疎遠になっていた友人から急に連絡がきて、誘われるがままに付いて行くと怪しいセミナー会場だった…という経験をした人は多いと思います。
そう、いわゆるアムウェイの勧誘というものです。
勧誘は大学在学中、もしくは大学卒業後のある時期から増え始め、決まって誘ってくる人たちはギラついた目をしています。
興味もないし断りたいけど、友達関係のこともあるので無下(むげ)にもできないので困ったことのある人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は友人から実際に誘われて断った経験のある人に意見を頂いたのでご紹介致します。
これで今後もし友人からアムウェイに勧誘されても断れますね。
実際にアムウェイに誘われた20人にどうやって断ったか聞いてみた!
人によってもちろん断り方は様々だと思いますが、実際に誘われた人はどんな断り方をしたのでしょうか?
断り方をランキング形式にし、頂いた意見の幾つかをピックアップしてみましたのでご参考下さい。
- 第1位:【きっぱりと断る】
- 第2位:【やんわりと断る】
- 第3位:【理由をつけて行かない(合わない)ようにする。】
- 第4位:【スキを見つけて帰る】
- 第5位:【しょうがないから買ってあげる】
第1位:【きっぱりと断る】

☆私は最初プライベートな悩みがあると学生時代の同級生が言うので話を聞きました。
実際にはアムウェイの勧誘だったのできっぱりとお断りしました。
人をだまして話をされたことにも腹が立っていたので断る以外の選択肢はなかったです。

手元に余裕資金が全くないので、自分はこれからもアムウェイを始めようとは思っていないので、今後は誘わないで欲しい、と断りました。
第2位:【やんわりと断る】

自分が購入するだけならまだいいけど、友達にすすめることはできないと言いました。
友達は、結構洗脳されていたのでそんなに理解がないと思わなかったと私にガッカリした様子でした。

友人の誘い方が下手で、ビジネス的観点よりも良い商品をみんなに使って欲しいみたいな誘い方だったからそれでいけました。

アムウェイの事は、名前しか知らない状況でした。
友人からいかにいい商品かを説明され、その後購入をしていましたが、数ヶ月後にご主人と、アムウェイの勧誘に来ました。
私と一緒にやりたいと言われましたが、商品は購入するけど、ビジネスはやりたくない、人に勧める事はしたくないと、断りました。
第3位:【理由をつけて行かない(会わない)ようにする。】

その時は面白そうだから会う承諾をしたのですが後日調べたらそのビジネスがアムウェイだと知り、会う当日に予定が入ったから行けないと断りました

何度も2時間だけでいいから、成功した人の話を聞いてみないかと誘われましたが、急に言われても、予定が詰まっていて時間が取れそうにないのでと言い断りました。
大学時代の友だちだったのですが、私よりも仲のいい友だちには声かけたか聞き、まだと返答されたので、その人たちに誘ってみたら?と提案しました。

おそらくネットワークビジネスだなと思ったので、仕事も忙しく、セミナーに参加する時間がとれないのでとお断りしました。
その後数回お誘いがありましたが、やはり時間がとれないという理由でお断りしています。
第4位:【スキを見つけて帰る】

iPadで資料を出してきたり、実際の商品をカバンから取り出して事細かに魅力をアピール。
「いや、そこまで聞いてないんだけど」と思いながらも、説明を聞いていると永遠に続くので、相手が息を吸ったタイミングや一瞬の間があった時に「あ、そろそろ帰らなきゃ」と切り出して解散しますが、すごく疲れます。
第5位:【しょうがないから買ってあげる】

最初は食器洗うスポンジ程度だったが、どんど金額的にも上がり、洗剤なども買うようになっていった。
でも、それほどよい商品とは思えずに断りきれずに進んで行き、予備まで買い置きするようになっていった。
多くの人ははっきりと断るようにしているのがランキングからも分かります。
中途半端に断って長々と勧誘を受けるのは、お互いにとっても得策ではないようですね。
はっきりと断ることで一旦は友人と連絡が途絶える可能性は高いです。
しかし友人がアムウェイを辞めた後、また遊ぶようになったという意見もありました。
今さら聞けないネットワークビジネス。ねずみ講とは違うの?
アムウェイも属するネットワークビジネスはMLM(マルチレベルマーケティング)と呼ばれており、連鎖販売取引や通称でマルチ商法とも呼ばれます。
MLMのやりかたそのものは法律的には合法な商法なのです。
対してねずみ講と呼ばれるものは違法です。
これはよく混同されるところですがネットワークビジネス=ねずみ講ではありません。
ネットワークビジネスとネズミ講の違いを端的にいえば、
- 収入範囲が有限なのか無限なのか。(法律的に問題ないのか)
- 商品やサービスそのものがあるのかないのか。
- 会員費がかかるのかかからないのか。(収益構造がどうなっているのか)
という3点になります。
詳細は下の表にまとめましたのでご覧下さい。
しかしマルチ商法が合法とは言いましたが、特定商法取引法の中でもマルチ商法はかなり制約や規制があります。
本来では素人(つまりネットワークの末端レベルの人)では商売ができないくらい複雑なのです。
- ネットワークビジネスと知らせずにセミナーに勧誘。
- 商品の効能効果を言う、過剰に表現する。(このローションでアトピーが治る等)
- 収入の保証をする。(絶対に儲かる、借金をしてでもセミナーに参加した方がいい等)
要注意!こんな性格の人はアムウェイにハマりやすい!
恐らく多くの人は幼少の頃からネズミ講やマルチ商法に対してマイナスな教育をされているはずです。
なので何かよほどの事がないとこれらの商法に手を付けることはないと思います。
ではなぜマルチ商法に傾倒してしまうのでしょうか?
主に考えられる原因は以下の2つです。
- 自尊心が強い。
- コンプレックスが強い。
1.自尊心が強い
この手のタイプの人は自分は人とは違う、人と同じでは満足したくない、何かで飛び抜けた結果を出したいという願望を持っています。
もっと分かりやすくいえば『社長、経営者になりたい』、『お金をたくさん稼ぎたい』ということです。
あなたの周りにもこういう発言をしている人いませんか?
2.コンプレックスが強い
何かでものすごく挫折を経験したことがある、もしくは挫折が現在進行中の人達です。
例えば大学受験失敗した、第一志望の学校に行けなかった、家が貧乏で色々諦めないといけなかった等。
外見的なものも含め内面的にもコンプレックスを抱えている人です。
これらの原因に共通していることは、その人達が現状どうすることもできないというジレンマを抱えていることが多いということです。
こういった人たちにメンター(指導者・助言者)と呼ばれる人は解決策を言葉巧みに提示して、「この人に付いていけばもしかしたら今の自分の現状を変えられるかもしれない」と思わせるのです。
こうして立派なアムウェイ普及者がめでたく誕生していきます。
まとめ:アムウェイに傾倒している人にあなたの声は届かない。断るなら始めからきっぱりと!
ネットワークビジネスはもはや一種の洗脳のようなもので、信じ込んで傾倒している人は聞く耳など持ちません。
本当に興味が無ければきっぱりとその旨をしっかり伝えた上でお断りし、今後も遊びに(ご飯でも)行こうというのが良いかもしれませんね。
またアムウェイをしている人のほとんどは、収入を上げたい等の意欲が大きい部分があることが多いので、他にも稼げる副業を教えてあげるのも良いでしょう。