借金がもう返せない、こうなったらもう、夜逃げして踏み倒すしかない。
借金地獄を悲観して、そんな考えに没頭している方もいるかもしれません。
しかし、夜逃げしたところで借金がなくなるわけもないことは、本人もよくわかっていることでしょう。
実際に夜逃げしたとして、例えばどんなことが起こるか考えたことはあるでしょうか。
夜逃げには不安なこと、心配なこと、そして数え切れないほどのデメリットがあります。
最終的に夜逃げしてよかったかどうかは、その人本人にしかわかりません。
ここでは、実際に夜逃げした方、その家族の方にお話を伺うことができました。
独占インタビューの中で、本当に恐ろしかったこと、夜逃げした結果どうなったのか、その末路をご紹介していきます。
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夜逃げした人の末路。夜逃げする前不安だったこと、夜逃げしてよかったことを聞いてみた
今回のインタビューにお答え頂いた方々のプロフィールをご紹介する前に、まずは結論を伺いましょう。
Q.夜逃げする前、一番不安だったこと、心配だったことはなんでしたか?
夜逃げの最大の恐怖は、「債権者にいつ見つかるかわからない」こと。
一時的に逃げられたとしても、債権者は様々な方法で夜逃げした本人を追跡します。
そして何よりも、夜逃げは家族を巻き込む行為です。
小さな子どもやパートナーと一緒に逃げたとして、その後はどうなるのでしょうか。
大切な家族の人生を棒に振るようなことは、決して避けたいことですよね。
Q.実際に夜逃げしてよかったと感じたことはなんだったのでしょうか。
夜逃げには本当にいいことなんてひとつもない、毎日不安に思うことばかりだ…。
そんなリアルな声がお分かりいただけるでしょうか。
なぜこのお二人がこうした夜逃げをせざるを得なくなったのか、詳細なプロフィールと一緒に紐解いていきましょう。
夜逃げした当時のこと。借金理由やその総額はどのくらいだったのか
今回インタビューにお答え頂いたのは、こちらのお二人です。
Uさんはひとりで、当時小学生だったKさんは家族と一緒に夜逃げを敢行しました。
お二人はなぜ夜逃げという選択をすることになったのか、借金理由を聴きました。
二人の夜逃げ理由。自分の借金と父親の借金…
Uさんは自分自身の生活費がままならず、借金に頼った生活を続けてしまったようですね。
一人暮らしの方に多いのが、生活費を借金で補ってしまい、やがてそれに慣れてしまうこと。
Uさんも同じく、どんどん返済に圧迫され、生活が苦しくなり、また借金をする、という悪循環に陥ってしまっています。
Kさんは自身の借金ではなく、父親の借金が原因で、家族全員で夜逃げをしました。
夜逃げといっても逃げ続けるほうでなく、一時的に行方を眩ませる逃げ方をしたようですね。
Kさん自身も語られていますが、まさしく「その場しのぎ」でしかない方法です。
Q.夜逃げした時の具体的な方法や、持ち出したものはどんなものですか?
Uさんは友人を頼り、僅かな荷物だけを持って車で移動しました。
夜逃げの多くは夜間に行われますが、Uさんの場合は早朝に敢行したようですね。
Kさんの場合は一時的な夜逃げだったためか、特に逃げるわけでもなく、リゾート地での宿泊を行ったようです。
それでも0時を回った時間に起こされ、車で移動したとなれば、Kさんの父親はやはり「夜逃げ」をしようとしていたのでしょう。
夜逃げしたあとのこと。一番怖かったことはどんなことだった?
二人が夜逃げしたあと、一番怖かったと感じたエピソードを伺いました。
住民票を移すことができなかったUさんは、毎日取り立ての恐怖に苛まれていました。
夜逃げにおいて最も恐ろしいことは、やはりいつバレるか、見つかってしまうかわからない恐怖です。
Uさんの場合信頼できる友人に頼っていたとのことですから、その友人への影響も心配だったでしょう。
また時間が経って住民票を移したら、すぐに取り立てがきた、ということも気になりますね。
どれだけ時間が経っても、借金をした事実が消えない、ということの現れです。
Kさんの夜逃げは3日ほどで終わり、その後自宅へ戻ったあとは取り立てが再開されたようです。
当時小学生だったKさんにとって、これほど恐ろしい経験はないでしょう。
夜逃げは自分自身だけでなく、家族にも大きな迷惑をかける行為だということがわかります。
Q実際に.夜逃げして困ったこと、不便だと感じたことはどういったことですか?
Uさんが一番困ったことは、住民票が移せなかったこと。
病気になっても健康保険が使えず、病院に行けないことは、本当に命に関わる大問題ですよね。
また口座振込の給与がもらえないなど、様々な不便が出ています。
小学生だったKさんにとって、自宅へ訪れる取り立て業者は本当に恐ろしかったことでしょう。
来客や学校でも萎縮してしまい、友人との距離感を図ることも難しくなってしまっていますね。
パートナーや子どもがいる場合、夜逃げという選択肢は絶対にしてはいけません。
大きな心の傷となるばかりでなく、暴行や暴言の対象となるリスクもあるのです。
夜逃げする前に、相談できる味方を作っておくことはとても重要です。
まずは無料で相談できる窓口を利用して、債務整理ができないか検討してみましょう。
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いま夜逃げする前に。夜逃げ経験者が語る「まずやるべきこと」とは?
それでは最後に、夜逃げする前にやるべきこと、考えるべきことをお二人に伺いましょう。
Uさんは、とにかく「夜逃げは回避すべきだ」とコメントされました。
夜逃げすると住民票の移動ができなくなり、通院や仕事に難が出ることはご紹介したとおりです。
またUさんは独身かつ、1人で夜逃げしましたが、決して簡単でも身軽でもありませんでした。
家族や子どもがいる方は、その人生も大きく狂わせてしまうことを心得ておきましょう。
父親の夜逃げに巻き込まれてしまったKさん。
もしも夜逃げするのであれば、「一生を賭して家族を守ること」を考えてほしいと言います。
とにかく夜逃げしなければならない状況を回避するために、債務整理などの具体的な方法も挙げてくださいました。
Kさんの言うとおり、現代社会で夜逃げして、確実に逃げ切ることはほぼ不可能と言えるでしょう。
夜逃げする前に…借金地獄から脱出する方法
夜逃げをしても穏便な生活を送れるというわけではありません。
それより現実的なところに目を向けて「借金を返すには」、「借金を減らすには?」という視点で考えた方が良いです。
借金をしている人は、「金利などで余計に返さなければいけない」と思っている人が多いですが、実はそうとは限りません。
日本の法律では借金を減額できる方法があります。
それは債務整理を行うこと。
例えば、借金300万円が220万円に、借金600万円が0に、ということが可能なんです。
しかもマイホームなど資産を手放すことなく減額が可能。
もちろん審査や条件があるのですが、消費者を守るための債務整理を選択することで借金の減額も可能になります。
例えば任意整理を選択すれば債務者から直接請求がなくなり、代理人を通じて金利ゼロで返済期間を延ばして対応する事も可能です。
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まとめ:夜逃げは一時的な現実逃避でしかない。まずは法に則った対応を考えるべき
今回インタビューにお答えいただいたUさん、Kさん、本当にありがとうございました。
お二人とも、「夜逃げは回避すべき」「夜逃げをする状況を終わらせる」など、夜逃げに対して非常に否定的なコメントを残されました。
夜逃げを経験したからこそ、そのデメリットや家族への影響を懸念する気持ちがよく現れています。
例え夜逃げに成功したとしても、住民票が移せないことで生じる問題は見逃せません。
家族がいるのなら、尚の事夜逃げなどという選択肢を取るべきではないでしょう。
まずは債務整理や、返済するまでの道のりをしっかりと判断するべく、第三者の目を入れるべきです。
国民生活センターや弁護士事務所など、借金についての相談先はたくさん設けられています。
1つでも多く利用して、今ある借金を夜逃げすることなく精算することこそ、借金地獄を回避する最善策と言えるでしょう。
またネット上でも、無料で相談できる窓口はいくつもあります。
以下にそのうちのひとつをご紹介していますので、一度参考にしてみてくださいね。