借金500万円といえば、住宅ローンや自動車のローンをイメージする人もいるかもしれません。
もしくは友人などの連帯保証人になるパターンがあるでしょう。
ところが実際には、カードローンなどからの借金が500万円となっているケースも少なくないようです。
ここでは、借金500万円を抱えた人への具体的な返済方法を解説していきます。
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借金500万円の月々のリアルな返済額。毎月10万円以上の返済になることも
まず最初に、借金500万円の金利ごとの月々の返済額と、完済までの期間を5年ほどとして表にまとめてみました。
借入先 |
借入額 |
金利 |
月々の返済額 |
完済までの期間 |
合計返済額 |
銀行の住宅ローン |
500万円 |
1.5% |
86,549円 |
60ヶ月(5年) |
5,192,937円 |
カードローンA社 |
500万円 |
8% |
101,381円 |
61ヶ月 (5年1ヶ月) |
6,082,893円 |
カードローンB社 |
500万円 |
10% |
106,235円 |
60ヶ月(5年) |
6,374,079円 |
カードローンC社 |
500万円 |
12% |
111,222円 |
60ヶ月(5年) |
6,673,301円 |
カードローンD社 |
500万円 |
15% |
118,949円 |
61ヶ月 (5年1ヶ月) |
7,136,955円 |
カードローンE社 |
500万円 |
18% |
126,967円 |
60ヶ月(5年) |
7,617,989円 |
※元利均等返済、ボーナス払いなしで計算しています
参考サイト:「ローン計算シミュレーション@ローン計算」
三井住友銀行カードローン「毎月返済額シミュレーション」:http://cardloan.smbc.co.jp/pc/payment_simulation/input1
完済までの期間を5年ほどと仮定した場合、銀行の住宅ローンを除けば、月々10万円から12万円以上の返済額となることがわかります。
仮に月給の手取り額が25万円とします。
12万円の返済となると、およそ収入の半分を毎月5年間支払い続けることになります。
住宅ローンであれば、持ち家という形で完済後は「資産」となります。
一方で、借金500万円の場合は完済しても原点に戻るだけなので、モチベーションをいかに保つかがポイントとなるでしょう。
借金500万円を自力で完済するための方法とは。まずやるべきは見直しから
借金500万円を自力で完済するための方法として、次のようなものがあります。
- 生活費の見直し
- 月収をアップさせる
- 個人資産の売却
- おまとめローンや借り換えローンの利用
1.生活費の見直し
前述したように、借金500万円を5年ほどで完済するためには、月々10万円から12万円ほどの返済を続けることが条件となります。
そのためにも、まずは生活費の見直しをすることから始めることが大切です。
ただし賃貸物件に住んでいる場合、家賃や水道光熱費などは、毎月確実にかかる固定費の扱いとなるため、ここでは変更しないものとします。
電話料金を減らす
スマートフォンの料金プランを見直すことで、月々の電話料金を節約できるケースがあります。
料金プランは複雑なものがほとんどのため、もう一度契約しているプランを確認することをおすすめします。
さらに安くするのであれば、格安SIM端末などに切り替えると、毎月2,000円程度で済むこともあります。
外食を減らす
外食の回数を減らすことで、月々の返済額を増やすことも可能です。
自炊をしたり、お弁当を作って持参するのも良いかもしれません。
ただし、健康や栄養バランスには注意してください。
もし身体を壊したら、さらに高額な医療費を支払うことになり、元も子もありません。
遊興費を減らす
遊びや趣味のための遊興費を減らすことも、生活費を見直すためには必要です。
とはいえ、月に1回から3回程度は息抜きができるレベルにしておいた方が継続しやすいでしょう。
2.月収をアップさせる
借金500万円の返済のためには、生活費の見直しと同時に、月収をアップさせることも重要です。
といっても、公務員や金融機関に勤務している人の場合、副業は禁止されています。
残業が多く、就業時間が長い人もいるかもしれません。
そのため、可能であれば、休日などを利用して本業に支障が出ない程度に、アルバイトなどをするのが現実的な解決法かもしれません。
また、クラウドワークスやランサーズなど、ネット上から受注できる仕事をコンスタントに引き受けるのも良いでしょう。
株式投資やFX、仮想通貨などでかえって借金が増えたということにならないように注意してください。
3.個人資産の売却
持ち家や自動車などの個人資産があるようなら、売却して借金500万円の返済に充てることで、元金を減らすことにつながります。
元金が減ることで、返済期間が短縮されます。月々の返済額も減らせるかもしれません。
あまり着なくなった衣服などを、フリーマーケットなどで販売して、現金化するのもひとつの方法です。
インターネットのオークションサイトを利用するのも良いかもしれません。
4.おまとめローンや借り換えローンの利用
借金500万円の借入先が複数となっているようなら、おまとめローンを利用する方法もあります。
1社からの借り入れの場合なら、借り換えローンに変更することで、金利や月々の返済額を減らせる可能性があります。
債務整理を踏まえた無料相談
借金500万円を個人で完済するのが厳しいようなら、無料相談で返済のためのアドバイスを受けてみることをおすすめします。
状況によっては、債務整理をすることで、完済に近づきやすくなります。
無料相談は、法テラスや国民生活センターなどで受け付けています。
またネット上から匿名で行える診断窓口もありますので、こういったサービスを活用するようにしてください。
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まとめ:一気に返済しようとせず、毎月コツコツと積み重ねていくことが重要
借金500万円を5年で完済するためには、月々10万円から12万円ほどの返済額を継続する必要があります。
毎月かなり大きな金額を返済に充てることになるため、かなり切り詰めた生活を強いられることになるでしょう。
生活や健康に支障をきたすようであれば、無料相談を受けた後、債務整理も視野に入れてみることも解決のための糸口となります。