「はじめてのアルバイト…どこにすればいいかわからない!」
みなさんは何歳の時にはじめてのアルバイトをしたでしょうか?
筆者は、高校生の時に回転寿司のアルバイトをしたことがあります。
高校生の初バイトというと、大体は飲食店やファーストフード店ですよね。
今だから言えることですが、「初バイト、もっと考えればよかったな…」と思います。
もちろん苦い思い出ばかりではありませんし、経験にはなりました。
でも、もっと自分にあった仕事もあったよなあ…と今でも思うのです。
そこでここでは、30人の方に「初バイト」についてアンケートを実施!
成功談や失敗談から、初バイトにオススメの職種を探っていきましょう。
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おすすめの初バイトはこれだ!30人がやった初バイトを集計してみた
今回は「自分の初バイト経験」について、30人の方にアンケートを実施しました。
まずは表で、バイト先と業務内容、人数について確認してみましょう。
初バイト先 | 業務内容と人数 | 合計 |
スーパー | 品出し:2名 宣伝販売:1名 調理場:1名 レジ:3名 |
7名 |
飲食店 | ホール:4名 キッチン:2名 |
6名 |
ガソリンスタンド | 店員:3名 | 3名 |
ファーストフード | 接客:3名 | 3名 |
新聞配達 | 朝刊配達:1名 | 1名 |
郵便配達 | 夜間配達:1名 | 1名 |
パン屋 | 製造・販売 | 1名 |
保育園 | 学童保育:1名 | 1名 |
塾 | 講師:1名 | 1名 |
書店 | 販売員:1名 | 1名 |
工場 | ライン作業:1名 | 1名 |
カラオケ店 | ホールスタッフ:1名 | 1名 |
コンビニ | 店員:1名 | 1名 |
その他 | 建築、麻雀店の店員 | 2名 |
この表をグラフで分かりやすくするとこのようになります。
やはり「飲食業」「サービス業」が最も多くなっていることがわかりますね。
高校生の求人の多くがこの2つの業種のため、比較的初バイトとして選ばれる傾向にあるようです。
それでは、こうした初バイトを選んだ方々に、成功談・失敗談を聞いていきましょう。
初バイトの思い出…。成功したこと・失敗したことはどんなこと?
初バイトには不安と緊張がつきものです。
「やってよかった!」と思うことと、「やってしまった…」という経験談は紙一重ですよね。
ここでは特に経験者の多かった初バイトの「成功談」と「失敗談」を紹介していきます!
スーパーのアルバイトの成功談。大きな声を出せれば新たな自分に気がつける!
まずは最も多かったスーパーのアルバイトについて、成功談を見てみましょう。
レジ打ちや厨房、販売など、とにかくお客さんと直接顔を合わせることの多いアルバイトです。
最初は声を出せず、うまく接客できないという人も多いようですが、それもまた経験のひとつ。
その経験が大きな収穫になりました、と回答する方が多かったです。

行ってみると、職場は自分の家の近くのスーパーにしか行けず、友人と同じ所で働けないと判明したので断ろうと思いましたが、子供過ぎて断れず、まあ何事も体験と思い受けてみました。
コミュ障で人見知りする自分にできるだろうか?
びくびくしながらの初アルバイトでしたが、思いの外、「いらっしゃいませーいかがですか?」と大声を出せた自分に驚きました。
人前で大声を出し曲がりなりにも接客業ができたことが、当時の自分にとっては大きな収穫でした。
(スーパーの宣伝販売のアルバイト)
スーパーのバイトの失敗談は、お金に関することが多かった!?
続いて失敗談ですが、これは業務内容によって少しずつ違っていました。
「商品のビンを割ってしまった」「お客様の質問に答えられなかった」などなど…。
なかでもレジ打ちは、それまで全く触らないであろう機器を扱う業務です。
「売上があわないこと」「値引きの仕方がわからないこと」などの回答が目立ちました。

それまでも10円20円違うことは何度かありましたが、1000円も違ったのはその時だけだったのですごく焦りました。
最終的にはバイト代から不足分は引かれたのですが、1時間の時給以上だったので自分のミスとは言え、ショックでした。
(スーパーのレジバイト)

味が違う単価が同じ商品を値引く際に、私は「値段同じだから、まとめて値引いてしまえ」と思い、やっていました。
ある時、社員さんが私の値引いてる姿を見て「単価が違くても、別々にやらないとレシートにちゃんと表示がされなくなって、レジの人もお客さんも困ってしまうよ」と言われました。
仕事中に、面倒くさいという私的な理由で作業を行っていたことが、私の失敗談です。
(スーパーのレジバイト)
飲食店のアルバイトの成功談。キッチンならどんどん作れるものが増えていく!
続いて多かった飲食店のアルバイトの業務は「ホール」もしくは「キッチン」の2つ。
ホールであれば接客、キッチンであれば調理と、全く違う性質を持つアルバイトですね。
まずはこの2つの異なる業務における成功談を見ていきます。

でも、ドリンクを出し忘れる、提供済みかわからなくなってお客さんのテーブルまで確認に行くなどの手間が生じていました。
私のアイデアを店長に提案して、ドリンクはそのままCなどのアルファベット、フードは「ミド」などのカタカナにして見分ける方法の提案が採用されて褒められたのが嬉しかったです。
(カフェレストランのホールスタッフ)
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飲食店バイトの失敗…オーダーミス、クレーム、レジのミスなど、不安要素は多数
一方で、少し不安になるような失敗談も数多く寄せられました。
飲食店は些細なことがクレームやミスに繋がりやすく、お店の評価にも繋がってしまいます。
お皿を割ってしまうなど物理的なミスも含めて、気を抜けない職種と言えるでしょう。

働き出して半年ぐらいした時に、お客様から伺ったオーダーをキッチンに通さなければならないのですが、それを忘れて他のお客様にオーダーを伺いに行ってしまった事があり、怒らせてしまいました。
(焼肉屋のホールスタッフ)

火力の調整がうまくいかず、髪の毛を焦がしてしまって調理場中にくさい臭いを放ってしまったのは失敗したなと思います。
あとは、うまく先輩とコミュニケーションが取れなかったために教わった料理をキレイにできず、お客さんから盛り付けが汚いとクレームをもらってしまったことです。
(ハンバーグチェーン店の厨房スタッフ)
ガソリンスタンドのアルバイトの成功談は?ガソスタならではの経験が生きる!
次はガソリンスタンドのアルバイトですが、特に多かった意見は「新鮮だった」ということ。
高校生~大学生くらいの方では、車を扱う業種が珍しいのかもしれません。
飲食店やサービス業に比べ、車に対しての専門的な経験がつくという声もありました。

先輩方にとても親切に教えていただき、給油の仕方、まどの拭き方、車内清掃、自動車の誘導などどれも自分にとっては新鮮でした。
当然、1か月くらいは働きましたので、10万位にはなりましたが、何よりも仕事をして報酬をいただく事の意味を教わりました。
(ガソリンスタンド店員)
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ガソスタバイトの失敗談は?ひとつ間違えるととんでもないことに!?
ただ、自動車というものを扱うバイトである以上、ひとつのミスがとんでもないことに繋がることもあります。
さらに高級車の場合は、作業する手も震えるほど緊張してしまうようです。

高級車の場合は、こちらで下手なことしないそうなので、オーナーに一回一回聞きに行き、了解を得てから作業するらしく、初心者の自分には荷が重い気がしてたのですが、「経験だから…」と代わってくれません。
常連様らしく気さくなオーナー様でしたが、精神的にむちゃくちゃ怖い思いをしました。
(ガソリンスタンド店員)

教わった通りまず車を誘導、駐車後、ハイオクですか?レギュラーですか?とお客様に聞き、レギュラー満タンとの事でしたので、給油ノズルを差込みましたが、3Lしか入りません。
先輩にその旨を伝えたところ、差した先は給油口でなく、エンジンオイル口でした。
その場は大変な事になり、結局オイルの内部配管を全て洗浄する事になりました。
先輩、店長にがっちり怒られ、かなりへこみました。
(ガソリンスタンド店員)
ファーストフード店のアルバイトの成功談。コミュニケーション力の向上がポイント高し
高校生のアルバイトといえばファーストフード!というイメージがありますよね。
接客はもちろん、キッチンでのテキパキとした仕事も重要な職種です。
またコミュニケーション力が上がった、という意見が多くあり、それが最大の魅力なのかもしれません。

お金の管理の大切さ店員同士の人間関係の難しさなど、通常の生活では学ぶことのできない社会人に近づく一歩を教えてもらい、人間的にも成長させてもらえた。
そして店長に1から教えてもらいながらクレープや、大判焼、焼き鳥の焼き方など様々なものを作る技術が身に付いた。
(ファーストフード店)
ファーストフードのバイトでの失敗…注文が入りすぎるとパニックに!
ファーストフード店での失敗は、なんといってもその速さに起因するものがあります。
バイトに慣れていないうちに忙しくなって、どこから処理していいかわからない…。
周囲の人もみんな忙しそうだし、誰に聞けばいいかもわからない…。
そんな苦い経験がアンケート結果でもよく現れていました。

言われた注文を覚えられなかったり、間違って商品を渡したり、商品をダメにしてしまったりしてお客様を待たせ不快な思いをさせてしまったことがありました。
気にしないで大丈夫と慰めてもらいましたが、バイト仲間や店長にも迷惑をかけてしまいました。
(ファーストフード店)
はじめてのアルバイトはどこがいい?印象的なエピソードからおすすめを探る
体験談はどれも一長一短、初バイトには難しいかも…と思うかもしれませんね。
でも、そのバイトをしたからこそ得られたもの、というものが必ずあります。
それはバイトをしている時にはわかりませんが、その後の人生に大きな影響を与えるものになるかもしれません。
初バイトの選び方は「失敗してもまたチャレンジしよう」と思える業務であること
不安と緊張でいっぱいの初バイト、失敗してしまって当たり前です。
そこで社員に「失敗するな、1回で覚えろ」と怒られてしまうと、一気にやる気がなくなりますよね。
もちろん職場の雰囲気や人間関係、相性によるところも大きいところではあります。
ただ1番大切なのは、「失敗したけど、まあこんなこともあるよな」と思い直せる仕事を選ぶこと。
それは達成感であったり、人からの感謝であったり、純粋な経験であったりします。
ここでは最後に、初バイトで最も印象的だったエピソードをいくつか取り上げていきます。

お仕事頑張ってね、とか、髪また伸ばしてね、とか、いつもボール遊びやトランプを一緒にしてくれてありがとうなど、その子たちと過ごした時間や記憶がふっと思い浮かんでくるような素敵なプレゼントで今でも自分の宝物です。
(保育園の学童保育のアルバイト)

おばあちゃんは私が配達に伺うたびに何かちょっとしたお菓子などを用意してくれたりしていました。
就職が決まったので、バイトを辞める最後の日にそのおばあちゃんの家に配達物はなかったのですが行き、バイトを辞める旨を伝えるとおばあちゃんは涙を流してくれました。
嬉しい反面、悲しくもあったそうです。
大事にされていたんだなと感じました。
(郵便の夜間配達のアルバイト)

その当時は中学生を個別指導で受け持っており、レベルが高い学校を受験する生徒はあまりいなかったが、とても嬉しかった。
生徒の合格の報告を聞くたびに、とてもやりがいを感じることができた。
中には40点以上点数が伸びた子もおり、上司からも褒められた。
(塾講師のアルバイト)

雇用主に、他の同業者から「うちで働かない?」と勧誘されても断るように言われていました。
まさか自分は始めたばかりだし、そんなスカウトなんか来るわけない、ましてやコミュ障でおどおどしている自分には関係のない話と思っていました。
ところがある日仕事中に「時給いくらもらってるの?もっと時給出すからうちで働かない?」と声をかけられました。
すごくびっくりして断ったのですが、結構自分はイケるのか?と少々自信を持ってしまいました(笑)
(スーパーの宣伝販売)
まとめ:「失敗したらダメ」というバイトは辛い。はじめてであることは恥ずかしいことじゃない
とはいえ、なかなか「失敗してもいい」バイトなんて見つかりません。
飲食では、「お客さんには関係ない」と初バイトであることを隠すよう言われることもあります。
でも初めてであることは事実なので、無理に隠そうとして失敗するほうがよっぽどよくないです。
一生懸命慣れようとすること、ひたむきにがんばることは必ず評価に繋がります。
その結果として、このページで紹介したようなエピソードに繋がれば…初バイトは大成功です!