月収100万円あれば、あれとコレを買って、まだこれだけ残るなぁ。
誰もが一度はそんなファンタジーに浸った経験はありますよね。
統計によると、年収1,000万円以上(=月収約100万円以上)の人は、推定で200万人強、労働人口に占める割合は4%強と言われています。
たしかに人口比率で見ればかなり少ないですが、学校の1クラスに2人か3人いると考えれば、あながち無理ではありませんよね。
そこで、ネットビジネスで月収100万円以上を稼ぐ(私)現役社長が、100万円にたどり着くための現実的なルートを紹介するとともに、月収100万円生活の現実についてリアルに告白します。
それがあったか!現実的月収100万円へのルート6選
月収100万円以上の人の職業は多様です。
医者、弁護士、会計士、政治家、研究者。
このあたりは誰もが思いつくかと思いますが、こういった一部の人だけがなれる職業ばかりではありません。
誰もが努力次第でたどり着ける100万円への道は次の6つです。
- 就職・転職
- 脱サラ開業
- フランチャイズ
- ネットビジネス
- 投資家
- ネットワークビジネス
就職・転職
ハードワークですが、最も現実的です。
新卒時が最大のチャンスですが、既卒・転職組でもチャンスはあります。
キーワードは2つ。
コミッション制、外資系です。
外資系は年俸制で成果に応じた収入が得られるところが多いです。
外資系企業でなくても、成果に応じたコミッション制を敷いている会社は多いです。
成果がわかりやすいという意味で、職種はほぼ営業職のみに絞られます。
常時求人しているようなベンチャー企業でも月収100万円は可能ですが、給与体系が明確でなく、不透明なままに年収が下がることもあります。
従って、知名度の高い会社が無難です。
40代を超えてからでもがんばり次第で月収100万円を超えられるところも多くあります。
転職・就職で100万円を目指せる代表的な職種
- カーディーラー
- 不動産・住宅関連
- 生命保険会社
- 太陽光発電
- その他コミッション制の営業
給料が高いぶんハードワークなため、求人は多く出ています。女性でも生保営業なら月収100万円超えますよ。
脱サラ開業
頑張り次第で、やったぶんだけ収入になるのが、自営業の良いところです。
ただし、月収100万円を超えるためには、条件があります。
- 在庫を持たない
- 人を雇わない
- 店舗を持たない
この3つが揃っていれば、廃業のリスクが少なくなります。
全てを揃うのが難しければどれか2つでもクリアしていると、月々のコストが下がります。
例えば、自宅でエステや治療院を開業すれば、これらの条件をクリアできます。
ネットショップや通販ビジネスを自宅で行えば、あとは在庫管理だけですね。
逆に飲食店などは、この全ての逆になるので潤沢な開業資金と、事業ノウハウがない限り参入すべきではありません。
自宅開業できて利益率が高い仕事
- ネイルサロン
- エステサロン
- 整骨院・整体院
- 習い事の先生
- SE・プログラマー
- 動画制作・編集
フランチャイズに加盟する
自分でやりたいことや、これといった経験がない場合は、フランチャイズに加盟するのもひとつの手段です。
ロイヤリティとして月々の支払いは発生しますが、事業運営の様々な面をサポートしてくれるので、自らイチから開業するよりも、スタート時の困難さは少ないです。
フランチャイズ加盟の難しさは、フランチャイズ本部選びにあります。
営業後もずっと本部の業績に左右されますし、運営方針の転換などが、自社の営業に大きな影響を与えることになります。
フランチャイズ加盟については、頻繁に説明会などを行っていますが、可能であれば本社を訪れて、経営者や責任者の話をじっくり聞いてみることをおすすめします。
フランチャイズで人気の業種
- ブランド品・金・プラチナ買い取り
- 学習塾・個別指導
- マッサージ・リラクゼーション
- ハウスクリーニング・リペア(修理)
- 高齢者向け配食
ネットビジネス
ネット通販、アフィリエイト、せどりなどの転売ビジネス。
ネットを使ったビジネスの最大のメリットは、小規模で始められることです。
通販ショップも一から始めれば顧客がつくまでに時間がかかりますが、すでに顧客がついているサイトを譲り受けるという形もあります。
アフィリエイトサイトの運営もしかりです。
アクセスのあるサイトを購入することも可能です。
近年サイト運営は、不動産投資などに比べて投下資本の回収が早いことを理由に、投資対象になるケースも多いです。
1サイトで月収100万円は厳しくても、複数サイトを運営すれば、比較的実現しやすいです。
投資家
投資の腕一本で100万円を目指す道です。
2017年は仮想通貨で1億円プレーヤーが続々と誕生しました。
ビットコインはすでに高騰した感はありますが、それ以外のマイナーコインはまだ可能性を秘めています。
パソコン1台で始められるので、開業コストという点では、ずば抜けて優秀です。
投資スキルは必要になりますが、自分が培ったノウハウを販売する、または投資ブログを書いて、アフィリエイト広告を貼るなどをすれば、不安定な投資収益をある程度は安定化させることはできます。
会社づとめしながら、腕を磨くという意味でも一番やりやすい手法だといえます。
ネットワークビジネス
ネットビジネスと1文字違いですが、全く種類が異なります。
30代以上の人なら、一度は声をかけられたという人が多いのではないでしょうか。
アムウェイ、ニュースキン、モデーア…。
無店舗販売代理店を増やす、MLM(マルチレベルマーケティング)です。
「ねずみ講」「無限連鎖講」といったマイナスの側面もありますが、事実アムウェイなどは一億円プレーヤーが国内に多数います。
営業力が非常に重要なため成功する確率は低いですが、人脈とお金を両方手に入れながらビジネスが出来る点が魅力です。
ただし、人脈に頼らずとも稼げる現代において、人気に陰りは見せています。
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経験者から学ぶアムウェイの上手な断り方。友達関係に傷をつけずに断る
疎遠になっていた友人から急に連絡がきて、誘われるがままに付いて行くと怪しいセミナー会場だった…という経験をした人は多いと思います。 そう、いわゆるアムウェイの勧誘というものです。 勧誘は大学在学中、も ...
副業で始められる方法を選べば失敗が少ない
転職するという方法を除き、ここで紹介した方法はすべて副業から始められるものばかりです。
フランチャイズに関しても、週末起業からスタートできる業種が多くあります。
いずれにしても、初月から売上100万円以上というのは難しいので、会社員の安定さを享受しながら、副業で可能性を模索するのがベストでしょう。
もらってわかる、月収100万円生活の現実
月収100万円にあこがれて仕事を始めたけど、もらってみたら意外に普通だった。
むしろ不安や不満もたくさん、というのが本音です。
「それでも、月収100万円もらえたら、幸せでしょ?」といいたくなりますが、お金があっても不幸せという世界も実はあるのです。
- 安定しなければ、心はいつも不安
- ともに喜べる仲間がいないと寂しい
- やりたいことがなければ持て余す
安定しなければ、心はいつも不安
アフィリエイトや、せどり転売など、ブームに乗って短期的に売上が跳ねるということがあります。
単月売上1,000万円ということも珍しくありません。
ところがブームが去ってしまうと、売上は急降下します。
ネット通販も含めて、ネットビジネスは検索エンジンの順位に依存している部分が大きく、順位変動で売上を左右されることがあります。
先月は売上500万だけど今月は50万だったというように、安定しないといつかゼロになるのではという不安が常につきまといます。
一時的に100万円を手にすることは、周りからは羨ましく見えても、本人は不安でいっぱいということも少なくありません。
ともに喜べる仲間がいないと寂しい
成功した投資家に多いですが、一人でトレードしているので、人付き合いが極端に少ないというケースがあります。
株やFXで儲かっているという話をおおっぴらにすることもできず、こっそりほくそ笑むというのがパターンのようです。
日本は労働に対する美意識が強く、不労所得を得ている人に寛容ではありません。
逆に言えば一人で稼いだ場合、海外でセミリタイア生活をエンジョイする、というような目標があれば、充実した生活が送れます。
やりたいことがなければ持て余す
稼いだお金の使い途が決まっていなければ、時間を持て余すことになります。
100万円の月収を稼ぐくらいですから、一般的な会社員よりも努力している点は多いはずです。
それなのにお金の使い途が決まっていないとなれば、そのハードな生活を続ける、もしくは無職として長い一日を日々過ごすことになります。
これでは、何のために頑張ってきたかわかりませんね。
少し話がずれますが、宝くじや遺産相続、まとまった退職金など、突然大金を得た人にもこいう傾向が起こりがちです。
商売も人生も出口戦略が重要です。
稼いだお金をどう使うか、限られた時間をどう使うかを決めておかなければ、その後の充実した人生は送れません。
まとめ:会社員を続けながら副業で100万円を目指す
月収100万円生活には、その人にしかわからない辛さもあります。
お金は大切ですが、お金を得てからお金以外の大切なものに気づくことは多いです。
会社づとめでしか得られない人脈、スキル、達成感などを享受しながら、本業収入と合わせて100万円を目指すことをおすすめします。