カードローンなどの借金50万円を返済する際に、まずは生活費を見直すことが大切です。
自分では気がつかないうちに、無駄な買い物をしていることは少なくありません。
とはいえ、人によっては、生活費の見直しだけでは厳しいケースもあります。
この場合には、弁護士や司法書士への無料相談を受けるのが有効です。
状況に応じて債務整理を勧められることも考えられます。
ここでは、借金50万円の具体的な返済方法について解説していきます。
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借金50万円の具体的な返済計画。まずは借金額の詳細を確認しましょう
借金50万円を返済するための最初のステップとして、返済計画を立てることがあります。
返済計画の立て方は、次の順番で進めていくと良いでしょう。
- 借金額の確認
- 生活費の見直し
- 現実的な返済計画
1.借金額の確認
借金の返済は、まずどこからどのくらい借りているのか?を知ることが重要です。
仮に借金50万円を複数から借りている場合、次のような表にしてみるとわかりやすくなります。
※元利均等返済で計算しています
借入先 |
借入額 |
金利 |
利息 |
月々の返済額 |
カードローン |
30万円 |
15% |
3,749円(初回) |
10,000円 |
クレジットカード |
20万円 |
18% |
3,000円(初回) |
10,000円 |
30万円(金利15%)を毎月1万円ずつ返済した場合、38ヶ月(3年2ヶ月)かかります。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=300000&i=15&r=10000&y=2018&m=1&t=r
20万円(金利18%)を毎月1万円ずつの返済で完済するためには、24ヶ月(2年)が必要です。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=200000&i=18&r=10000&y=2018&m=1&t=r
借金額をきちんと把握するために、利用明細は捨てずに必ず保管するようにしましょう。
もし紛失してしまった場合には、借入先の金融機関に連絡をして、借金額を確認してください。
2.生活費の見直し
借金額の確認に続いて、生活費の見直しをします。
ここでは、月給25万円の一人暮らしの生活費の内訳を例とします。
内訳 |
金額 |
月給(手取り) |
250,000円 |
家賃 |
80,000円 |
光熱費・電話料金 |
20,000円 |
食費 |
60,000円 |
遊興費 |
70,000円 |
返済金額 |
20,000円 |
この項目の中で、家賃や光熱費は必ずかかる「固定費」に該当します。見直せるものには、電話料金と食費と遊興費があります。
電話料金の見直し
今や1人が1台持つことが一般的になりつつあるスマートフォンですが、料金プランの見直しで月々の支払金額が大きく変わることもあります。
携帯電話の料金プランは複雑でわかりにくいため、もう一度じっくりと確認することをおすすめします。
また大きく節約したいのであれば、格安SIM端末などへの切り替えも検討してください。
食費の見直し
単身者で外食が多い場合には、少しずつでも自炊をしてみることが、生活費の削減につながります。
ただし、栄養面を考えることは忘れないでください。旬の食材を上手に利用することで、美味しくて栄養のあるものが食べられます。
しかも旬の食材は安価なので、時節によってはレシピも豊富です。ぜひ自分のお気に入りを探してみてくださいね。
遊興費の見直し
遊興費は、趣味や遊びに使っているお金です。
人付き合いによっては、「これだけは削れない」というこだわりがあるかもしれません。
週に2回遊びに行っていた場合なら、週に1回にするだけでも、トータルでは大きな節約となります。
3.現実的な返済計画
生活費を見直した結果、返済に充てられる金額が増えると思われます。その金額を上限額として、月々の返済額を決めていきます。
例えば30万円(年利15%)を月々1万円から2万円に増やすことで、17ヶ月(1年5ヶ月)で完済できるようになります。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=300000&i=15&r=20000&y=2018&m=1&t=r
同じように20万円(年利18%)を月々2万円の返済とした場合、11ヶ月で完済します。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=200000&i=18&r=20000&y=2018&m=1&t=r
借金50万円(年利15%)であれば、月々2万円の返済で31ヶ月(2年7ヶ月)で完済となります。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=500000&i=15&r=20000&y=2018&m=1&t=r
借金50万円(年利15%)を月々3万円の返済にすると、19ヶ月(1年7ヶ月)と1年早く完済できます。
参考:https://www.loankeisan.com/bin/revolving?a=500000&i=15&r=30000&y=2018&m=1&t=r
返済計画は、冠婚葬祭などの急な出費があることも踏まえた上で立てるようにすると、より効果的です。
借入額 |
年利 |
月々の返済額 |
完済までの期間 |
50万円 |
15% |
1万円 |
79ヶ月(6年7ヶ月) |
50万円 |
15% |
2万円 |
38ヶ月(3年2ヶ月) |
50万円 |
15% |
3万円 |
17ヶ月(1年5ヶ月) |
50万円 |
15% |
4万円 |
14ヶ月(1年2ヶ月) |
50万円 |
15% |
5万円 |
11ヶ月 |
弁護士や司法書士への無料相談も、借金解決には重要な糸口
借金50万円の返済方法として、弁護士や司法書士への無料相談を利用する方法もあります。
司法書士は140万円までの負債(借金)に関する債務整理の手続きが可能です。
借金が140万円を超える場合は、弁護士のみ手続きが認められています。
借金50万円の返済についての無料相談受付をしているところには、以下のようなものがあります。
- 法テラス(日本司法支援センター):http://www.houterasu.or.jp/
- 国民生活センター:http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
- 全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会:https://www.cre-sara.gr.jp/index.html
- 日本クレジットカウンセリング協会:http://www.jcco.or.jp/
最終手段としての債務整理…どうしても返済が難しいのであれば
借金50万円の返済に四苦八苦してしまい、生活が困窮してしまうようであれば、債務整理を検討してみても良いかもしれません。
借金50万円の債務整理としては、任意整理を選択するのが現実的です。
任意整理とは?将来利息をカットして毎月の返済額を抑えることができる手続き
弁護士などを代理人に指名し、カードローン会社などと、返済方法について交渉してもらう方法です。
複数の借入先が存在する場合、返済する借入先を選ぶこともできます。
裁判所を通さない手続きのため、自己破産や個人再生のようなリスクが少ない手続きでもあります。
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まとめ:50万円の返済はかなり現実的に突き詰めればなんとかなる
借金50万円の返済のためには、借入額をきちんと把握し、生活費を見直しつつ、現実的な返済計画を立てることがポイントとなります。
しかし、病気や怪我など、どうしても返済厳しい場合には、無料相談の利用や債務整理を検討してみてください。
債務整理を行うことに、金額の多い少ないは関係ありません。
大切なのはいまの生活を続けていくにあたって、返済を続けられるかどうか、という点です。