「仕事をしながらダイエット」というと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
仕事が終わったあとにジムに行ったり、朝早く起きてランニングをしてみたり…。
どちらも減量には効果的なんですが、時間的な余裕がない方も少なくありません。
- 家までが遠い
- 近くにジムがない
- 家事をしないといけない
- 他にもやりたいことがある
- 朝がとてつもなく苦手
こういった方にとって、「時間を作って運動し、ダイエット」することはとっても難しいんです。
そこでここでは、「仕事しながら痩せられる」夢のような職種を大特集!
誰もが思いつくような仕事から、盲点だった意外な理由までを紹介していきます。
どんな痩せ方が理想的?心を病んで痩せるのは絶対NG
さて、「痩せるバイト」というと、みなさんはどんな職種を連想するでしょうか?
よくインターネット上で取り上げられる職種は次のとおりです。
- 引っ越し作業員
- パチンコ店員(ホール)
- 新聞配達
- ポスティング
- 清掃員
- 飲食店(ホール・キッチン)
- 工場(物流の仕分け)
こうした職種では、「重たいものを運ぶ」「常に体を動かす」動作が続くため、すぐに体重が落ちていきます。
しかし同時に腰を痛めたり、腕だけムキムキになったりと、なかなか思うような痩せ方ができないようです。
立ち仕事ですぐ足の裏が痛くなってしまう方にとって、こうした職業は避けたいところ。
またいずれもなかなかハードな職種です。
特に人の多い工場では、陰湿ないじめや複雑な人間関係も少なくありません。
精神的に追い込まれ、食が細くなり、病的に痩せてしまうとあっては本末転倒です。
「稼ぎながら痩せる」ためだけに就くには、ちょっと難しいものもありますよね。
デスクワークよりも「立ち仕事」のほうが消費カロリーは多い
しかし、こうしたハードな業種でなければ消費カロリーが伸びないのも事実です。
立ち仕事における消費カロリーはその職種によって異なりますが、「電車に立って乗っている時」と同じ程度だと言われています。
例えばコンビニでの立ち仕事で8時間働いたとすると、消費カロリーは約1260kcal程度。
一方デスクワークだと、8時間働いても消費カロリーは約630kcalにしかなりません。
立っているか座っているかだけの違いですが、ほぼ倍もの消費カロリーの違いがあります。
参考:国立健康・栄養研究所「改訂版身体活動のメッツ(METs)表」
しかしもちろん、立ち仕事だからといって必ず痩せられるわけではありません。
仕事の終わる時間によっては、夕食が極端に遅くなり、それが太る原因になることも…。
絶対座り仕事がいい方は、勤め先の近くにジムがあるかどうか確認しておく
どうしてもデスクワーク・オフィスワークがいい!という方は、近くにスポーツジムがあるかどうか確認しておきましょう。
ちなみに浴場やサウナつきのジムであれば、家の水道代やガス代も節約できるチャンスです(笑)
また駅からの少し歩ける程度の距離にある職場を選べば、通勤するだけでウォーキングになります。
毎日行く場所、歩く場所だからこそ、色々な視点から「痩せられるかどうか」を確認するようにしたいですね。
オススメの痩せる仕事。メリットとデメリットを把握して健康的に痩せよう!
それではここからは、ダイエットにうってつけな痩せる仕事を紹介していきましょう!
人に見られてもいいように!アパレル・野球場売り子
まずは定番の立ち仕事「アパレル販売」です。
アパレルというと、そのブランドのアイテムを着たキレイな店員さんを想像しませんか?
接客に商品陳列など、常に動き回る販売員なので、消費カロリーはもちろん莫大です!
でも、彼女たちだって最初からキレイだったわけではなく、アパレルという人に見られる仕事だからこそ痩せたのかもしれません。
シェイプアップ、メイク、ヘアセット…ダイエットだけでなく、美しくなりたい!という人にこそ向いている職種ですね。
また「人に見られる」+「販売」で痩せる仕事として、「野球場の売り子」があります。
ビールやおつまみを販売するため、重い荷物を持ったまま球場のあちこちを移動することになります。
主なシーズンは春~秋にかけて、特に夏場がピーク!
暑い中汗をかき、それにも増して暑苦しい応援を聞きながら駆け抜ければ、ダイエット効果も増し増しです!
ただしとてつもなく暑いこと、おじさんに絡まれるのがイヤ!という方は控えた方がいいかもしれませんね。
毎日健康的に全身運動!ガソリンスタンド店員
「よく痩せる仕事」の代表格、それはガソリンスタンドの店員です!
屋外で車の誘導、給油している間に洗車と、まさにひっきりなしに動き回ります。
特に混み合うガソリンスタンドでは、1ヶ月経たないうちに3キロ痩せた、という方もいるくらい。
夏は暑く、冬は寒い職場だからこそ、より健康的にダイエットができるんですね。
しかしどうしても「水」を扱う仕事のため、手元が乾燥し荒れがちに…。
またガソリンの匂いが辛い、という方は慣れるまではガマンしなくてはいけません。
人に優しく、体を引き締め!介護職
高齢者の身の回りの介護をするため、ハードだと敬遠されがちな介護職。
度々ニュースや報道でも話題になるため、ブラックだと考えている人も多いかもしれませんね。
介護職は生活に深く関与するサービス業というだけあり、ものすごく気力を使います。
またご老人の体を洗う、抱き上げるなどの作業もあるので、筋肉が鍛えられ自然と痩せていく方が多いようです。
ただしかなりハードな職種であることには変わりなく、「稼ぎながら痩せる」ためだけにできる仕事ではありません。
大きなやりがいやキャリアアップ、腰を据えて働きたい方にオススメです。
とにかく中は暑いんです…レアな着ぐるみアルバイト
着ぐるみを着て子どもたちの前に出ていくアルバイト、一度は憧れませんか?
イベントスタッフやキャンペーンスタッフのバイトの中には、こうした着ぐるみを使うものも数多くあります。
この仕事のデメリットは、なんといっても、もうとにかく暑いこと!
夏場の仕事では、まるでサウナスーツを着ているかのような大量の汗が出ます。
当然すぐに痩せていきますが、なかには熱中症になって倒れてしまう方も。
ほとんどのイベントで子どもに囲まれるため、子ども好きかつ演技力がなければ続けることは難しいでしょう。
また着ぐるみのアルバイト自体がレアバイトの1つのため、なかなか求人が見つからないところもネックです。
まとめ:働きながら痩せるには相応の覚悟が必要!?
ダイエットできる職種は立ち仕事であれば多くありますが、いずれも「ただ痩せる」だけとはいきません。
場合によっては体調を悪くしたり、精神的な不調に追い込まれてしまう場合があります。
健康的に痩せるには、仕事で体を動かしながらも、絶対に無理はしないという覚悟が必要です。
またデスクワークを選びたい方は、通えるジムやトライしたい運動などを見つけておくのがポイントです。