四銀の愛称で親しまれている四国銀行は、高知県を中心に営業展開をしている地方銀行です。前身の第三十七国立銀行は明治11年に設立されていますので、何代も前から四国銀行を使い続けている人も多いかもしれません。
もちろん四国銀行にもカードローンがあり、高知や徳島などで生活している人の支えとなっています。ところが、そんな四国銀行のカードローンも、誰でも簡単に利用できるというわけではありません。
「審査を受けるときはどんなポイントに気をつければいい?」「審査に落ちたときの対処方法はある?」ここではそんな疑問を解決するために、四国銀行カードローンの審査に関する情報をまとめました。
【このページで分かること】
四国銀行には3種類のカードローンがあり、そのうち1つは教育ローンですので、使用用途自由で借りることができるのは2種類のみです。
即日融資に対応しているのはカードローン4’Sで、四国銀行に口座があることが前提ですが、振り込みでその日のうちに融資をしてもらえます。
カードローン4’SとフリーカードローンのいずれもWEB完結が可能で、申し込みから契約までを来店不要で利用できます。ただし四国銀行の普通預金口座を持っていない場合は、口座開設のために来店しなくてはいけません。
なおかつ、融資額は審査によって決まりますので、必要な額を必ず借りられるわけではありません。ステータスの低い人は、融資額がかなり低く設定されることも想定して申込みしましょう。
四国銀行のカードローンってどんなカードローン?
四国銀行カードローンには3つの商品がラインナップされています。まずは、それぞれの商品概要についてご紹介します。
カードローン4'S
申込方法 |
・インターネット ・窓口 |
金利(年率) |
年4.0%~14.6%(固定金利) |
借入限度額 |
10万円〜800万円 |
審査結果 |
最短即日 |
借入・返済時間 |
24時間対応 |
担保・保証人 |
なし |
遅延利率 |
年14.6% |
在籍確認連絡 |
勤務先への連絡あり |
保証会社 |
アコム |
ATM手数料 |
不明 |
フリーカードローン
申込方法 |
・インターネット |
金利(年率) |
年4.5%~13.3%(固定金利) |
借入限度額 |
30万円〜800万円 |
審査結果 |
不明 |
借入・返済時間 |
24時間対応 |
担保・保証人 |
なし |
遅延利率 |
年14.6% |
在籍確認連絡 |
勤務先への連絡あり |
保証会社 |
四国保証サービス |
ATM手数料 |
不明 |
教育カードローン
申込方法 |
・インターネット ・窓口 |
金利(年率) |
年4.9%(変動金利) |
借入限度額 |
50万円〜500万円 |
審査結果 |
不明 |
借入・返済時間 |
24時間対応 |
担保・保証人 |
なし |
遅延利率 |
年14.6% |
在籍確認連絡 |
勤務先への連絡あり |
保証会社 |
四国保証サービス |
ATM手数料 |
必要 |
利用条件はカードローン商品ごとに違います。それぞれの利用条件についても見ていきましょう。
カードローン4'S
- 20歳以上65歳以下
- 継続安定した収入がある(主婦やパートも配偶者に安定収入があれば可)
- 四国銀行の営業地域内に居住もしくは勤務している
フリーカードローン
- 20歳以上65歳以下
- 継続安定した収入がある(主婦やパートも配偶者に安定収入があれば可)
- 350万円以上の借入れは、年収500万円以上、勤続(営業)年数3年以上
- 600万円以上の借入れは、年収1000万円以上、勤続(営業)年数3年以上
- 四国銀行の営業地域内に居住もしくは勤務している
教育カードローン
- 20歳以上60歳以下
- 継続安定した収入がある
- 四国銀行の営業地域内に居住もしくは勤務している
四国銀行カードローンは即日融資可能?
四国銀行のカードローンのうち、即日融資に対応しているのはカードローン4’Sです。フリーカードローンもキャッシュカードをローンカードとして利用できますので、審査次第では即日融資もできそうですが、即日融資に関する情報はありません。
カードローン4’Sで即日融資を受けるための条件は次の3点です。
- 四国銀行に口座がある
- WEB申し込み
- 振込融資
四国銀行に口座がない場合は、申込書が郵送で送られてきます。なおかつ申し込みには来店が必要ですので、即日融資はできません。また、すぐに審査を受けるためにもWEB申し込みは必須です。通常はローンカードが送られてきてから融資開始ですが、カードローン4’Sで振込融資を依頼すれば、即日融資可能です。
このようにカードローン4’Sなら即日融資ができますが、振込融資ですので銀行の振込対応時間までに審査を通過させて契約完了している必要があります。
確実に即日融資を受けるには、できるだけ午前中の早い時間に申し込みを済ませましょう。
四国銀行カードローンの在籍確認はどう?
四国銀行のカードローン審査では、在籍確認のために勤務先に電話されることがあります。
カードローン4’S:電話あり
フリーカードローン:電話することもある
教育カードローン:記載なし
カードローン4’Sは確実に在籍確認の電話があるとなっていますが、フリーカードローンの場合は、借入金額など申込内容によっては電話連絡がないケースもあります。教育カードローンは記載がないものの、借入額の大きさを考えればおそらく在籍確認の電話があります。
ただし、在籍確認といっても特に構える必要はありません。四国銀行からの電話ですので「クレジットカードの審査で電話があるかも」と職場の人に伝えておけば、ローン利用がバレることはありません。自分で電話に出る必要もありませんので、知らないうちに在籍確認が終了していることも珍しくありません。
インターネットからWeb完結申し込み時の大まかな流れ
四国銀行カードローンのうち、カードローン4’SとフリーカードローンがWeb完結に対応しています。そのときの大まかな流れについてご紹介します。
- インターネットから申込み
- 四国銀行による審査
- 電話による審査結果の連絡
- 勤務先への在籍確認
- 契約
- ローンカードの送付
- 融資開始
フリーカードローンはローンカードが必要ありませんので、ローンカードの送付はなくキャッシュカードをローンカードとして利用できます。
審査申し込み時の注意点
四国銀行のカードローンを利用する上で、注意したいポイントは次のようになります。
- 主婦やパートは利用限度額が少なめ
- 利用限度額は審査によって決まる
- Web完結には四国銀行の普通預金口座が必要
カードローン4’Sとフリーカードローンはいずれも安定継続した収入が配偶者にある場合利用可能となっていますが、フリーカードローンの場合は30万円までに抑えられています。カードローン4’Sには記載がありませんが、同じく小口融資にしか対応していない可能性がありますので、高額な借入れは配偶者にお願いしてください。
また、利用限度額は利用者が申請するのではなく、審査によって決まります。自分が借りたい額を借りられるわけではありませんので、注意いしてください。
また、Web完結での利用は四国銀行の普通預金口座が必須です。忙しくて口座を開設しに行く時間が取れない場合は、Web完結できませんし、そもそもカードローンの利用もできません。あらかじめ時間のあるときに口座開設を済ませておきましょう。
まとめ:四国銀行カードローンの審査に落ちた人が今すぐできる3つの対処法
四国銀行は消費者金融よりも低金利で高額な借り入れが出来ますが、誰でも審査に通過できるわけではありません。もし審査に落ちたときは、どのような対処をすればいいのか説明します。
借入件数を減らす
一度審査に落ちてしまうと、半年間は同じローンを申し込んでも門前払い状態になります。このため、この半年の間に他社からの借入がある人は、できるかぎり減らすようにしましょう。借入件数は3社以内にするのが目安です。
実際に借りていなくても解約していないと、借りているのと同じだと判断されます。完済したら、必ず解約をして契約数を減らすようにしましょう。
申込内容の確認
審査落ちする理由として意外と多いのが、申込内容の記入ミスです。勤務先の電話番号を間違えたり、他社からの借入額を1桁間違ったりすると、虚偽の申告として審査落ちする可能性があります。申込内容がわかるのであれば、間違いがないか確認してください。
すぐに四国銀行のカードローン審査を受けることはできませんので四国銀行で借りたい場合は、6ヶ月後に再審査、もしくは修正した内容で他社の審査を受けましょう。
消費者金融を利用する
急ぎでお金を借りたい場合は、消費者金融での申込みがおすすめです。
消費者金融が銀行よりも金利が高いこともあり、審査のハードルが低めに設定されています。
もちろん審査が甘いわけではありませんが、四国銀行で融資を断られた人でも借りられるケースもあります。
ただしカードローン4’Sもフリーカードローンも、アコムが審査を行っています。
審査のハードルは下がっているとはいえ、審査の傾向は同じです。
この2つのカードローン審査に落ちた場合は、アコム以外の消費者金融の審査を受けるようにしてください。