- もう着なくなった服を売りたい。
- 太って服が切れなくなった。
- ミニマリスト・断捨離で服が売りたい。
お金が無いから少しでもお金になるものはない?
など服を売りたいと考える人は多いと思いますが、実際に服を売りにいったことは少ないと思います。
服を売る方法は様々ですが、ホントのところどの方法が一番高く売れるのでしょうか。
このページでは、服を高く売る方法について、様々な点からまとめました。
服を売ってお金になるの?
まず大前提として、大人用の服を売ってお金になるのでしょうか。
結論としては、2~3年以内に売られたブランドの洋服であればお金になります。
とても人気の高い商品であれば、3年以上前のものでも需要があり、高額で売却できることもあります。
服がくたびれてないことを考えると、遅くても2~3年くらい前のものがベストでしょう。
しかしブランドの服といえばTシャツでも2~3万円することが多く、ブランドのもので販売価格の20%~30%くらいで売れる事が多いです。
ファストファッションやノーブランドのものは、あまり高く売れないと考えておいたほうが良いでしょう。
一方、子供服は非常に需要が高い売り物です。
子供は服を汚すのが当たり前ですから、できるだけ安く購入したいと考える人が多いですね。
せっかく買ったけど嫌がって着ない、成長して着れなくなった…。
こうした衣服が新品同様でタンスやクローゼットで眠っているのであれば、一度整理して売りに出してみてください。
服を売る方法別メリット・デメリット
服を売ってみようと考えても、どれが良いのかわからない人のために簡単に解説しますね。
服を売る方法はいろいろとありますが、大きく分けると次の4つになります。
メリット | デメリット | |
オークション フリマアプリ |
高額になる可能性が高い | トラブルが多い |
店頭 | 即日でお金にできる | 安く引き取られる |
宅配買取 | 確実にお金にできる | ノーブランドは買取不可 |
フリーマーケット | ノーブランドのものは高く売れる | 場所代を取られることがほとんど |
- オークション・フリマアプリ
- 店頭
- 宅配買取
- 地域のフリーマーケット
オークション・フリマアプリで売る
ヤフオク・ラクマ・メルカリ・フリマなどが一般的なネットでの販売方法となります。
各オークション・フリマアプリによって利用している年齢層、よく売れているものが違います。
一度どういったものが出品されているのかを見て出品をしてくださいね。
また個人取引になりますので、服についたにおいやちょっとしたほつれなどでトラブルになる場合があります。
トラブルを避けるには、周りより少し値段を下げて「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」と一言添えるのも方法です。
1品1品売るので非常に手間はかかりますが、うまく行けば店舗や買取業者に売るよりも高値で売れる可能性があります。
店頭で売る
セカンドストリート・OFF HOUSE(ブックオフ)が全国展開している中古服を扱っているお店が有名です。
全国展開しているので、買取価格も安定し安心して買取ってもらえます。
ただ、買取価格が高額になることはあまりありません。
本やアクセサリー・靴などいろいろなものを売るついでなど便利に買取ってもらうことができます。
地域の店頭買取をしている店もありますが、買取知識が不十分な場合は相場より安く買い取られる可能性があるので注意が必要です。
宅配買取に売る
ネットで申込みをし、ダンボールに洋服を詰めて送れば買取を行ってくれる便利なサービスです。
日中の仕事が忙しいなど、なかなか時間が取れない人にはありがたいですね。
買取価格は現物を見て判断されるので、商品を送って買取価格を提示され、了承するとその金額が振り込まれます。
買取額に納得できず、買取拒否をすると商品を返送してくれますが、その場合の送料は自腹になることが多いです。
また商品数が多くないと利用できないこともあります。
地域のフリーマーケットに出店
地域のフリーマーケットに出店をするのもひとつの方法です。
しかし出店料として5,000~10,000円かかることがほとんど。
さらに商品が必ず売れるとは限らないので、手間と労働の割にお金にならないことが多いです。
安全で楽に服を売れる買い取りサービスがおすすめ
服を売りたい場合はフリマや店舗への持ち込み、ネットサービスを利用した方法などいろいろあります。
ただフリマの場合は出店料がかかりますし、店舗への持ち込みは手間がかかります。
そう考えると、一番楽に買い取ってもらえる方法はネットのサービスを利用する方法でしょう。
近年は良心的で仮に買取拒否しても、返送料無料のサービスもあります。
これなら初期費用や余計な利用料もかかりません。
自宅に届いた段ボールに詰めて返送するだけなので簡単です。(荷物も宅配業者が取りに来てくれます)
直接相手と接することもないのでトラブルに巻き込まれることもなく、安全に買取してもらうことが可能です。
買い取りサービスを選ぶ方法
次に、買い取りサービスを選ぶ方法について紹介します。
衣類の買い取りサービスを利用する際は、まず、買取サービスで買取ってもらえるものを把握しておく必要があります。
大人用の服だと、ブランド物だけを買取ってくれる買取サービス。
またファストファッション・ノーブランドでも買取ってくれるサービスと分かれます。
子供服の場合もブランドのものが高く取引され、ファストファッション・ノーブランドはほとんど取引されていません。
しかし、子供服は人気が高くショップの数は大人と比べ非常に多いといえます。
ブランド服を高く買取ってくれるサービス
大人用のブランド物を中心に買取ってくれる有名なサイトは次の3つです。
ブランド品と言っても、グッチやシャネルのようなハイブランドだけではなく、デパートの婦人・紳士服売り場で売られているる安価なブランド品でも買い取ってもらえる場合もあります。
リーバイス・エドウィンなどのブランドジーンズなどもOKです。
買取額がつかない場合の返却料も無料なので、まずはこちらの3社を試してみましょう。
買取サービス | 公式サイト |
バイセル | https://www.speed-kaitori.jp/ |
ブランディア | https://brandear.jp/ |
フクウロ | http://vector-kaitori.jp/ |
ファストファッション・ノーブランドでも買取ってくれるサービス
ほとんどの買い取り業者はファストファッション・ノーブランドの買取は行っていません。
ファストファッション・ノーブランドの物ですから、1着良くて50円くらいだと考えておきましょう。
買取サービス | 公式サイト |
ツーハンズ | https://www.two-hands.net/ |
ティファナ | http://www.tifana.net/ |
この2つ以外にも、ファストファッション・ノーブランドを買取ってくれるサービスもあります。
1キロ1円~200円程度が買い取りの相場です。
ブランド品を混ぜてしまうと、一緒に安く買い叩かれてしまうので、ブランド服を処分する場合は、バイセルなどのサービスを利用してください。
子供服に力を入れている買取サービス
子供服の場合でも、子供服ブランドが取引されています。
ノーブランドのものは、買取対象外となっているところが多いといえます。
先ほど紹介した、ツーハンズ・ティファナは子供服のノーブランドでも買取を行っているのでそちらを利用してください。
買取サービス | 公式サイト |
ミラクルボックス | kaitori.miraclebox.jp |
アローズ | https://child-arrows.com/ |
キッズセカンズ | http://www.kids2nds.co.jp/ |
高く売れるブランド名
では、どういったブランドのものが高値で取引されているのかが次のリストになります。
これらは、あくまで例です。これら以外にも高値で取引されているものもありますので、買取してもらう前にチェックしてください。
レディスブランド | メンズブランド | キッズブランド |
FOXEY | Supreme | ミキハウス |
Drawer | COMME des GARCONS | 白金よつば |
CHANEL | RALPH LAUREN | RONI |
Rene | THE NORTH FACE | BONTON |
BLACKLABELCRESTBRIDGE | Paul Smith | mezzopiano |
少しでも高く売るためにしておくべきこと
いくら安くなるとは言え少しでも高く売りたいと考えるのは当然のことだといえます。
少しでも高く売る方法を紹介します。
ただし、ノーブランドの場合はもともとの買取値段が安いためそれほど効果がないものがあります。
- アイロン・クリーニングをする
- シーズン前に売る
- まとめて売る(店頭・宅配買取の場合)
アイロン・クリーニングをする
中古品といっても出来るだけ新品に近いものを買いたいのが消費者心理だといえます。
そのため、個人での取引・買取業者に売る場合でも洗濯・クリーニングをしてから売るほうが高く買取ってもらうためのポイントとなります。
シーズン前に売る
その服のシーズン少し前が、買取価格が一番高くなっている時期になっています。
例えば、秋物であれば8~9月など少し前に売るようにしたほうが良いといえます。
買取業者も在庫を多く抱えたくないと考えているため、秋物を11~12月に売ろうとしても保管期間が長くなるためあまり高く売れることはありません。
販売開始の年であっても、シーズン終わりに売るのではなく、翌年のシーズン前に売るほうが良いといえます。
まとめて売る(店頭・宅配買取の場合)
服を売るときは、最低でも20点以上で売るほうが良いといえます。
宅配買取の場合は、ダンボール1箱単位で買取を行うところがほとんどです。
服の質量にもよりますが、きれいに服を畳んでいれるとなるとだいたい20着以上は必要となりますので、それくらいは用意するようにしてください。
店頭で売る場合も大量に買取の場合は、買取点数でプラス○○円といったキャンペーンを行っていることが多いので、そういったキャンペーンを利用すると普段の買取価格より高く売ることができます。
服が売れないけど捨てられないときは、服を寄付する
服を売るのは面倒だけど、お金にならないのなら売っても仕方がない。
でもまだ着れるのに処分するには気が引ける…。
そういった場合には、服を寄付するのはいかがでしょうか?
服を寄付すると言うのは、服を貧しい国に送ったり、大量に集まった服をお金に買えてワクチンや教育の発展などに利用されたりします。
タンスやクローゼットで眠っているよりは良い活用方法かもしれません。
服を寄付するにも取扱ができないものがありますので、取扱ができないものは除外して送るようにしましょう。
服の寄付ができるサイトは次のサイトです。
フクサポ
送った服をリユース・リサイクルでお金に買えて資金援助をしたり、送った服を国や地域を超えて有効利用するプロジェクトです。
取扱いできる服
まだ着用のできる服はOKです。春夏・秋冬・季節を問わず受付可能。子供服、スーツなども可能。
クツ・カバン・アクセサリー・帽子・ネクタイ・ベルト・ショール・マフラー・手袋・ハンカチなどの服飾雑貨も可能。
靴下や下着やタオルは新品(未開封や新品タグ付き)のみ可能。
取扱いできない衣料について
- 制服や体操服、企業名の入っている作業着
- 不衛生な衣料(カビ・虫食い・未洗濯・血液などの付着・大きなシミ汚れなど)
- 破損や劣化で商品として使用が出来ないもの
- ぬいぐるみやカーテン・布団などの着用できない布類
- 同じ形、同じデザインの衣類が10着以上になる場合
※イベント用に作ったTシャツや作業着など(10着以内の場合はOK)
フルクル
送った服をリサイクル業者に買取ってもらいそのお金をミャンマーやベトナムの支援活動にあてられます。
http://www.baj-npo.org/Donation/index06
送れるもの
衣類であれば下記の「送れないもの」以外何でも回収可能です。
- カバン・靴(「送れないもの」以外何でも回収可能です)
- 毛布、バスマット、シーツ、下着(新品のみ)
- ベルト
- マフラー
- ぬいぐるみ
- ダウンジャケット
送れないもの
- 制服、学生服、作業着、着物
- 社名や学校名が入ったもの
- ふとん、まくら等の綿が入っているもの
- スリッパ、長靴、ゴム製品
- 雑巾、ひも、ハンガー
まとめ 服を売る・寄付を考えているなら対象のものを知る
服が高額になるのは、ブランド物だけと考えておきましょう。
使用感があるものは、ブランド物でも売れない場合があるので、多くても10回着ていないものがいいと考えられます。
着なくなった洋服を捨てるのはもったいないと考えるのなら、寄付をするのが簡単に服を処分できる方法です。
また送ったものの重量単位で買取ってくれる業者もあります。
売ろうと考えると、販売先を探したり、手続きなどが多く金額の割には面倒なことのほうが多いこともあります。
寄付するのも多少の手間はありますが、着ない服をタンスやクローゼットの中にあるよりか誰かに使ってもらうほうが価値がありますよ。