一時期はせどらー達のホームグラウンドといえばAmazonでした。
しかし2、3年でメルカリ等のフリマアプリが勢い持ち、多くのせどらー達はより売れやすい方に流れてしまいました。
せどらー達の間ではもうAmazonのせどりでは稼げないという声も聞こえてきました。
実際のところAmazonのせどりは稼げなくなってしまったのか?現状はどうなのかをリサーチしました。
稼げなくなったと言われた原因はAmazonの出品規制
Amazonのせどりは稼げなくなってしまったと言われた原因の一つは【出品規制】にあります。
この出品規制とは、一部のメーカーや商品カテゴリーにおいては許可を取らないと出品することができないルールです。
具体的にこの出品規制のルールは段階的に以下の3パターンに分かれます。
- Amazonで販売できる商品とできない商品がある。
- 販売できない商品の中には、事前に申請をすることでできるようになる可能性もあるものもある。
- 事前申請も受付けておらず、販売不可の商品もある。
Amazonの出品規制の種類は?
Amazonの出品規制の商品は、大分別すると大きなカテゴリーに対しての出品規制と、ブランドやメーカー単位での出品規制の2つに分けることができます。
- 『食品・ドラッグストア・ビューティー』
- 『一部のブランド・メーカー』
食品・ドラッグストア・ビューティー
このパターンは大きなカテゴリーに対しての出品規制です。
しかし、このパターンの場合、例えば「ドラッグストアカテゴリーの出品許可」を取ることができれば、このカテゴリー内の商品のほぼ全てが出品できることになります。
一部のブランド・メーカー
大きなところでいくとSONYやPanasonic等、ブランド、メーカー単位での出品規制になります。
この場合では家電・カメラのカテゴリーで出品できたとしてもSONYやPanasonicの商品は出品できないということになってしまいます。
上記のパターンであるとSONY、Panasonicのメーカー単位での出品許可をもらう必要性が出てきてしまいます。
出品規制がかけられているカテゴリー
以下はカテゴリーそのものに出品規制がかけられているので、もし出品したいなら事前申請をしなくてはいけません。
- ジュエリー
- 時計
- Amazon限定商品
- ストリーミングメディアプレーヤー
- ミュージック
- イタリア製品
この中でも特に問題になったのがミュージックのカテゴリーです。
せどりの定番といえばまずは本ですが、その他に定番品といえばCD・DVDだからです。
これらの商品はミュージックカテゴリーに属しているので、ミュージックカテゴリーが出品規制になると痛手を受けたせどらーが多かったようですね。
出品規制は全員に適用?
出品規制が誰に適用されるか、ということに関してAmazonは公式には発表していません。
ですので本当のところは誰にもわからないのです。
上のCD・DVDの件に関しても規制されていない人もいますし、即効規制がかかったという人もいます。
要するにその商品の販売実績があるかないか、という部分も大事になってくるのでしょう。
昔からバリバリせどらーをやっていたけど、過去にあまりCD・DVDを売らなかった。
さてこちらのジャンルにも手を出してみようとしたら出品規制になっていた…という事例もあるみたいですね。
要するに対象の商品を過去に販売実績がないアカウントであれば出品規制される可能性があるということでしょう。
もちろん前提として、登録時期が浅ければ浅いほど出品規制されるということでもあります。
本当にAmazonのせどりでは稼げなくなったのか??
厳密に言えば全く稼げなくなった訳ではありません。
規制の対象になるよりずっと以前から運用をして信頼を積んでいるアカウントであれば、問題なく出品できたり、事前申請で出品可能なのです。
ただし今から始めようとして新しいアカウントを取得すると、出品できない商品が沢山出てきてしまいます。
また2018年には大きな出品規制がくるとも言われています。
こういった理由から初心者でこれからAmazonせどりに参入する人が稼げないということになってしまっているのです。
これからせどりを始めるならメルカリ
上記の通りAmazonせどりは年々初心者の参入が厳しくなってきています。
副業として月10万くらいを目標とするならメルカリをオススメします。
ただしメルカリにもメリットの部分と、デメリットの部分がありますので、そのあたりをしっかり考慮した上で選びたいですね。
メルカリのメリット
メルカリは7000万ダウンロード(2017年12月)を誇り、利用ユーザー数、商品の売れるスピード等が早いというところに人気があります。
出品から配送までアプリ内で簡単に完結できてしまうことや、配送時の匿名配送システムは個人情報保護の観点でも便利です。
メルカリのデメリット
メルカリのデメリットを挙げるとするなら、メルカリは個人同士のやり取りを主体としているので業者の参入は認めていないことです。
また、配送システムが便利になったとはいえ、自社で倉庫から配送システムまでワンストップで保有しているAmazonには利便性で敵いません。
メルカリではビジネス利用用途での運用は、悪質と判断された場合最悪アカウントの停止や凍結の恐れもあります。
メルカリを使ってビジネスをしたいというならばあまり欲張らず、少額収入の副業レベルで考えておいた方がいいです。
それでももっと稼ぎたいという人はスマホでできる副業もあります。
自宅でも簡単にできるものもありますので、メルカリのせどり同時に活用することで安定した副収入を得ることが可能になります。
まとめ:今からせどりをするならメルカリせどりをやるべき!
今後も予想される出品規制などのことも考えると、今からやるのにAmazonのせどりはオススメはできません。
メルカリは業者の参入は認めていませんので個人副業レベルのせどりをやるなら、ユーザー数も圧倒的に多いメルカリでやるべきです。