電気代を節約すれば、光熱費を最小限に抑えることができるかもしれません。
もはや電気のない生活など考えられませんが、無駄な電力はできるだけ消費しないよう心掛けましょう。
電気代を節約するためには、古い家電の買い替えや電力会社の変更が効果的かもしれません。
電力プランを見直せば、もっと高い節約効果を得ることができるでしょう。
そのほか、どのように電気代を節約できるのかについて詳しくご紹介していきます。
電気代を節約する10の方法
電気代を節約したいなら、下記の10の方法にトライしてみましょう。
- 電力会社を替える
- 冷蔵庫の温度調節を「低」にする
- コンセントから抜いて待機電力をカットする
- エアコンは自動運転に
- エアコンの室外機周りの環境に気を配る
- 冷凍庫の中をいっぱいする
- 深夜電気を活用する
- 契約アンペアを見直す
- 古い家電は買い替える
- テレビの電源はこまめに切ろう
電力会社を変える
電力会社の変更を検討してみましょう。電気料金は住んでいる地域によって異なり、電気の提供先が増えたことによって競争が生まれ、さまざまな料金プランの中から節約に最適なものを選ぶことができます。
冷蔵庫の温度調節を「低」にする
冷蔵庫の内部温度を「高」から「低」にすることで、約20%の節電に成功することが可能になります。
冷蔵庫の適正温度は、冷蔵室が1℃~5℃、冷凍室がマイナス18℃~マイナス22℃、そして野菜室が3℃~7℃です。
冷蔵庫の冷やし過ぎは電力の無駄使いになりますから、冬場は内部の温度を「低」に保って、電気代を節約することができるでしょう。
コンセントから抜いて待機電力をカットする
待機電力とは、コンセントに繋がれたままの家電が消費する電力のことを指します。毎月請求される電気代の中でも、待機電力が10%を占めているといわれています。
ですから、無駄な電力の消費を抑えたいのであれば、使用しない家電はすべてコンセントから抜いた状態を保つようにすべきです。
エアコンは自動運転に
エアコンをつけたり切ったりするよりも、自動運転に任せたほうが電気代の節約に繋がるでしょう。
エアコンを節約して使用しようと思うなら、設定温度をきちんと管理しましょう。
冷房時は28℃、さらには暖房時には20℃に設定しておくことで効果的に節約することができます。
エアコンの室外機周りの環境に気を配る
エアコンの効きを良くするためにも、エアコンの電気代を節約するためにも、室外機周りの環境に気を配ってみましょう。
通常室外機は、部屋の外に空気を排出する際に電力をもっとも消費します。
もしも室外機に直射日光が当たっていたり、地面からの照り返しにさらされていたりするのであれば、部屋の内部の熱を排出する効率が低くなり、消費電力が高くなります。
冷凍庫の中をいっぱいにする
冷蔵庫は中をいっぱいにすると冷気が通らずに消費電力の節約に繋がりませんから、間をあけて食材をしまうようにすると良いでしょう。
一方、冷凍庫はいっぱいに詰め込むことでお互いが保冷剤の役割を果たしますから、庫内の温度上昇を防いで電気代の節約に繋がります。
深夜電気を活用する
深夜電力は割引率が高く、電気代を節約しようと思うならぜひ活用すると良いでしょう。
それぞれの電力会社によっても割引率は異なりますが、夜間割引サービスの適用を受けると電気代が50%~70%程度安くなる傾向があります。
契約アンペアを見直す
契約アンペア数を減らせば、電気代を節約できます。10アンペア下げることによって、月250円ほど節約できます。
契約アンペア数の数は一度に使用する電気の量を目安にして、決定することができるでしょう。
基本的に契約アンペア数は50を目安にできますが、もしも契約アンペア数を下げる場合には一度に使用する電力を分散しながら使用するようにすると良いかもしれません。
古い家電は買い替える
10年前の家電と現在の家電とでは、節約効果にだいぶ違いがあるといえるでしょう。
まだ使用できるアイテムでも、古い家電は消費電力の消耗が激しく、使えば使うほど電気代がかさむ恐れがあります。
そのような場合であれば、思い切って家電を新しく買い替えたほうが、電気代をはるかに節約することができます。
テレビの電源はこまめに切ろう
テレビの電源をこまめに切ることで、電気代を節約することが可能です。
電気代はテレビの大きさによって変わってきますが、省エネモードを活用するほか、テレビを長時間見ない場合には主電源から切ったほうが節約効果は高いといえるでしょう。
アンケート回答をご紹介!電気代を節約するためにできること
電気代の節約に関してアンケートを取ったところ、下記のような回答を集めることができました。

電力自由化によって、これまでの電力会社だけではなく、携帯電話会社や鉄道会社なども電力を提供するようになりました。多くの企業が参入することで価格競争が発生し、高い割引を受けることが期待できます。

大きな家電はそれだけたくさんの消費電力を必要としますから、あえて小さめの家電を選べば電気代節約に繋がるかもしれません。また、なくても生活に支障がでない家電を使用しないことで、電気代を節約することができるでしょう。

できるだけ自然光に頼って生活し、早寝早起きを心掛けるなら電気代と共に暖房代の節約にもなるでしょう。

無理をして体調を崩しては元も子もありませんが、冷暖房の使用に制限を設けることで電気代を節約することができるかもしれません。
電気代を一番使用する家電トップ5は?
家族構成や家電製品の使用年数、メーカーや電力会社によって異なってきますが、一般的に電気代がもっともかかるといわれている家電トップ5をご紹介します。
1位 エアコン |
年間の電気代約16,000~50,000円 |
2位 洗濯乾燥機 |
年間の電気代約9,500~23,000円 |
3位 自動食洗機 |
年間の電気代約15,000円 |
4位 冷蔵庫 |
年間の電気代約8,400~10,000円 |
5位 照明器具 |
年間の電気代約1台につき3,200円 |
(参照サイトURL:https://enechange.jp/articles/large-consumption-consumer-electronicses)
年間の電気代が高い家電の使用に気を配るなら、自ずと電気代節約に繋がるでしょう。
エアコンや冷蔵庫は、現代の私たちの日常生活において必要不可欠なアイテムかもしれません。
ですが、もしも日常生活で「これがなくてもなんとかなる!」というアイテムがあれば、思い切って断捨離してみるのも電気代節約の一つの方法なのではないでしょうか。
まとめ:電気代の節約なら電気会社や料金プランを見直してみよう
電気代を節約したいなら、電気会社を替えたり料金プランを見直したりしてみると良いかもしれません。
電気代比較サイトを使えば、簡単に安い電力会社を見つけることができるはずです。
また、電気代節約のために家電の使い方にも気を配ると良いでしょう。
エアコンの室外機や冷蔵庫の設置方法、さらには内容物の入れ方に少し気を配るだけで節約になります。
面倒臭がって現状維持をしていては、一向に電気代を節約することができませんから、常日頃から意識的に電気代節約アクションを起こしていきたいですね。