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貧乏生活で節約なんて無理!あなたの知らない4つの給付金制度

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貧乏生活

「お金がなくて生活できない」という悩みを抱えている人は、この日本にも少なくありません。

いわゆる「貧乏生活」を経て大成功をおさめた人、今もなお貧困に苦しめられている人…。

こうした格差はなかなか埋まらず、社会全体の問題となっています。

 

「貧乏なら節約すればいい!」と思うかもしれません。

ですが借金を抱えていたり、毎日の生活費さえ危うい方にとって、そうしたアドバイスはかえって逆効果

貧乏自慢はいくらでもできますが、お互いの根本的な解決策にはならないでしょう。

 

ここでは「貧乏生活」そのものについて、節約生活と切り分けて考えていきます。

 

「貧乏」ってこういうこと?お笑い芸人たちから見る貧乏生活の真髄

日本では「貧乏だ」と言い出しにくい

「貧乏生活」というと、どんな生活状態を思い浮かべるでしょうか。

  • もちろんクーラーや暖房は使えない
  • スマホやパソコン、PCも持っていない
  • 食事が一日一食
  • ガスや水道、電気が止まる
  • 学費や給食費が払えなくて困っている…

すべてに当てはまる、という方もいれば、そんなの信じられない、という方もいるでしょう。

ドキュメンタリーなどでこうした貧乏生活を取り上げると、「でも○○はあるよね?」なんて批判や指摘が返ってくることがあります。

こうした「貧乏観」が根付いてしまっているのは、良くも悪くも同じメディアのせいでしかありません。

 

お笑い芸人の貧乏生活が凄まじすぎる?サンシャイン池崎さんの実家が…

サンシャイン池崎さんといえば、インパクトのありすぎる芸風で一躍有名人となったお笑い芸人のひとり。

そんな彼の鹿児島の鹿屋にある実家は…なんとこんな状態です。

 

あちこち雨漏りし、トタンの壁は見るからにボロボロ。

玄関は水浸しで、室内はほぼ吹きさらしの状態です。

元々は「池崎組」としてタバコを栽培していたのですが、2度の火災によって消失したとのこと。

それでも彼のご両親は「別に不便はしていない」と答え、世間を驚かせました。

 

他にも「幼いころの貧乏生活」を取り上げられるタレント・芸人は数多くいます。

こうした凄まじいエピソードだけでなく、自分自身の経験に基いて、人は他人の生活を「裕福」か「貧乏」か判断してしまいがちです。

「テレビがあるから貧乏じゃない」「スマホがあったら貧乏じゃない」…。

無意識のうちに、そんな価値観を持ってしまっていませんか?

 

節約生活は貧乏生活とは違う?本当に生活に困った時に頼りたい給付金

では、節約生活と貧乏生活について、両者を切り分けて少し考えてみましょう。

 

節約=貧乏、なんとなく結びつくような、そうでないような違和感はないでしょうか。

節約しているからといって、必ず貧乏である、というわけではありませんよね。

逆に貧乏だからといって、必ず節約ができる、というわけでもありません。

今以上に家計を切り詰めることができない人に「節約しろ」と言っても、「パンがないならケーキを食べればいい」と言っているようなものです。

 

貧乏や節約は強制されるものではない。第三者に頼ることも解決策

成功をおさめたタレントや芸人であればともかく、一般人が「うちは貧乏で…」とはなかなか表立って話すことができません。

そこには、見栄をはりたい、みっともない、恥ずかしい、という日本人ならではの思いが見え透いているようです。

しかし「絶対に節約しなさい」「貧乏ならこうあるべきだ」と強制することは誰にもできません。

本当に毎日の生活に困っているようであれば、それに応じた解決策を講じなければいけません。

 

生活保護だけじゃない!まだまだ知らない給付金や事業がたくさんある

生活保護以外にも制度は設けられている

生活が苦しい、というと第一に頭に浮かぶのは「生活保護」ではないでしょうか。

何かとセンセーショナルな見出しで取り上げられる制度なので、ネガティブな印象を持っている方も多いですよね。

もちろん生活保護以外にも、様々な手当や給付金があります。

例えば母子手当、児童手当、高額療養費制度…このあたりはかなり有名ですよね。

しかし、給付金にはもっともっとたくさんの種類があります。

ここでは実際に制度として設けられている給付金や事業をいくつか紹介していきましょう。

※いずれの制度も、各市区町村によって条件や申請方法が異なる場合があります。

  • 家族介護慰労金
  • 健康マイレージ
  • 乳幼児医療費助成制度(子ども医療費助成制度)
  • 不妊治療助成金

家族介護慰労金は要介護者と同居しているときに使える

まずは大阪市をはじめとする多くの市区町村で設けられている「家族介護慰労金」です。

介護が必要な方が1年以上介護保険サービスを利用していない場合、慰労金を受け取れる制度です。

例えば家族の介護をしながら在宅で働いている方など、「要介護者と一定期間同居している」ことが大きな条件のひとつです。

申請を行えば、年額10万円を受け取ることができます。

申請先は各市区町村によって異なりますが、福祉局や福祉事務所などに相談することになります。

 

大阪市:家族介護慰労金

 

毎日歩いて健康マイレージ!ポイントを貯めると商品ゲットかも

健康マイレージ

健康マイレージとは、各市区町村で行われている「健康づくり」を目的とした事業のひとつです。

特に埼玉県の企業や大阪府泉佐野市、奈良県天理市などで積極的に取り組まれています。

  • がん検診を受ける
  • 万歩計をつけて歩く
  • 写真投稿
  • スタンプラリー
  • 健康講座やイベントに参加する

こうした健康にまつわることを実践するとポイントがたまっていきます。

貯めたポイントで商品抽選に応募できたり、優待カードがもらえる地域など、その恩恵は盛りだくさんです。

厳密に言うと「給付金制度」ではありませんが、健康を目指しながら様々なプレゼントがもらえるのは嬉しいですよね。

参考:埼玉コバトン健康マイレージ

 

乳幼児医療費助成制度は子どもの医療に大活躍する制度

乳幼児医療費助成制度は、多くの市区町村で設けられている医療補助制度です。

「子ども医療費助成制度」とも呼ばれ、主に中学三年生までの児童が対象となります。

申請すると「こども医療証」が交付され、窓口で提示することで助成を受けられます。

1日500円、1ヶ月2500円までの自己負担に抑えることができ、2500円を超えた分は申請すれば還付されます。

小児科

外科

合計

自己負担額

300円

600円

900円

500円

※歯科は別途500円かかるため注意

 

ただし生活保護を受けている場合など、助成を受けられない場合もあります。

参考:大阪市

 

不妊治療助成金は手続きは大変だけど助成額は大きい

不妊に悩む夫婦を対象に、一定の規定を満たす方は「不妊治療助成金」の補助を受けられる場合があります。

「特定不妊治療費の助成」制度とも呼ばれ、地域によって助成額は数十万円にものぼります。

条件の厳しさや申請書類の多さなど、難儀な面も多い制度ですが、不妊に悩む夫婦には心強い制度と言えるでしょう。

 

参考:厚生労働省

 

まとめ:ちょっとしたことの積み重ねで貧乏生活は大きく変わるかもしれない

このページで紹介した以外にも、数多くの給付金制度が存在しています。

→2018年版国からもらえる給付金まとめ。低所得者、求職者等を支える

こうした制度の利用相談、手続きはなんとなく面倒くさい…そう思って敬遠しがちです。

しかしちょっとした手間や時間を惜しむことこそ、かえって貧乏生活に拍車をかけている場合があります。

「貧乏だから」「お金がないから」という価値観に捕らわれることなく、利用できるものは積極的に使っていくようにしてください。

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