コラム

人はなぜ「もう働きたくない」と考えるのか。仕事が嫌でどうしようもない時の考え方

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働きたくない。この気持ちをどう処理すべきか

「もう働きたくない…」

一度ぽろっと口に出してしまうと、怒涛のように溢れ出す労働への恨みつらみ。

ブラックな働き方の是正が叫ばれる現代、うつ病など心身に影響を与えるケースも少なくありません。

 

突然ですが、みなさんはこの「働きたくない」という気持ちをどうやって処理していますか?

一度考えだしたら止まらなくなり、転職や退職が常に頭の中にある状態になっていませんか?

どう転んでも人生は一度しかありませんので、早期決断に踏み切る方も少なくないですよね。

しかし働き先がなくなるということは収入がなくなるということで、そう簡単にはいきません。

 

では、この「働きたくない」という気持ちは、どこから来て、どう払拭すればいいのでしょうか。

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なぜ人は「働きたくない」のか…働きたくない、という気持ちは一気に爆発する

働きたくない…その理由は日々の積み重ね

人はなぜ、働きたくないと考えてしまうのでしょうか。

怠けているから?甘えているから?…違いますよね。

  • いまの仕事が自分に合っていない
  • 他にやりたいことができてしまった
  • 怪我や病気
  • 上司からの厳しい叱責
  • 同僚や後輩へのイライラ
  • モラハラ、パワハラ、セクハラ
  • 自由な時間が取れないもどかしさ
  • 家族との団欒の時間の無さ

その他にも、数え切れないほどの原因が考えられます。

こうした原因の積み重ねが、ふとしたきっかけで大爆発してしまうと「働きたくない」に進化します。

例外はあるかもしれませんが、誰もが常に「働きたくない」と思っているわけではありません。

お金を稼がないと生活ができないし、娯楽や趣味に費やすお金もなくなります。

 

裁量労働制の恐怖…残業代ゼロが今後拡大するかもしれない

2018年2月末現在、社会的に取り沙汰されているのが「裁量労働制」という制度です。

噛み砕いて簡単に言うと、「労働者が1日あたりに行う仕事の裁量を自由にできる」というもの。

例えば18時が定時でも、15時までにやるべき仕事が終われば(あるいはコアタイムの勤務が終われば)、自由な時間帰宅できる…。

といった制度、のはずでした。

 

しかしこの裁量労働制には問題があります。

それは「あくまで労働者にしか裁量が与えられない」ということ。

労働させる側が大量の仕事を押し付け、それが定時までに終わらなくても、「裁量労働制」としてみなすのではという懸念がなされています。

たとえば、9時~18時が勤務時間なのに、9時~21時まで働いても、9時~18時までしか働いていないとみなすことができてしまうのです。

専門家からは「定額働かせ放題」などと揶揄されており、これもまた「働きたくない」の一因になる恐れがあります。

 

働きたくないから死にたい。「仕事」そのものが苦痛でしょうがない時

今すぐ働かなくてもいい

グーグルの検索ワードのひとつとして「働きたくない 死にたい」というものがありました。

こうした感情の吐露を検索してみると、「転職する」とか「副業」とか、かなり的外れなページがいくつも出てきます。

つまり、今いる環境が悪いから働きたくない、環境を変えればいい、という見立てですね。

しかし恐らく「死にたい」まで感情が到達していると、もはやそんな解決策では通用しません。

 

「働きたくない」のは、「どんなに働いても未来に展望が見えない」から。

「死にたい」のは、「お金があっても使う時間も、やりたいことも思いつかない」から。

つまり、働いても何の意味もない、自分の体を気遣うことも意味がない…と思っているからです。

 

労働に意義を見つけられなくなってしまうと、お金が稼げない、死ぬしかない、と思考が反転してしまいます。

さらにそんな自分がダメだと追い込み、体の調子を崩し、うつを引き起こしてしまう方も少なくありません。

病気になっても病院に行きたくない、保険料なんて払いたくない、だってすぐにでも死にたいから。

仕事がつづかなくて、できればもう働きたくない…死にたい。

そんな人に新しい仕事と環境を!というのはあまりにも酷ですよね。

 

当たり前のことですが、仕事をすること=生命を維持すること、ではありません。

どうして働きたくないのか、というのは非常に根の深い問題です。

言葉だけでは決して解決できず、休養や時間がゆっくりと解きほぐすものでもあります。

 

まずは自分の意志に正直に、「働かないこと」を選んでみてください。

すっぱり仕事を辞めて、漠然と毎日を過ごしてみてください。

料理をしてもいいし、一日寝ていても、ゲームをしていても、なんでも大丈夫。

生活に苦しくなったら自治体に相談しに行って、ちょっとだけ頑張ってみましょう。

心療内科に行き、カウンセリングを受け、整体に行って肩こりを治しましょう。

 

本当に、人生はちょっとずつでいいのです。

 

働く方法自体はたくさんある。副業だけじゃなく、自分らしく働くための会社

自分らしく働ける職場で好循環をねらう

ちょっとずつ頑張っていくと、そのうち「あ、仕事したほうがいいかも…」と思うことがあります。

お金が底をついたり、家族の支援が受けられなくなったり、色々切羽詰まった状況が考えられます。

それですぐに「よし正社員になろう」と思わないこと、これが一番大切です。

 

正社員登用を狙ってみる。バイトから仕事を覚えていこう

いきなり正社員になって収入を安定させようと思うと、また以前の状態に逆戻りしてしまうことがあります。

  1. 新しく会社に入る!
  2. 新しい環境や仕事に慣れない
  3. 仕事ができないことに恐怖を感じる
  4. 「働きたくない…自分はダメだ」と思い込んでしまう

うーん、見るからに悪循環です。

それに、結局入社してみないとその企業の雰囲気や関係性はわかりません。

 

というわけで、無理に最初から正社員雇用を目指す必要はありません。

「社会人」であることに捕らわれてしまうより、まずは収入です。

もしかしたら親や友人たちと比べて引け目を感じるかもしれませんが、他者の人生と比べる必要は一切ありません。

テレビに映っている芸能人も同じ人間ですが、彼らの人生と自分の人生は比べられるものではありませんよね。

世間体を気にしてしまうこともあるかもしれませんが、まずは自分の働ける限界を見定めていきましょう。

 

収入が安定したら、休日をちょっと楽しくしてみる

徐々に仕事に慣れてきたら、毎週の休日がどんどん待ち遠しくなること請け合いです。

これは筆者の体験談なのですが、働きたくないと体が訴えている時、とにかく眠いんですよね。

休日は起きたら昼過ぎ、なんてこともザラにあり、まともに楽しく過ごした記憶がありません。

 

少しずつ収入が安定してくると、ちょっとお金を使ってみようかな、という気持ちになってきます。

例えば旅行。温泉や行楽地、電車で長く揺られる旅など、時間を忘れてゆっくりしようとか。

例えば食事。追い詰められている時は味がわかりませんが、おいしいものをお腹いっぱい食べるのは本当に大切なことです。

例えば娯楽。ゲームをはじめ、読書や映画、音楽鑑賞など、クリエイティブなことに触ってみると、意外な楽しみが生まれてきます。

 

まとめ:働きたくないときは逃げていいし、別に誰と比べるわけでもない!

「どうしても働かなければ生きていけないけど、とても心身がつらくて無理」

そんな場合はいち早く、然るべき機関に相談しましょう。

いのちの電話や各種ホットラインセンター、ハローワーク、心療内科、どこでも構いません。

どうして働きたくないのか、その答えはすでにあなたの中にしっかりとあるはずです。

その原因がなんであれ、今の環境を変えられるのはあなた自身以外に誰もいないのです。

ちょっとずつ状況を変えていくために、できることを少しずつ増やしていってください。

もちろん誰かの人生や収入と比べる必要も、親や世間体を気にする必要もありません。

 

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