絵を描くことが好きな人は、一度は画家やイラストレーターになることを憧れますよね。
本業にできればよいのですが、絵が上手いからといってこれらの職業に就けるわけではありません。
ですが、最近は、普通のサラリーマンでもイラストに携わるような副業をすることもできる時代です。
絵を描くことが好きな人なら、本業より楽しい副業にできるでしょう。
そこで今回はイラストを描いて稼ぐ方法や月単位でいくら稼ぐことができるのかなどについて少し解説していきます。
イラストを『武器』にして稼ぐための方法を紹介
イラストを描くことが好きでかつ、本業以外で副業がしたいという方、またはイラストレーターを本業にしたいと思っている方のために「イラスト」で稼ぐための方法を紹介していきます。
- イラストACに登録してアップロードものをダウンロードしてもらう
- 企業や地方公共団体が発注したイラスト・キャラクター公募に応募
- LINEスタンプに参入
- クラウドソーシングにてイラスト・ロゴ制作の依頼を受ける
- 友人などからの直接依頼
では一つひとつみていきましょう!
イラストACに登録してアップロードものをダウンロードしてもらう
「イラストAC」に『イラストレーター』として登録すると、自分で描いたイラストをイラストACのサイト上にアップできます。
イラストACは、気に入ったイラストをユーザーは基本的に無料でダウンロードできます。
現在イラストACでは1つのイラストがダウンロードされるたびに約3,5円の収入になります。
単純に考えると、数多くのイラストをアップロードすれば収入もアップすると思いますが、実際は単にイラストが多ければ良いというわけではありません。
季節に応じたトレンドのイラストを投稿するなど工夫して、ダウンロードされやすいようにしないといけません。
無料会員は1日に9点まで、月額976円支払えば無制限にダウンロードできます。
実際は無料会員の方が多いです。
ただ、1点だけ注意するとすれば、一度アップすると、イラストACに『著作権の譲渡』が発生してしまいます。
自分が宝にしたい高クオリティのイラストがあるならアップは避け、別な何かに対しての『材料』とするのがよいでしょう。
とはいえ、実際にはそんなに不都合なことはあまりないことが多いです。
参考:イラストAC https://www.ac-illust.com/
企業や地方公共団体が発注したイラスト・キャラクター公募に応募
企業や地方公共団体が公募するキャラクターのに応募するのも一つの方法です。
例えば、どこかの新聞社がリニューアル記念に『新聞の顔』としてキャラクターの公募を行うがあります。
もし選ばれたら賞金や商品がもらえることはもちろん、自分が描いたキャラクターが後世まで残るのでやりがいがより感じられやすくなります。
また市役所などの地方公共団体が啓発キャンペーンに使用するイラストを募集していることもあります。
その多くは『登竜門』というサイトを検索するとその情報が載っています。
参考:登竜門/イラスト・漫画部門 https://compe.japandesign.ne.jp/category/comic/
応募自体はプロからアマまで、つまり現役のイラストレーターから、副業でイラストを描いている人まで応募できるようになっています。
東京オリンピックのマスコットキャラクターも公募で選考され、最終的には「ミライトワ」「ソメイティ」という市松模様のキャラクターが選ばれました。
このキャラクターを考えた人に入るお金は100万円ですが、それ以上に試行錯誤したと思います。
しかも、販売グッズの権利などを東京オリンピック組織委員会に譲渡することが条件なので、グッズ販売の売り上げといった後追いの収入はありません。
LINEスタンプに参入
今や若者中心に広く使われているLINEアプリに、『LINE Creators Market』というところで登録するとLINEスタンプをアップロードして販売できるようになります。
意外とライバルが多いので、新規参入してもすぐには『お金』につながるわけではありません。
例えば、「ねこ」のスタンプは、数多くあふれかえっているので、売れにくくなります。
アニメーションスタンプのようなライバルが少ないタイプに絞って作成すればより売れる可能性が高くなります。
売れる傾向のスタンプが何なのか掴める人なら新規参入しても、すぐにスタンプが売れて副業としても軌道に乗せることが可能です。
参考:LINE Creators Market https://creator.line.me/ja/
クラウドソーシングにてイラスト・ロゴ制作の依頼を受ける
クラウドソーシングを活用すると、イラスト・ロゴ制作の依頼がたくさんあります。
日本最大級のクラウドソーシングサイト「ランサーズ」では、まず自分で気になった案件に『提案』することから始まります。
クライアントから連絡や提案承認があれば依頼に結びつき、クライアントと相談しながらイラストやロゴの制作をすることになります。
参考:ランサーズ https://www.lancers.jp/
クライアントによって違いますが、条件の範囲内であれば自由にイラストを描ける場合と、単価が高いものでは厳密な条件の下で制作を行う場合があります。
ランサーズの場合だとイラスト系は単価が高めなので、一度依頼をこなせば最低でも数千円から稼ぐことができます。
単にイラストを描きたいから応募するのではなく、自分に見合った条件でもって選ぶことが仕事をする上で重要です。
友人などからの直接依頼
イラストが好きで描くことも好きな人であれば時として友人などから「イラストを描いてほしい、報酬は相談させてくれ」と頼まれることがあるでしょう。
どんなものを描いてほしいのか、一例として挙げるなら会社の名刺に入れるキャラクターやロゴの絵、友人の子供の似顔絵、結婚式用のポスターのイラストなどがあります。
ただ、友人からの依頼だと10万円などの高額報酬を取るわけにもいかず、ご飯をおごってもらうとか対価として好きなアーティストのコンサートチケットの入手といった形ですので、収入面では期待は持てません。
ですが、自分の特技が友人を通して社会に貢献できていると考えると、金銭的収入よりずっと価値があるかもしれません。
まとめ|イラストの副業は安定した収入が見込めることも
上記で取り上げた中で一番稼げる方法は、イラストACに登録して自分が描いたイラストをアップし、ダウンロードしてもらうことです。
最初こそ苦労しますが、軌道に乗れば月に6万円、多いときはそれ以上副業として稼ぐことも可能です。
LINEスタンプに関してはLINEが普及して初期のころだと月に100万円以上稼ぐイラストレーターもいました。
ですが、今はライバルが多すぎて新規参入したとしてもよほどでない限り期待できる収入は見込めません。
他のものに関しては採用された時点でほぼ収入(商品も収入に含む)が確定するので、月に0円の時もあれば数万円以上稼げるときもあります。