一回でいいから、仕事中に「あ~暇だ~」と言ってみたい…。
毎日忙しなくバイトに励んでいる人にとって、「暇」という言葉はどんなに羨ましい言葉でしょうか。
何もせず、ぼーっとしているだけでお金が入ってくるような仕事があれば、と思いますよね。
実際、そんな暇なバイトは全くない…というわけではありません。
じっとして時間を過ごすだけで、時給が発生する仕事はいくらでもあります。
しかしそんなバイトにも、たくさんのデメリットが存在することはあまり知られていません。
ここでは、世間的に「暇」とされているアルバイトを集めてみました!
そのメリットとデメリットを解説しながら、本当に暇なバイトを紹介していきます。
「暇」とされるバイトは決して「楽」ではない!?検証してわかるその大変さ
まず、世間一般的に「暇なバイト」とされる職種をいくつか上げてみましょう。
交通量調査 | プールの監視員 |
試験監督 | データ入力 |
治験モニター | 文房具屋 |
看板持ち | 本屋 |
ゲームセンター | ゲームデバッカー |
漫画喫茶・ネットカフェ | パチンコ屋 |
家庭教師 | 警備員 |
セルフガソリンスタンド | 映画館 |
ざっと調べてみるだけでもかなりの数、全部で16個の職種がありました。
ここからさらに、「暇度」に応じて細かく分類してみましょう。
特に暇そうな仕事3選。共通点は「じっとしていなきゃいけないこと」
この中でも特にイメージとして暇そうなのは…。
- 交通量調査
- 試験監督
- 看板持ち
このあたりですよね。
いずれも、「同じ姿勢」で「同じこと」を、「長い時間ずっと続ける」仕事です。
体を動かしたり、頭で何か考えたり、声を発したりする必要もありません。
しかし決してぼーっとし続けられる、というわけでもないのがミソですね。
ちょっと暇そうな仕事はこの5つ。ずっと暇、ってわけでもない?
- 治験モニター
- プールの監視員
- セルフガソリンスタンド
- 家庭教師
- 警備員
続いてはこの5つの仕事に注目してみましょう。
一見共通点はなさそうですが、「ずっと暇というわけではない」仕事たちですね。
特に治験モニターは、投薬を受けてからの待機時間はずっとベッドに横になっているだけ。
他の仕事はお客さんの要請があった時にだけ駆けつければいいので、比較的暇と言えます。
めちゃくちゃ暇、というわけではないけれど、ある程度自分の考える時間が得られるバイトです。
本当に暇なの?いよいよ怪しくなってきた4つのバイト
- ゲームセンター
- 本屋
- 文房具屋
- 漫画喫茶・ネットカフェ
よく「暇で楽なバイト」という文面の記事で見るのがこの5つのバイトです。
確かに店舗の立地や雰囲気によっては暇なところもあるかもしれません。
ですがちょっと考えてみてください、どれも接客が必要な仕事ですよね。
接客が生じるということは、在庫管理・点検・レジ・掃除などの業務が発生します。
つまりやるべきことが増える=決して暇な時間が多いわけではないということになります。
特に大型ショッピングモールの中に入っている店舗では大変な忙しさになりそうですね…。
絶対暇じゃないよ…常にやるべきことがあるアルバイト
- データ入力
- ゲームデバッカー
- パチンコ屋
- 映画館
最後の4つは完全に暇じゃありません。
「暇で楽」なんて大嘘もいいところです。
データ入力などの事務作業には電話応対がくっついてくる可能性が高いです。
そのため自分の仕事に集中できず、雑務に追われて忙殺される恐れがあります。
ゲームデバッカーは単調作業ですが、小さなバグも見落とせません。
パチンコ屋も常に客の目にさらされるアルバイトですし、業務量の多い接客業です。
また、映画館はセクションごとに忙しさが大きく変動します。
しかし、土日など混雑時のチケット売り場やフード売り場のことを考えてみてください…。
明らかに暇じゃありませんし、仕事に追われているスタッフのほうが多いですよね。
暇なバイト・職種の結論。ネット上の「暇で楽なバイトw」はほとんどウソ!
まとめて見ると、最初にあげた16個のうち、本当に楽そうに思えるのは最初の3つのみです。
- 業務の数が少ない
- 人間関係を考えなくていい
- 覚えることが少ない
- 態勢移動がほとんどなく、じっとしていられる
- 接客がない
共通点としては上記5つが挙げられます。
一人あたりにかかる負担や業務量が多いほど、忙しさは倍増していきます。
ネット上で「暇で楽なバイト」として紹介されている仕事は、こうした側面を併せ持っています。
→【特選】本当に稼げる楽なバイト。100人の経験者が語る選び方とデメリット
また働いている人の多い職場では人間関係などの面倒事も少なくありません。
コンビニやスーパーはもちろん、接客の生じる仕事全般で、「確実に暇」を見つけるのは困難です。
店舗によっては暇かもしれませんが、24時間その店舗でチェックするわけにもいきませんからね。
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暇なバイトのメリットとデメリット。意外に精神がやられるかも!?
それでは、こうした暇なアルバイトにおけるメリットとデメリットはなんなのでしょうか?
メリットといえば、「ぼーっとしてるだけで稼げるところ」一点に尽きるようなものですよね。
ここでは、交通量調査・試験監督・看板持ちバイトのデメリットを考えてみましょう。
交通量調査のデメリット。何もできない寒い/暑い時間が続く作業
交通量調査のアルバイトは、そのほとんどが日払いの単発バイトです。
朝から晩まできっちり調査を行い、休憩はあるもののほとんど動けません。
ただ座って、車種の数ごとに延々とカウント・記録し続けるだけの根気のいる作業です。
また不定期にしか募集が行われないため、継続して続けることは難しい職種ですね。
特にスマホをいじったり、音楽を聞けるわけでもありません。
また基本的に屋外で行う作業のため、寒暖差が激しい時間帯は特に辛いバイトです。
拘束時間の割に日当はほぼ1万円きっかりなので、割に合わないと感じる人も多いのだとか。
暇だからといって楽なわけでもない、そんなアルバイトの代表格と言えそうです。
試験監督のデメリット。音や声を出せないのに、じっと監視し続ける必要あり
試験監督のバイトでは、教育系とあって比較的高収入を見込むことができます。
試験中不正が行われないかどうか監視するバイトなので、もちろん音や声を出すのは厳禁です。
ほぼ丸一日かけての業務なので、拘束時間が長く、息の詰まるような業務であると言えるでしょう。
また職場によっては会場までの生徒の誘導や、試験用紙の配布なども行う必要があります。
掛け持ちしやすいことがメリットですが、じっとしていられない方には向かないバイトと言えます。
看板持ちのデメリット。ただただ、ひたすら時間が過ぎるのを待つだけ
看板持ち最大のデメリットは、なんと言ってもその「業務量のなさ」です。
暑い中、もしくは寒い中、全く動くこともできないまま、延々と看板を掲げ続けるだけです。
ある意味一種の修行とも思えるほど、その時間は苦痛だと言われています。
むしろ何かしらやるべきことがあったほうがまだマシ、という口コミが最も多いアルバイトです。
まれに音楽が聴けるところもあるようですが、逆に時間を意識してしまう原因になるのだとか。
交通量調査や試験監督のように、集中力や根気さえ要りません。
ある意味最も過酷なアルバイトと言えます。
暇なバイトのデメリット総括。こんな人なら向いてるかも?
暇なバイトのデメリットを大きくまとめてみると、次のようになります。
- とにかく何もできない
- 他の作業ができるわけでもない
- 常に募集があるわけではない
- 集中力や根気が重要
- 時間が過ぎることだけを待つ
こうした仕事は常に募集されている業務ではないので、まず見つけるところが一苦労です。
またもし運良く採用されたとしても、こうした苦痛すぎる「暇な時間」を過ごすことになります。
それこそがやりたい!ぼーっとしていたい!という人にしかオススメすることができません。
オススメなのは、「程々に仕事がある接客のないバイト」
暇すぎるのもイヤだけど、忙しすぎる時間があるバイトもちょっと…という方はこちらがおすすめ。
- 治験モニター
- プールの監視員
- セルフガソリンスタンド
- 家庭教師
- 警備員
これらの仕事は確かに業務内容が多くなりますが、常に接客する必要もありません。
「仕事はしなきゃいけないけれど、めちゃくちゃ忙しいわけでもない」というバイトを狙っていきましょう。
特に治験モニターはひたすらゴロゴロしていられるので、採用されればラッキーです。
→治験モニターサイト「クリニカルボランティアサポート」はこちら
まとめ:暇なバイト=楽ってわけじゃない!接客のあるバイトはできれば避けよう
楽に稼げるバイト、というと天国のようにも思えますが、実際はそういうわけにもいきません。
ただ時間が過ぎるのを待つだけ…という仕事は、永遠に終わらないのではないかという恐怖さえ感じます。
何かしてないと落ち着かない人にとって、こうした暇な仕事はオススメできません。
日本人は、ある程度の仕事や締め切りに追われたい、と感じる人が多いのも理由のひとつですね。
大変すぎず、暇すぎないバランスの仕事を探すなら、接客業はできるだけ避けたいところです。
または暇そうな店舗をリサーチしておき、そのバイト先を狙っておくのも1つの手です。
ちなみに稼げて楽なバイトについては、こちらでも詳しく紹介しています。
→【特選】本当に稼げる楽なバイト。100人の経験者が語る選び方とデメリット