- 働きたいけど、外に出るのが怖い。
- ニートと呼ばれるのがツライ。
- 職場の人と馴染めるか不安。
- まず、面接がキツイ。
引きこもりとは、6ヶ月以上社会参加をしない状態を言うようです。
でも実際問題、2,3ヶ月働いていないだけで、復帰できるか不安になりますよね。
そこでこのページでは、社会人になったけど長期間働いていないという方のために、上手に仕事を始めるための方法を紹介します。
再び引きこもらないための仕事選びの4条件
働くにあたって、失敗したらどうしよう、また引きこもりに戻ったらどうしようという不安がつきまといますよね。
なので、引きこもっている人は、なるべく長く続けられる仕事を選ぶべきです。
収入は度外視。やりがい・興味を重視
まず自分が興味のある仕事を選びましょう。
できれば、自分の趣味や特技、好きなものに通じている仕事がいいですね。
例 | |
本が好き | 書店・図書館 |
ペットが好き | ペットショップ |
綺麗好き | 清掃 |
ものづくりが好き | 工場 |
パソコン・機械類が好き | プログラマー、PCショップ |
逆に給料や条件で仕事を選んでしまうと、嫌なことがあった時に挫折しがちです。
最悪辞めてしまうこともあるので、「好きだから続けれる」というものを見つけましょう。
駅チカ、通勤に便利なところを選ぶ
単純な話ですが、通勤が遠いと仕事が苦痛になります。
駅から遠い場合は、暑い時期・寒い時期も厳しいです。
雨が降っただけで気持ちがブルーになります。
地方在住の場合はそうもいかないかもしれませんが、なるべく通勤が便利なところに勤務したいですね。
人との関わりが多すぎない
過去の人間関係が原因で引きこもっている、人間関係の煩わしさで仕事がうまくいかないという人は、人との関わりが多すぎない仕事を選びましょう。
コツコツと自分の業務を行なうという仕事はけっこう多いものです。
【体力系】 | 【デスクワーク系】 |
仕分け・ピッキング | ライター |
宅配・配達 | デバッガー |
警備員 | データ入力 |
清掃員 | 編集・校正 |
上記以外の仕事についてはこちらのページにまとめてありますので、参考に見てください。
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週2,3日のアルバイトから
年齢のことも考えると、正社員として働きたい…という気持ちもあるかもしれませんね。
でも、正社員になるためには面接も大変ですし、残業もあるかもしれません。
特に1年以上働いていなかったという人は、アルバイトから始めるのが最適です。
今は人手不足なので、週2,3日からでも雇ってくれるところは多いです。
その仕事にやりがいを感じたら、正社員になることも検討してもいいですしね。
引きこもりながら仕事をする!引きこもりに向いている仕事は?
引きこもりでもできる仕事には、ブログ記事を書いてアフィリエイトをしたり、アドセンスコードを貼り付けて稼ぐ方法があります。
引きこもりながらできる仕事7選
- ブログ
- アフィリエイト
- プログラミング
- ライティング
- デザイン
- せどり
- ハンドメイド
アフィリエイトはブログやホームページを使って商品を宣伝し、稼ぐ方法です。
プログラミングは自分でサイトを運営したり、あるいはクラウドワークス系の仕事でオファーを受け取って稼ぐことが可能です。
ライティングはランサーズやクラウドワークスのようなサイトで記事を書いて収入を得ます。
最初は単価の安いものしか採用されないので時給換算では500円、600円程度にとどまる可能性が高いです。
デザインは主にWebサイトのデザインやイラストなどで収入を得ます。
ただ、Webサイトの場合はデザインだけでなく、Webサイトの構築まで任されることが多いので、HTMLやCSSといった知識も必要になってきます。
プログラミングやライティング、デザインなどを始めるのにおすすめなのが「クラウドワークス」です。
他にもネーミングやイラストなどの仕事もたくさんあるので一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
せどりは転売で収入を得る方法です。
ネットを使って稼ぐことができますが、その物の価値を把握していないと大した収入にならないので、レアアイテムの見極め力が必要になってきます。
ハンドメイドは手提げバッグやマフラーなどを編んで販売する方法です。
個人でフリマのように販売できるWebサイトもあります。
これらは、在宅でできる仕事ですが、いきなり会社員並みに月収20万、30万円と稼ぐのは難しいです。
面接が不安なら縁故・紹介がベスト
引きこもりの人にとって、心配の一つが面接です。
精神的なプレッシャーも半端ないですし、引きこもっていた事情を察してくれる会社は少ないですからね。
そういう場合は、全てを理解したうえで雇ってもらえる知り合いを頼るのもひとつです。
入社後に多少の配慮は期待ができますね。
ただ、縁故や紹介で就職すると、紹介者の顔を立てるためにも、仕事がやめづらいというデメリットもあります。
一般求人に応募した場合は、最悪辞めてもなんの後腐れもありませんから。
そこは一長一短ですね。
素朴な疑問。引きこもり期間を履歴書にはどう書く?
正社員でもバイトでも面接の時に履歴書は必要になります。
履歴書を書く時、引きこもっていた空白の期間をどう説明しようか悩みますよね。
「何もせずに家にいました」と言ったら不採用になりそうですね。
だからといって嘘をつくと、あとあとややこしいことになるので、おすすめできません。
一番良いのは「事実に一番近い状態で説明する」ことです。
例えば、家でパソコンをしている時間が長ければ、「パソコンの勉強をしていた」というのもいいでしょう。
ゲームばっかりしていたという人なら、家でゲームアプリの開発がしたかったという逃げ方もありですね。
「○○で働いてました」というと100%嘘になりますが、勉強していたというレベルなら、事実も含まれているでしょうし、採用側も事実確認のしようがないですからね。
自力での就職が無理なら、支援団体や企業を頼るという手もある
自分で仕事を探したり、面接に行ったりするのはつらすぎるというなら、支援団体を頼るのも一つの方法です。
全国各地に引きこもりの悩みを相談できる団体や企業があります。
大阪府ひきこもり相談窓口
http://www.pref.osaka.lg.jp/koseishonen/kowakasaichalle/madoguti.html
上記は大阪府の例ですが、お住いの自治体のホームページ等で調べることをおすすめします。
というのも、中には引きこもり支援を謳った詐欺団体もあるからです。
民間団体のホームページで直接問い合わせるのもアリですが、費用が高額なところや支援の実態がない団体には注意しましょう。
ひきこもりを積極的に採用する会社「めちゃこま」に就職する
引きこもりの人のみが就業している会社があります。
その名も「めちゃこま」。
正式名称は「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで」というユニークな会社で、その名の通り、めちゃくちゃ細かい人たちが集まっている会社だそうです。
やはりひきこもりの最大の要因は人間関係。
コミュニケーション能力に自信がない人が多いので、そういった人のストレスや不安を緩和する意味で引きこもり経験者のみが集まっています。
めちゃこまならではの特性として、朝、挨拶をするのではなく、チャットを使って挨拶したり、体調を報告したりします。
「引きこもりだけど仕事はしなくては」と思っている人には魅力的な会社ですね。
めちゃこまの採用については、公式サイトに詳しく掲載されています。
おまけ:収入に不安がある場合は自宅で副業という方法も
引きこもり状態を脱出して仕事についたという人も、多くはアルバイト状態です。
そうなると収入は多くて10数万円程度。自活していくには少々心細いですね。
バイトを掛け持ちするというのも一つの方法ですが、自由な時間が少なくなる割には収入は思ったより増えません。
バイト代プラスあと2,3万欲しいな。という場合は自宅でできる副業を探してみましょう。
当サイトでも自宅でできる副業については、たくさん紹介していますので、参考にしてください。
クラウドワークスなら、アンケート、ライティング、翻訳、イラストなど在宅でできる仕事をたくさん探すことができます。
無料で登録でき、面接もありませんので、今すぐにでも始められますよ。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
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まとめ:努力は要るけど、無理はしないで
引きこもりから脱出するには、対人ストレスや体力的な不安など様々な壁があります。
就職後1ヶ月くらいは、仕事に慣れるまで努力が必要です。
ただし、無理はしすぎないようにしましょう。
体や心を壊してしまっては復帰が遅れることになります。
また、病気など引きこもりの理由がはっきりしている人は、そちらの治療を優先しましょう。
働くことでショック療法にするには刺激が強すぎる場合があります。