「髪を切りたいけど、お金がないなぁ…。」
そんな悩みを持つ人にオススメしたいのが、「カットモデル」です。
プロの美容師に0円や低価格でカットしてもらえるので、節約にもなりますよ。
さらに、最近では「カットモデル」をするための「アプリ」もあるようです。
アプリで手軽にカットモデルになれるなんて驚きですね。
安く髪を切りたい人にとってメリットいっぱいの「カットモデル」について詳しく解説していきます。
カットモデルの収入相場やアプリの詳細についても説明しているので、お役に立てれば幸いです。
そもそもカットモデルとは?美女やイケメンじゃなくても大丈夫?
「カットモデル」は、モデルとなって無料で髪を切ってもらうことです。
詳しく説明すると、カットモデルは「練習モデル」と「撮影モデル」にわけることができます。
「練習モデル」とは新人美容師や、アシスタントの練習台になるためのカットモデルのことです。
今回紹介するカットモデルは、誰でもできるこの「練習モデル」になります。
「撮影モデル」とは、ヘアカタログに掲載する写真を撮るために募集するモデルのことです。
美容院が運営しているサイトのヘアカタログにモデルが載っているのを見たことがある人もいると思います。
美女やイケメンのモデルに美容院側が依頼し、髪形をビフォーアフターで撮ってそれを載せるイメージです。
美容師や理容師は、細かい規定などがあり、ある程度「場数」を踏まなければデビューできません。
場数を踏むために、カットモデルを募集してカットの練習をしています。
カットモデルは、美容師の練習台になる代わりに、本来ならカット代5,000円かかるところを無料にしてもらえます。
お互いウィンウィンの関係が成り立っています。
カットモデルをすれば、美容室に髪を切りに行く費用を浮かせることができるので、節約にもなりますね。
カットモデルのアプリ|minimoやカトモがおすすめ!
そんな美味しいカットモデルの仕事を、スマホのアプリで手軽に見つけられる時代になりました。
以前なら、お店の告知ポスターで知ったり、美容院に直接聞いたりしないといけませんでした。
他にも方法はありましたが、街でスカウトされるか、美容院で直接オファーされるか、という運次第でした。
今では、アプリならいつでもどこでも探すことができるので、お店側も利用者もありがたいですね。
カットモデルのアプリには、「minimo」や「カトモ」があります。
それぞれの特徴を簡単に説明していきましょう。
「minimo」は、地域検索が細かくでき、自宅や学校、会社近くの美容室を簡単に探せます。
美容師の口コミやレビューなども載っているので、口コミが知りたい人におすすめです。
「Minimo」は利用者が300万人を突破しているため、登録している美容院の数が多いことも特徴です。
参考:Minimo https://minimodel.jp/
「カトモ」は男性向けの募集が多いので、男性におすすめです。
男性で「minimo」のカットモデルの応募に落選したら、次は「カトモ」で再チャレンジしましょう。
もちろん、「カトモ」では女性の応募もできます。
参考:カトモ http://lp.cutmo.com/
どちらかだけではなく、両方ダウンロードしておくと便利ですね。
昔と違って、今はカットモデルアプリのおかげで、お店がわざわざ募集しなくても済みます。
そのため、アプリから応募した人がカットモデルをする傾向が強いでしょう。
カットモデルの相場は?絶対に0円?逆に支給されることも
カットモデルの相場は、美容室によってバラバラです。
新人美容師の練習台のため、無料の場合もありますが、本来支払うべきカット代3,000~5,000円の半額の場合もあります。
カラーに使った薬剤の代金のみで1,000円~2,000円というところもあります。
また、一部のお店では、心ばかりの現金を、カットモデルに支給してくれることもあります。
でも髪が再びカットできる量になるまで伸びるのに平均で2~3か月かかります。
そのため、カットモデルとして働くには1年で最大4~6回ということになります。
カットモデルのメリットは?無料で髪を切ってもらえる!
カットモデルをするメリットを紹介していきます。
ここまでお読みになった方であれば、メリットはすでに理解していると思いますが、まとめてみますね。
- 無料で髪を切ってもらえるのがうれしい
- カット以外のカラーやパーマも無料になることがある
【カットモデルのメリット】1.無料で髪を切ってもらえるのがうれしい
これがカットモデルにとって一番嬉しいメリットです。
女性の場合、美容院ならカット以外にトリートメントをすることがあると思います。
お店によって若干違いますが、カットにヘアケアを追加すると通常6,000円を超えることも多いですよね。
ですが、カットモデルとなって、仕上がりに何の問題もなければ、その6,000円は払わなくて済みます。
6,000円もあれば学生さんなら大金です。生活に充てられますし、欲しいものも手に入ります。
【カットモデルのメリット】2.カット以外のカラーやパーマも無料になることがある
カットモデルなので、カット以外はできない?なんてことはありません。
カット以外ではカラーやパーマも無料で施術してもらえる場合があります。
例えば、黒髪の男性がカットモデルとなって、新人アシスタントに金髪に染めてもらうとします。
男性の場合、お店によって違いますが、カラーだけでも3,000円ぐらいはしますよね。
これがタダになり、仕上がりに問題がなければラッキーです。
すべての店舗でカラーやパーマが無料で実施されているわけではありませんが、有料のお店でも最低半額の補助はしてくれることが多いです。
もちろん、新人美容師がカットしている側には、ベテランの先輩も一緒にいます。
カットモデルのデメリットは?新人だから時間がかかることも
カットモデルの仕事にデメリットはあるのでしょうか。
実は、メリットばかりではありませんので、デメリットも紹介していきますね。
- こちらからの日時が指定できない
- カット後に、出来上がりの確認のため写真を撮られることがある
- プロのスタイリストより倍くらい時間がかかる
【カットモデルのデメリット】1.こちらからの日時が指定できない
カットモデルは、自分の好きな時間に髪を切ってもらうことができません。
美容室は、カットモデル募集の段階で「何月何日の20時~」といった指定をします。
なぜなら、閉店後などの営業時間外や、月曜日などの定休日などを活用していることが多いです。
美容師も仕事が優先ですので、営業時間内にカットモデルだけの時間を作ることは難しいです。
無料で髪を切ってもらえるので、カットモデル側が時間を合わせるしかありません。
【カットモデルのデメリット】2.カット後に、出来上がりの確認のため写真を撮られることがある
カットモデルは、カット後の仕上がりを確認するため、写真に撮られることがあります。
新人アシスタントの仕事具合を先輩が判断するためでもあります。
募集要項に書いてある場合とそうでない場合があります。
カットモデルを副業とみなされたら、副業を禁止している会社にバレると大変なことになる人もいるかもしれません。
公務員は立場上、副業が禁止になっているので、カットモデルの写真がどこかに漏れて判明してしまうと…、困りますよね。
また、お店の判断で仕上がり具合をネット上に載せられるかもしれません。
自分の顔が拡散されることに抵抗がある人には向きません。
カットモデルをすることになったら、カットしてもらう前に、「写真撮影はあるか」「顔も撮られるか」「顔写真をネットにアップするか」など確認しておきましょう。
【カットモデルのデメリット】3.プロのスタイリストより倍くらい仕上がりの時間がかかる
新人美容師がカットをするので、プロと同じ仕上がりになるとは限りません。
気が短い人には向かないでしょう。
例えば、プロのスタイリストに通常の料金を支払い、カットしてもらうコースで40分かかるとします。
それを、新人アシスタントが先輩の助言を得ながら行うので、同じカットコースでも60分、場合によっては倍の80分かかることもあります。
その間に世間話でもしていれば気がまぎれるかもしれませんが、相手は新人アシスタントです。
作業に集中していて会話がぎこちなくなったり、緊張で会話に気を取られて少し失敗されたりすることもあるかもしれません。
まとめ:カットモデルはデメリットを理解しアプリで見つけよう
カットモデルに選ばれれば、美容院でお金を払わずに髪を切ってもらうことができます。
普通に頼めばカットだけで数千円はしますから、お財布にやさしいですよね。
また、カットモデルのアプリは、カットモデルになりたい人が登録するアプリです。
アプリを登録しているお気に入りの美容院も、カットモデルを募集しているかもしれません。
ぜひ、カットモデルのアプリをダウンロードして、応募してみましょう!