ぶ時にすることを紹介します。
別途費用がかからないところを選ぶ
最近では少なくなりましたが、見積もり・審査費用・運送料などを請求する業者があります。
必ず家に来てもらう前にホームページをチェック、または電話で問い合わせをしておくようにしましょう。
出来るだけ多くの買取見積もりをとる
その会社の在庫状況や流通ルートなどによって、ピアノの買取価格は変動していきます。
そのため、できるだけ多くの業者に買取見積もりをしてもらうと良いでしょう。
一括見積もりサイトを利用すれば、一番高値で買い取ってくれる業者を比較検討できます。
各業者に対応しないといけないという煩わしさはありますが、数万円の差が付く場合もあるので、手間を惜しむのはもったいないかもしれません。
以下は主なピアノ買取業者です。
買取サービス | 公式サイト |
引越し侍のピアノ買取 | https://hikkoshizamurai.jp/piano-kaitori/ |
ピアノ買取センター | https://www.pianocenter.jp/ |
ズバットピアノ買取比較 | https://www.zba.jp/piano-kaitori/ |
見積もり業者の中でも人気を集めているのが、引越し侍のピアノ買取です。
元々引っ越し業者の一括見積もりから始まりましたが、ピアノの査定や中古車査定など幅広く取り扱うようになりました。
最近では、「ハナユメ」という結婚式場の比較サービスのCMでも有名ですね。
サイトの使いやすさには定評があるので、どこに依頼しようか迷ったら引越し侍で決まりですね。
ピアノを売る前にやっておくこと
スムーズな交渉や取引をするためには最低限知っておくべきことや、準備が必要なことがあります。
売る前にしておいたほうが良いことを紹介しておきます。
- 付属品や保証書があるかチェック
- ピアノの機種名・型番などをチェック
- 電子ピアノの場合は使えるかチェック
- ピアノの状態をチェック
- ピアノの買取相場をチェック
付属品や保証書があるかチェック
付属品や保証書があるかチェックしておきましょう。
付属品があるのと無いのでは査定額が変わりますので必ずチェックしておきましょう。
特に電子ピアノの場合は、付属品が多くついていると思いますので探しておきましょう。
でも「保証期間を過ぎているけど、それでも保証書が必要なのか?」という疑問が残ります。
例え保証期間が過ぎてしまっていても、基本的には保証書をつけて売却するようにしてください。
その理由は2つあります。
1つは次項目であるように、保証書があれば型番などが簡単にわかるからです。
もう1つの理由としては、ピアノを購入した年月日がわかることです。
例えば、製造年月日が古くてもたまたま売れ残ったものを購入した場合、製造年月日=使用した期間と判断されます。
それよりも、購入後○○年使用したと判断される方が高く買取って貰える場合があります。
保証書が残っている場合は、必ずピアノと合わせて買い取ってもらうようにしましょう。
ピアノの機種名・型番などをチェック
ピアノを売る前に、そのピアノのブランド名・機種名・製造番号・ペダルの本数をチェックしておきましょう。
おおよその相場を知る場合や、見積もり依頼する時に必要になります。
調律検査カードや保証書を見れば簡単にわかりますが、これらがない場合は次の箇所を確認しましょう。
- ブランド名:鍵盤の中央に記載
- 機種名・製造番号:アップライトピアノの場合…天屋根の蓋を開けると記載されています。
- 機種名・製造番号:グランドピアノの場合…鍵盤側の高音部分の屋根を開けると記載されています。
買い取りされるピアノは30年前のものまで
多くの買取業者の買取対象となるピアノは、製造年月日が30年前の物までとなっているケースが多いです。
25年~30年前のピアノは、そもそも買い取ってもらえればラッキー、程度のものだと思っておきましょう。
ピアノは処分費用がかかるものなので、処分費用がかからずに処分ができたと考えたほうがいいかもしれません。
電子ピアノの場合は使えるかチェック
長く使わなくて置いておくと、電子部品が錆びついて使えなくなっていることがあります。
手続きを済ませて、いざチェックする時に音が鳴らなくてダメだった、では大変ですよね。
必ず電源をつけて、一通り音がなるか程度のチェックはしておきましょう。
ピアノの状態をチェック
長年使用していないピアノは手続きを進める前に状態をチェックしておきましょう。
またピアノを少しでも高く売りたいのであれば、最低限の掃除はしておきましょう。
査定の時にホコリをかぶっている状態だと、業者が掃除する行程が発生するため、査定額は下がってしまいます。
そういったことが無いよう、自宅で行える範囲でクリーニングを行っておきましょう。
査定に出す前にやっておきたいピアノのメンテナンスは以下の2つです。
- ピアノ全体の清掃
- 鍵盤部分の清掃
ピアノ全体の清掃
長く使っていないピアノの場合、ホコリをかぶっていることが多いといえます。
楽器用のハンディモップやクリーナーを使って優しく拭き取りましょう。
手垢など汚れが目立つ部分は、水気をしっかり切った雑巾で丁寧に拭いていきます。
ボディはピアノクリーナー、ピアノ専用のクロスを用意すればキレイに仕上がります。
またペダルを磨く場合は、コンパウンドという研磨剤を使えばピカピカにできますよ!
ピアノカバーをしている場合は、一度洗濯をしておくと良いでしょう。
鍵盤部分の清掃
鍵盤部分は、皮脂や汗がついてしまい黄ばんでしまっている事がありますので、鍵盤専用クリーナーで拭き取っておきましょう。
ただしデリケートな部分なので、クリーナーの液剤が鍵盤内部に入らないようにしましょう。
注意:鍵盤の中には、象牙などの特殊素材を使用しているものもあります。
そういったものにはクリーナーは使えないので注意が必要です。
わからない場合は、乾拭きを行う程度にしておきましょう。
ピアノの買取相場をチェック
複数の出張買取審査を受けるのは面倒だと思います。
業者によっては出張費用を取られるところもありますので、注意が必要です。
まずはメールでの買取見積もりなどを利用しましょう。
先程も少しだけ紹介しましたが、ネットでの見積もり依頼なら一括見積サイトが便利ですよ!
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