食費は節約しやすいといわれていますが、その中でも昼食代を節約できれば、大きな節約効果を期待できるでしょう。
昼食費用を節約するには、先に明確な予算を立てることが役立つかもしれません。
1週間の昼食代をあらかじめ決めてしまえば、無駄な出費をしないよう心掛けることができます。
そのほか、昼食節約のアイデアについてご紹介していきます。
昼食の節約アイデア7選
自宅で昼食を食べる人、職場で昼食を食べる人、それぞれにふさわしい節約方法があるでしょう。今回は、主に職場での昼食代を節約するアイデアについてご紹介します。
- 主食を米から別のものに変える
- 外食は控える
- 安い食材で弁当を作る
- 作り置きをしておく
- 店のグレードを下げる
- ご飯だけ持参する
- 業務用スーパーを活用する
主食を米から別のものに変える
日本人の主食はお米だという意識が強いと、主食を変えることに抵抗を覚えるかもしれません。
しかし、お茶碗一杯のご飯の値段がパンやパスタよりも高いことを知れば、昼食だけ主食を米から別のものに変えるように動かされるはずです。
ちなみに、米の値段によって異なりますが、お茶碗一杯のご飯の値段はおよそ24円~60円ほど。
一方、うどんは一玉20円~30円、食パンも一枚20円~30円以下ですから、昼食だけでも主食を別のものに変えれば、それだけ節約効果があるといえます。
外食は控える
お昼にランチを食べに行くのが楽しみになっている人もいらっしゃるかもしれませんが、食費を節約しようと思うなら、外食はできるだけ控えるようにしましょう。
1回のランチで800円~1,000円使うよりも、自宅から弁当を持参すれば昼食代を50%もしくは60%以上も節約することが可能になります。
安い食材で弁当を作る
自宅から弁当を持参することで昼食代を節約することができますが、弁当に詰めるおかずを安い食材で作ることができるおかずにすれば、さらに節約効果を上げることができます。
安価なもやしや鳥の胸肉で作ることのできるおかずのレパートリーを増やしたり、おつとめ品になっている野菜をうまく活用したりして、安くても美味しく、健康に良い昼食が摂れるように心掛けましょう。
作り置きをしておく
時間のある時などには、作り置きをして冷凍しておきましょう。
餃子やハンバーグなどメインのおかずのほか、茹で野菜や酢の物などのストックも作ることができます。
作り置きをしておくと、家事の時間短縮になるだけではなく、光熱費を節約する効果も得られます。
店のグレードを下げる
昼食代を少しでも節約したい、でも弁当を持参する手間は取りたくないというのであれば、ランチを食べに行く店のグレードを下げてみましょう。
ワンコインで昼食を食べられるような安い店を探してみるだけで、結構な節約になるかもしれません。
ご飯だけ持参する
弁当箱におかずを詰めるのが面倒だ、そもそもおかずを考えたり作ったりするのが面倒だ、というのであれば、ご飯だけを職場に持参することもできます。
おかずだけスーパーやコンビニで購入すれば、弁当そのものを購入するよりも昼食代の節約に繋がります。
業務用スーパーを活用する
昼食代を1日単位で考えるよりも、週単位で考えて予算を立てるなら、ストレスを感じることなく節約に励むことができます。
週単位で昼食代の予算を立てる場合、格安で大量に食材を購入できる業務用スーパーの利用がおすすめです。
一人暮らしだと業務用スーパーでの買い物を敬遠しがちですが、弁当のおかずになる冷凍食品などをまとめ買いしておくなら、昼食代の節約に繋がるでしょう。
まだまだある!昼食の節約方法トップ7
50人を対象に、「昼食代の節約方法」についてアンケート調査を実施しました。
その結果、いかに昼食代を節約しようかと、世の中のみなさんが努力されていることを知ることができました。
アンケートの結果から、実行者の多かった昼食代の節約方法のトップ7をご紹介します。
賢くスーパーを利用すれば大きな節約に!
アンケートの回答をまとめたところ、上記のような結果となりました。
具体的にどのように昼食代を節約しているのか、アンケート回答者の声をご紹介します。




どうしても外食しなければならない場合には、一般市民も利用可能な市役所の食堂を利用したり、コンビニイートインを利用したりして、昼食代を節約できるよう工夫できます。
さらに、前日の夜におかずを多めに作っておき、翌日の昼食分にすれば光熱費の節約にもなるでしょう。
昼食のグレードをワンランク下げてみよう
日中働いている人が昼食代を節約しようと思うなら、いま現在の昼食のグレードをワンランク下げることを意識しましょう。
例えば、これまでコンビニで弁当や飲み物を買っていたのであれば、コンビニではなくスーパーマーケットで購入するようにできるかもしれません。
もしくは、これまでスーパーマーケットで弁当を購入していたのであれば、ご飯だけ持参しておかずのみを購入するようにするなど、毎日100円でも200円でも以前より安くなるよう意識してみてはいかがでしょうか?
1回の昼食代を200円ほど節約できれば、出勤日の昼食代を1カ月4,000円以上節約することが可能になります。
これはダメ!真似しちゃいけない昼食の節約方法
昼食を節約するためにストイックになり過ぎると、将来的に健康を害する結果になるでしょう。ここでは、ぜひとも避けるべき昼食の節約方法をご紹介します。
サプリメントだけ
ダイエット中の女性にありがちですが、サプリメントや美容ドリンクのみで昼食を済ませてしまう人もいらっしゃるようです。
サプリメントで栄養バランスが摂れているから安心だ、と思っているなら注意が必要でしょう。
サプリメントは、あくまで栄養成分を補助する目的で摂取するためのものです。
そのため、極端な使用は避ける必要があるでしょう。
カップラーメンだけ
男性に多いのが、昼食をカップラーメンだけにする節約方法です。
もちろんたまに食べる分には問題ありませんが、毎日毎日カップラーメンばかり食べていると、栄養が偏って健康を損ねる可能性が大きいでしょう。
まとめ:昼食代を節約したいなら予算を決めて主食を変えてみよう
これまでお小遣いの中からなんとなく昼食代を出していたなら、まずは予算をはっきりと決めて、予算内で昼食を食べるよう努力しましょう。
また、昼食の主食をご飯ではなく食パンや麺類に変えるだけで、節約することができます。
外でランチを食べるのが大好きな人であれば、無理に外食を控えるとストレスが溜まるでしょう。
そのような場合には、食べる店のグレードをワンランク下げるよう意識すると良いかもしれません。