魚釣りって面白いですよね。
かくいう私も釣りは大好きで春や秋など時候の良い時は釣りに出かけます。
そして私は断然海釣り派!
なぜなら釣った魚を食べられる可能性が高いのが海釣りの利点。(中には毒を持っていたりするものもありますが…)
魚釣りが好きというサラリーマンの方は意外と多いのではないでしょうか。
釣った魚を売って収益にすることができる可能性があるってこと知っていましたか?
今回はあまり知られていない、魚釣りで副収入を得る方法をお教えします!
やるなら海釣り。渡し船を利用して釣りをするのがオススメな理由
釣った魚を売るなら断然海釣りです。
魚釣りを副業として考えるのであれば海釣り1択です。
なぜなら川や池でいくらブラックバスを釣っても誰も買取ってくれないからです…
海釣りが公認でできる場所は、海上釣堀、海釣り公園や釣り船、渡し船などですね。
これらの場所はいわば公認で魚釣りを認められている場所であり、不法侵入や禁漁等に怯えることもありません。
特に私がオススメするのは渡し船です。
釣り船や海上釣堀が1日でおよそ8000~12000円かかるのに対して、渡し船は一文字と呼ばれる防波堤の所まで1800円前後くらいの料金で送ってくれて、電車やバスのように時刻表があるので自分の都合のよい時間で帰れます。
釣り公園も入園料自体は安くていいのですが、休みになると家族連れが多くひしめき合い、何百メートルもある堤防なのにお隣さん同士の距離が数十センチなんてザラにあります。
釣り船や海上釣堀に比べるとボウズになる確率は高くはなり、やや玄人向けではありますが、自分のペースで釣りを楽しめるスポットです。
気を付けないといけないのは、禁止区域に立ち入って釣りをすることです。
他にも禁漁区域や禁漁の海産物を捕るのはマナー違反どころか【犯罪行為】となりますので注意が必要です。
釣った魚はどこで売る?意外と知られていない販路
まず候補として考えられるのは漁港にある漁業組合です。
よく行く釣り場の近くにある漁業組合を調べておきましょう。
組合が開くのはだいたい朝方等になると思うので、時間を確認の上で連絡を一報入れてから行ってみるのが良いでしょう。
また行きつけの居酒屋や民宿、知り合いがやっているようなお店で話をしてみるのも良いでしょう。
お店としても釣りたての新鮮な魚が相場より安く買えるのであれば悪い話ではないと思います。
コネクションを欠かすべからず
ただし、大前提として全く見ず知らずの人が魚を持ち込んで来ても相手にはされません。
やはり漁業組合の人やお店の人と仲良くなって自分の顔を覚えてもらう事が大事です。
時間はかかりますが、ちゃんと魚を丁寧に処理してくれている、というイメージを持ってもらえれば商品として魚を買ってくれるようになります。
買い取りをしてくれる4店舗のご紹介!
漁業組合の人と仲良くなったり、居酒屋や寿司屋の人との関係を作っていくことはもちろん大事なことですが、1部店舗は公式に釣った魚を買取ってくれるサービスを行っています。
もしあなたがこれらの店舗の近くに住んでいるなら1回連絡してみるのも一つの手ですね!
- 出張寿司とびうお
- ことぶき寿司
- 回転寿司武蔵丸(とんかつの武蔵グループ)
- おさかな集積場おとと
1.出張寿司とびうお
コンセプトはプロの釣り師。
プロと謳う以上は生半可な魚を送り出さないくらいのプライドが求められます。
買い取りサービスに登録して魚をを郵送するスタイルです。
郵送時の劣化等も査定に考慮され、状態が悪いと最悪買い取り不可に。
しっかり魚の下処理をしないといけないので、釣りの腕以外での食べる為の処理という技術力も問われます。
我こそはと自信のある釣り師は是非問い合わせてみて下さい!
2.ことぶき寿司
希望のお店に2時間前までに連絡を入れればOK!
朝10時~夕方5時まで買い取りの受付をしています。
新潟を拠点にしているお店なので、新潟周辺を中心に活動している釣り人は是非利用するべきです。
ここも当然血抜きや神経締めをして新鮮な状態で持ち込むことが条件です。
3.回転寿司武蔵丸(とんかつの武蔵グループ)
LoveFishプロジェクトを掲げており、店頭で現金で買取ってくれます。
平日受付は武蔵丸の各店舗で買い取り(10:00~11:30、13:30~17:00)、セントラルキッチンでは平日と土日も9:00~17:00で買い取り受付をしています。
到着の2時間前に必ず連絡するようにしてから、お店に直接持って行くようにしましょう!
武蔵グループは愛知県の南東部を中心に展開しているので、愛知県の南東部周辺や静岡県の南西部にお住まいの方には利用しやすいですね。
釣行の前日に立ち寄ると氷も無料でもらえるので釣り人にも嬉しいサービスです。※要予約
4.おさかな集積場おとと
福井県の坂出市にある買い取り所です。
高額で買取ってもらえた魚についてはサイトで掲載される可能性もあり釣り人で競い合う楽しみもあります。
本日の高価買い取り中の魚を賞金首の手配書のようにお尋ね者のように募集しているので、見た目も楽しくゲーム性もあり楽しめるようになっています。
現金で買取ってくれます。
著名なところで4店舗を挙げましたが、もしかすると他にもこういったサービスをしているところがあるかもしれません。
この近くに住んでいる人は是非利用すべきサービスではないでしょうか。
高く売れる魚ランキングベスト5
ここでは釣って売る際に高く買取ってもらえる魚ベスト5をランキングしてみました。
これから副業目的で釣りを始める人も必見!
※魚の状態や買い手の言い値に左右される事が多いのであくまで参考価格です。
- 第1位:アラ【クエ】(1kg/4000円)
- 第2位:ヒラメ(1kg/2000円)
- 第3位:カワハギ(1kg/1200円)
- 第4位:ヤリイカ(1kg/1200円)
- 第5位:マダイ(1kg/1000円)
値段は状態や当日のレートによっても変わってくるでしょうが、やはりクエやヒラメは高級魚の代表格ですね。
カワハギも高級魚ですが、船釣りをするなら定番魚でよく釣れる魚になります。
しかしこれらの魚はエサも高額であることが多いので、数を釣って収益化したいところではあります。
そういう意味でもエギ(疑似餌)で釣れるヤリイカは収益ベースだけでみると一番割りがいいので狙い目です。
魚を売ることを副業にするメリットとデメリット
ここまで釣った魚を販売することに焦点を当ててきましたが、魚釣り自体を副業にするメリットとデメリットを考えてみました。
メリット
- 趣味をそのまま副業にできる
- 釣れすぎた魚を無駄にすることなくお金に変えることができる。
- 釣りにかかる費用(用具や交通費、場所代)をチャラにできる。
デメリット
- 自然のもの相手でボウズの可能性もあるので安定はしない。
- 販路を開拓するまで時間や労力がかかる可能性がある。
- 売れたとしても自分の納得いく額で買取ってもらえるとは限らない。
上記を踏まえた上でそのまま趣味にしておくか、副業として考えていくか判断してもらえたらと思います。
まとめ:釣りはあくまでも趣味として楽しんでこそ
副業として魚を売ることは副産物的な視点で捉えた方が良いでしょう。
釣れすぎたからとか自分で食べきれないといった時に買取ってもらえればいいですね。
その為には普段から釣りを楽しんで、人とコミュニケーションを図っていけば自然とこういう環境ができます。
まずは釣りという趣味を純粋に楽しむことが大切ということです。
また釣りをしているとどうしても空き時間ができてしまいますので、そういった時間も有効にマネタイズできれば有益ですね。