「コミュ障だから接客や電話対応がある仕事が本当につらい…」
対人コミュニケーションがうまくいかない方にとって、毎日の会話ほど辛いものはありません。
コミュ障の方にとって接客ほど辛いものはないのに、求人は接客業ばかり…。
現代社会では何らかの形で「人と関わる」仕事がどうしても多くなっています。
なかなか自分にあう仕事が見つからず、職を転々とする方も少なくありませんよね。
ここでは、自分のことを「コミュ障」もしくは、「対人恐怖症」だと自覚している方向けに、おすすめの仕事を紹介していきます。
自分がコミュ障だからと一括りにせず、様々な職業がある、というところから知っていきましょう。
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コミュ障にもタイプがある?3つのタイプと向いている仕事
コミュ障とは、いわゆる「コミュニケーション障害」の略称…ではありません。
いわばネットスラングとして広がった言葉で、広義では対人関係がままならない方を指します。
吃音症、失語症など、何らかの病名が付く場合にはきちんとした治療を行う必要があります。
ここではまず、「コミュ障」についてタイプ別に分類してみましょう。
- 人が怖くて話せないタイプ
- 言葉にするのが苦手なタイプ
- 会話が成立しないタイプ
人が怖くて話せない。過去に叱責を受けて自発的行動ができないタイプ
コミュ障の中には、「対人関係がイヤだ、恐ろしい」と考える方が多いですよね。
人と接することが恐ろしい方には、上記のようなことが当てはまる傾向にあります。
自分から進んで行動できず、行動したとしてもひどく後悔し、その後に繋がらない…。
こうした悪循環が生まれることが多くあります。
とにかく人と話すのが怖い、嫌い、という方は、接客業を避けましょう。
飲食やサービス業、小売業など、「自分にできそうだな」と思うものであっても避けてください。
また事務作業であっても、電話応対や来客対応が発生する仕事もあります。
頭の中では色々なことを考えているけど、言葉にするのが苦手なタイプ
コミュ障の方のなかには、思っていることをうまく口にできない方も少なくありません。
文章やメールではやり取りできるのに、いざ対面すると思っていることの1/3も伝えられない…。
相手のことを案じるがゆえに、自分の考えを抑え込んでしまう方もこのタイプです。
こうした方は、メール・チャットでやり取りのできる仕事を優先的に選びましょう。
どれだけ頭の中で考えていても、それを伝えられなければ意味がなくなってしまいます。
そうした「考え事」は大きなストレス源にも発展しかねません。
どんなにがんばっても記憶力がもたない…会話が成立しないタイプ
自分では本当にがんばっているつもり!
なのに、どうしても人よりワンテンポ遅くて、会話が成り立たない…。
こうしたコミュ障の方は、頭の情報処理能力が少し遅めで、会話に入っていけないタイプです。
また人の顔や名前を覚えられなかったり、突発的なトラブルにパニックを起こしてしまうことも。
こうした方は、自分のペースで落ち着いて作業できる仕事を選ぶようにしましょう。
常に時間に縛られたり、締め切りがあるような仕事は向いていません。
トラブルがあっても一度落ち着いて深呼吸ができるような環境に身を置くのが一番です。
おまけ…とにかく自分のことを話したい!一方的すぎて困るタイプ
勉強も仕事もある程度こなせるのに、なぜか対人関係だけがうまくいかない!
そんな方は、「とにかく一方的に自分のことを話してしまう」タイプのコミュ障かもしれません。
他の3タイプとは違い、人と話すことに苦は覚えません。
そのぶんできる仕事も多いのですが、人付き合いだけはなぜか全く続かない、という方を指します。
こうした方には黙々と作業をする仕事より、接客や営業、電話対応などが向いています。
反面、人の多い職場では対人関係がうまくいかず、大きなストレスとなる場合があります。
おすすめのバイトをタイプ別で紹介。対人恐怖症でも大丈夫な仕事
それでは、上記3タイプにピッタリな仕事はどういったものなのでしょうか?
人が怖いタイプの方には、比較的接客の少ない仕事がオススメ
どうしても人と関わるのが無理…という方には、こうした仕事がオススメです。
例えば工場内での仕事やピッキング1つとっても、同じ職場の方とは話さなければいけません。
また自宅ライターだとメール等でのやり取りになりますが、それでも人付き合いは避けられません。
できるだけ長く、それも一人でコツコツとできる仕事を選んでいきましょう。
メリット | デメリット | |
トラック運転手 | 一人でいられる時間が長い | 体力的、時間的な消耗が激しい |
ポスティング | 簡単 一人でできる |
要免許 雨天時は辛い |
清掃 | 体を動かせる | グループによる作業が基本 トイレ掃除が辛い |
内職 | 自宅で黙々と作業できる | 出来高制 まとまった収入を作るのが難しい |
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考えを言葉にするのが苦手な方には、文章でやり取りできる仕事がオススメ
自分の考えていることをうまく口にできない方は、PCを使う仕事がオススメです。
進捗の報告も口頭ではなく、チャットやメールで行うようにすれば話す必要はありません。
お客さんと対面して話すこともないので、自分の作業を淡々とこなせる方に向いています。
ライターの仕事を探す場合、クラウドソーシングサービスに登録すると良いでしょう。
ただいずれも顧客、もしくは職場での人とのやり取りが必須です。
口頭で話さなければならない場面も少なくないので、「日常会話ならなんとかできる」という方向けでもあります。
メリット | デメリット | |
WEBライター | 在宅可能 報告は文面がほとんど |
締め切り厳守 ある程度の実績が必要 |
専門職 | もの作り、プログラマーなど 手に職をつけられる |
顧客とのやり取りが必須 時間的制約がある |
データ入力 | 入力作業ができればOK | 最低限の会話はある |
会話がうまく成立しない方には、マイペースにできる仕事がオススメ
人と関わることはそれほど嫌いじゃないけど、うまく会話に入れないのが辛い…。
そんな方は、自分のペースを守ってできる仕事がオススメです。
例えば造園作業の仕事では高齢者が多く、無理に話を合わせる必要もありません。
また治験モニターは検査や投薬を受けるだけで、他の治験者と関わるようなこともほぼありません。
※拘束時間の長い治験モニターも少なくないのでご注意ください。
メリット | デメリット | |
ゲームデバッグ | 自分の作業に集中できる | 単純作業の連続 |
治験モニター | 報酬が高く他の人と関わらない | 拘束時間が長い まれ副作用がある |
造園作業 | 必要以上の会話はしない 短期間で正社員になれることも |
高齢者が多い 冬は仕事が減る |
新聞配達 | 届け先と対面しない | 朝が早い 体調管理が必須 |
これだけはするな!コミュ障に向いていないバイト4個
一方で、世間的には「コミュ障でもできる」とされているものでも、絶対にやめておいたほうがいいバイトがいくつかあります。
ここでは簡単に、その具体例を紹介していきましょう。
レジ打ちはコミュ障における地獄
コンビニ、スーパーなど、レジ会計が必要な仕事は、コミュ障には向きません。
常に人と接する場であり、不意のトラブルが多く発生する仕事です。
特にレジが混雑するとお客さんに怒鳴られることもあり、コミュ障にとってはまさに地獄。
少しのミスがパニックを呼び込んでしまい、さらなるミスを犯してしまうことも多いです。
ファストフード店や居酒屋などもってのほか、漫画喫茶や映画館も避けておきましょう。
工場・軽作業系はすでにグループができあがっている可能性が高い
比較的常に求人が出ていて、人の移り変わりが激しい工場・軽作業系のアルバイト。
一見人付き合いが少なく済みそうですが、ベテランが多いほど危険な職場です。
すでにグループが完成しているため、コミュ障の方が新たに入っていくにはハードルがかなり高くなります。
またベテランによる陰湿なイジメが理由で、定着率が悪い職場が多くなっている事実もあります。
ほんの数日だけの短期だけならまだしも、長期的に働きたいという方には向かないバイトです。
品出しは営業時間にやると最悪
商品の品出しや在庫管理は、主にスーパーなどで募集がある重要な仕事のひとつ。
営業時間外であればいいのですが、営業時間中に行うケースだと最悪です。
お客さんに声をかけられたり、忙しい時間にはレジ打ちの仕事を任せられることもあります。
調理場・洗い場は時間に追われる肉体労働
お客さんとではなく、勤務先の人とだけ関わる仕事のひとつに、調理場・洗い場の仕事があります。
当然同じ調理場にいる人とはコミュニケーションが必須ですし、何より時間に追われます。
また基本的に立ちっぱなしの仕事かつ水を使うので、体力の消耗は激しいです。
特にトラブルがあるとパニックになってしまうタイプの方は、こうした仕事も避けたほうがいいでしょう。
まとめ:時間がかかってもOK!自分の適性をうまく活かせる仕事を探しましょう
「コミュ障」という言葉はネットスラングとはいえ、この一言でまとめきれないほど深い問題です。
職場のストレスの多くは人間関係にあります。
対人関係が苦手な方は、「自分にできる仕事なんてないのでは」と不安になってしまいますよね。
コミュ障といっても、タイプは千差万別です。
人と話すのは苦手でも、電話なら大丈夫、という方もいます。
初対面だけは平気だけど、長く付き合うとなると辛い、という方もいます。
時間がかかっても大丈夫です。
ここで紹介した仕事のほかにも、世の中には新しい仕事の形が次々に生まれ続けています。
自分の好きなこと=得意なことではなくても、その能力を活かせる場所を見つけてください。
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