「せっかくバイトで社会経験を積むなら、将来就職に有利になるバイトをしておきたい!」
学生の間は色々なバイトで経験を重ね、就職に役立てたいという方は多くいますよね。
極端な例ですが、「コンビニ」と「塾講師」では、明らかに後者のほうが役に立つ…そう考えている人は多いかもしれません。
でも、コンビニバイトで学べることは決して少なくありません。
様々なことを同時並行で行うマネジメント力や、業務の効率的な捌き方を学ぶにはうってつけです。
このようにどんなバイトであっても、決して将来の役に立たない、ということはないのです。
ここではそんなバイトの中でも、特に就職に役立つバイトを厳選して紹介!
将来やりたいことのため、一度は経験しておきたいアルバイトをまとめて解説していきます。
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就職に役立つオススメアルバイト業種6選!
それでは早速、「将来就職活動に役立つ!」と言われるアルバイトを6つ紹介していきましょう。
- ホテルフロントスタッフ
- ブライダルスタッフ
- コールセンター・テレアポ
- IT系エンジニア
- アパレル・飲食店・サービス業
- 塾講師
ホテルフロントスタッフで作法を学ぶ!
- 電話応対、接客対応ができる
- マナーや作法が身につく
- たくさんの仕事をさばく技量が身につく
ホテルフロントの業務量は莫大です。
お客様に笑顔で対応することはもちろん、経理から案内まであらゆることを同時並行でこなします。
気配り能力はもちろん、効率よく仕事をこなす力もしっかり身につくと評判です。
基本的には立ちっぱなしの仕事ですので、体力と接客に自信がある方に向いています。
ブライダルスタッフで基本的なマナーを学ぼう
- 接客マナー、ブライダルにおけるマナーが身につく
- 柔軟な対応能力が身につく
- やりがい重視の仕事の楽しさがわかる
ブライダル業界に憧れている方は、男女問わず少なくありませんよね。
冠婚葬祭の場面でのマナーはもちろん、ちょっとした言葉遣いまで丁寧に指導されます。
また新郎新婦によって「やりたい式のスタイル」が異なるので、臨機応変な対応が求められます。
仕事における「やりがい」を求める方にこそオススメしたい業種です。
コールセンター・テレアポは事務系なら必須!?
- クレーム対応スキル、電話対応などビジネスマナーが極められる
- 話し言葉が丁寧になる
- タイピング力がつく
コールセンターなど「電話」を使う職種では、基本的なビジネスマナーが網羅できます。
話し言葉の使い方や発声、クレーム対応に至るまで、就職したあとも使えるスキルばかりです。
また素早い入力も必須となるため、タイピング速度もどんどん上がっていきます。
IT系エンジニアバイトは小さい会社で
- SEとして実務経験を積める
- 働きながらプログラミングを学べる
将来IT系・エンジニア職を目指すという方は、バイトで実務経験を積むのがセオリーです。
実際に現場に入ってみなければ、そのスピード感やプログラミングについて学ぶことはできません。
となるとやはり名の通った大企業に目が行きがちですが、まずはぐっと堪えましょう。
比較的小さな会社であればエンジニアのバイトの募集がされているので、ぜひ検討してみてください。
アパレル・飲食店・サービス業は鉄板中の鉄板!
- 接客対応、クレーム対応のすべてが学べる
- チームワークの大切さを実感できる
- 効率よく仕事をこなす
就職活動をするうえで、一度くらいは経験しておきたいのが販売業全般です。
接客対応はもちろん、チームでの業務を体感できるため、就職後もどんどん活用していけます。
また基本的に業務量の多い仕事ばかりなので、より効率的に働くための作業手順を考える力も身につけることができます。
将来教員を目指すなら迷うことなく塾講師
- 教員として授業を体感できる
- 実務経験が積める
- 子どもたちとの接し方を考えることができる
将来教員や、それに準じた職に就こうと考えている方は、迷うことなく塾講師を選ぶべきです。
「家庭教師」ではないのは、あくまでも「授業形式」にこだわった実務経験を積むため。
子どもたちと「講師」「生徒」として触れ合う経験は、教職員となったあとでも確実に役立ちます。
ちなみに社会人が思う「役に立つバイト」トップ3は…やっぱり「接客業」!
2015年に行われたバイトルの調査によると、「就活に役立つ職業」は以下の3つの職種でした。
- フード・飲食
- 販売
- サービス業
希望する職種にもよりますが、やはり「接客対応」は就職活動において大きな手応えを感じる経験のようですね。
このように、とにかく「接客業」が重要だと思う方は少なくありません。
どんな仕事も客商売である以上当たり前なのかもしれませんが、どうしてそこまで「接客業が大事」だと思うのでしょうか。
ここからは、よく就職活動に有利だと言われる3つの企業について見ていきましょう。
よく言われるスタバとユニクロ、ディズニーバイトの「とある共通点」とは?
就職活動において「有利になる」と言われる企業として、よく挙げられる名前があります。
- スターバックスコーヒー
- ユニクロ
- ディズニーランド
この3つは先程もあげた「接客業」に該当しますが、接客業なら他にもたくさん企業がありますよね。
それではどうして、この3つが大きく取り沙汰されることが多いのでしょうか。
バイトだけど社員!?社員並のことをできるようになるけれど…
この3つの企業の共通点は、ズバリ「バイトだけど社員」に尽きます。
例えばディズニーランドでは、キャストが社員でもバイトでも、お客様が「夢の国」を楽しめるよう徹底した指導を行っています。
スタバでもユニクロでも、すべてのスタッフがお客様に同じ対応ができるよう、体制が整えられているんですね。
すなわち、「バイトだけど社員」…アルバイトなのにもかかわらず、社員と同程度以上の業務量が与えられている職種、ということになります。
これだけ見ると「ブラック企業」だと思う方もいますし、実際に心配している方も多いです。
もちろん評価をあげるためには、教えられたことだけでなく、臨機応変に自分で考えて対応する必要も出てくるでしょう。
どこで仕事をしたかより、結局学んだことのほうが大切!
実は、「アルバイトをした企業」よりも、こうした「臨機応変」のほうが就職活動には必須!
学生はそれまでの経験を重視してしまいがちですが、企業はその人の成長度合いを気にしています。
せっかく採用したのに、経験を活かすこともなく同じ位置にいるような人だと…厳しいですが、ちょっと残念ですよね。
アルバイトはもちろんしておくに越したことはなく、どんな職業でも学べることはたくさんあります。
ポイントは、「どこで仕事をしたのか」ではなく、「その仕事をして感じたこと」を、具体的に話せるかどうかにあります。
例えば「ユニクロで働いていました」だけでは、「へえそうなんだ」で終わってしまいますからね。
「そこでこんなことを学んで、なかでもこういうところが活かせると思います!」
そんな一言を交えるだけでも、そのバイト経験の意味が大きく膨らみますよね。
まとめ:バイト歴は企業には見られないが経験だけは物を言う!
バイト先を選ぶなら、できるだけ良いところを…と思う気持ちはよくわかります。
どんな仕事でも必ず学ぶことがあり、人生における重要な経験として役立ってくれるでしょう。
問題はその経験を、他人に対してどううまく説明するかにかかっています。
バイトを通して経験したことを話せるのであれば、企業をより好みする必要はありません。
ただし企業によってはバイトと社員の区別をつけていない、キツイ業務を課す場合もあるので注意して働くようにしてください。