みずほ銀行カードローンといえば、銀行カードローンならではの低金利。
さらに利用限度額800万円という大きな限度額が魅力ですよね。
ただ、銀行系カードローンは保証会社の関係もあって審査が厳しいです。
なかなか手が出せないし不安、という声が多くあります。
ここではみずほカードローンに審査を申し込む前に確認しておきたいポイントをご紹介。
さらに、すでに審査に落ちてしまった時にできる対処法もまとめています。

みずほ銀行カードローンはWEB完結申込みが可能ですが、口座が必要になります。
また融資を受けるには株式会社オリエントコーポレーションの信用保証を受ける必要があります。
過去にオリエントコーポレーションや提携する銀行カードローンへの返済が2か月以上遅れたり、滞納してしまっている場合には、それが原因で審査落ちしてしまう場合があります。
詳細は本文を参考にしてください。
みずほ銀行カードローンってどんなカードローン?
まずはみずほ銀行カードローンについて簡単にまとめておきましたので見ていきましょう。
申込方法 | ・インターネット(モバイル、スマートフォン、パソコン) ・電話 ・郵送 ・店舗窓口 |
金利(年率) | 2.0%~14.0%(変動金利) |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
審査結果 | ネット申し込み以外では数日かかる場合あり |
返済方法 | ・ATM返済 ・コンビニATM返済 ・店舗窓口返済 ・口座自動引き落とし返済 |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金利息 | 年率19.9% |
在籍確認連絡 | あり ※オリコから申込内容確認の電話連絡あり |
保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
ATM手数料 | 一定条件つきで利用手数料が月4回まで無料 |
みずほ銀行カードローンには特にこれといって特筆すべき特長はありません。
銀行ならではの低金利と、幅広い借入限度額は他の銀行系カードローンにも通ずるものがあります。
ただし、公式HPでは審査時間、審査結果がわかるまでの時間が明記されていません。
WEBからの申込みも可能ですが、みずほ銀行の口座開設が必須となります。
口座がない場合、書類返送などの時間も含めて、融資まで3週間以上かかる場合があります。
今すぐに融資を受けたい方よりも、常日頃からみずほ銀行を利用している方向けのカードローンと言えます。
みずほ銀行カードローンではその日のうちに借りられる?
みずほ銀行カードローンでは、即日融資は対応していません。
WEB完結申込も可能ですが、前に書いた通り、みずほ銀行の口座が必要になります。
本人確認書類はカメラ撮影した画像を送付することで提出できます。
ただ、午前中などできるだけ早い時間に申し込んでも、その日のうちに審査結果が出るのかわかりません。
口座がない場合は口座開設の手続きが必要になりますので、さらに融資が遅れてしまいます。
即日融資を受けたい場合は、消費者金融の利用を検討しましょう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認はどんな感じで行われるの?
審査の段階では他のカードローン同様、在籍確認は職場に電話連絡が行われます。
また、保証会社であるオリコから、登録した電話番号に確認の連絡があります。
在籍確認の担当者は「みずほ銀行」または「オリコ」、もしくは担当者の個人名を名乗って電話をかけてきます。
電話連絡のあるタイミングは記載されていませんが、審査通過後まもなくだと考えてよいでしょう。
事前に職場に電話連絡があるかも、と伝えておければよいのですが、なかなかそうもいきません。
銀行カードローンの在籍確認の電話連絡は基本的に避けることができません。
一部の消費者金融では、直近の給与明細などを提出することで、在籍確認の代わりとすることができることがあります。
インターネットからWEB完結申し込み時の大まかな流れ
みずほ銀行カードローンではインターネットからWEB完結申込みが可能です。
ただし口座がない場合には口座を作るところから契約がはじまりますので、書面での手続きが必要になります。
- WEB完結申込み「みずほ銀行口座をお持ちの方はこちら」からスタート
- ご希望極度額を選択、本人確認書類を提出するかどうかを選択する
- 本人情報を入力、収入証明書などをカメラ撮影して提出する
- カードローン口座開設の連絡がメールで届くので、キャッシュカードで利用開始
絶対みずほ銀行カードローンの審査に落ちたくない!チェックするべき2つの項目とは
みずほ銀行カードローンの申し込みにあたり、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
みずほカードローンに審査を申し込むとき、チェックしてほしいポイントは次の2つです。
株式会社オリエントコーポレーションの信用保証を受けられるかどうか
みずほ銀行カードローンを利用するためには、株式会社オリエントコーポレーションの信用保証を受ける必要があります。
オリコは、みずほ銀行カードローンの他にも、多数の銀行系カードローンの信用保証を担っています。
オリエントコーポレーションの信用保証を受けるために、顧客は担保や保証人を別途で用意することなく、融資を受けられるということになります。
ただし、過去にオリエントコーポレーションが信用保証をする銀行カードローンへの返済をしていない場合など、金融事故があったと判断される時には審査に落ちてしまう可能性があります。
オリエントコーポレーション株式会社が保証会社となっている主な地方銀行カードローン
- みちのく銀行カードローン
- 北日本銀行カードローン
- 福島銀行カードローン
- 武蔵野銀行カードローン
- 千葉興業銀行カードローン
- 八千代銀行カードローン
- 北越銀行カードローン
- スルガ銀行カードローン
- 愛知銀行カードローン
- 紀陽銀行カードローン
上記の他にも多数の地方銀行カードローンと提携しています。
もしも利用したことがある時にはきちんと返済できていたかどうか確認しておくと安心です。
安定した返済能力、他社からの借入状況、信用情報…一番重要なのはどれ?
銀行系カードローンの審査で重要となるのが以下の3点と言われています。
- 安定した返済能力(=長い勤続年数)
- 他社からの借入状況
- 個人信用情報
いずれも審査では欠かせない重要な情報です。
このなかでも一際重視されるのは「個人信用情報」です。
例えば、過去にクレジットカードやローンの支払い、他社からの借入があって、それらをきちんと返済できていない人がいます。
すると、「今度もまた返済してもらえないのではないか」という疑いが浮かびますよね。
それを示すのが「個人信用情報」のなかの金融事故履歴(クレジットヒストリー)です。
過去5年以内に2か月以上の滞納があれば、異動情報として記録され、以後5年間はどれだけ収入があったとしても、新たに融資を受けられなくなります。
みずほカードローンの審査に通った人の体験談。収入に対してほどほどの上限額を
今回は実際にみずほカードローンの借入審査に申し込み、通過したという方10名にアンケートにお答え頂きました。
今回はその中から数名の方をプロフィールとあわせてご紹介していきます。
49歳財務担当の男性
借り入れ目的 |
休職から復帰し、給料がもとに戻るまでのつなぎとして |
融資額 |
30万円 |
雇用形態 |
正社員 |
年収 |
400万円 |
勤続年数 |
7年 |
他社借入 |
なし |


また収入に対して妥当な借入枠、過去に返済、支払いなどで滞ったことがなかったことだと思います。
35歳事務職の男性
借り入れ目的 |
収入減少により、クレジットカードの支払いが追い付かなかったため |
融資額 |
150万円 |
雇用形態 |
正社員 |
年収 |
500万円 |
勤続年数 |
15年 |
他社借入 |
2社から150万円 |


勤務している会社の規模も多少影響すると思いますが、他の借入をしっかり返済しているかも大切なことだと思います。
借りたお金を返さずそのままにしていたりすれば、どこの金融機関であっても融資を受けることはできません。
みずほカードローンの審査に落ちた人の傾向。信用情報はOKでも・・・
次に、残念ながらみずほカードローンの審査に申し込んだ結果、融資を断られてしまった方のお話をご紹介していきます。
33歳栄養士の女性
借り入れ目的 |
冠婚葬祭が重なったため |
融資額 |
40万円 |
雇用形態 |
パート |
年収 |
150万円 |
勤続年数 |
4年6か月 |
他社借入 |
なし |


次に申し込む時には正社員になり、毎月安定した収入を得るようになってからにしようと思っています。
31歳オペレーター勤務の女性
借り入れ目的 |
家族の入院費のため |
融資額 |
20万円 |
雇用形態 |
契約社員 |
年収 |
300万円 |
勤続年数 |
6年 |
他社借入 |
4社から90万円 |


でも審査に落ちてしまった直接的な原因は、直近半年以内に複数社に審査申込をしていたので、いわゆる申込ブラックであったからだと思います。
結論:みずほカードローンの審査に通った人・通らなかった人から見る6つの条件とは?
アンケートに答えて頂いた方々からの調査結果をまとめると、みずほカードローンの審査には次のようなポイントがあることがわかりました。
審査に通った人に見る要チェックポイント
- みずほ銀行カードローンでは、安定した収入を証明し、過去に金融取引などをしていた場合、審査に通りやすくなる傾向がある
- 他社からの借入があった場合でも、遅れることなく返済することで信用に繋げている
- 過去に支払い滞納や延滞による督促がなく、信用情報が守られている
審査に通らなかった人に見る要チェックポイント
- パートやアルバイトなど、収入が安定していない場合には落ちてしまう可能性がある
- 年収に対して多すぎる利用限度額を申請した場合、審査を厳しくしてしまう
- 他社からの借入が多い場合や、短期間に何度も申し込んでしまうと審査落ちの原因になる
みずほカードローン審査のチェックポイントを見ていくと、やはり安定した返済能力が求められていることがよくわかりますね。
特に年収に対して高い利用限度額を申告した方は審査落ちしやすくなってしまっているようです。
また、返済が遅れていたり、何度も申し込みを繰り返していることなどは、他の銀行カードローンの審査落ち原因にもなります。
みずほカードローンの審査に落ちた人が今すぐできる5つの対処法
それでは、みずほカードローンの審査に落ちてしまった人は、その後どのような対処法を講じるべきなのでしょうか。
申し込みブラックは危険度大。最初に借入するときにまず知っておくこと
アンケート結果でも回答されていた方がいた「申し込みブラック」とは…。
短期間の間に何度も申し込みをしてしまって、審査に通らなくなってしまうことを指します。
即金が必要なのに、と審査落ちした方が焦って申し込んでしまいがち。
しかしこれはとても大きな落とし穴です。
申し込みブラックになってしまうと、信用情報に傷がついていないにもかかわらず、それと同じように扱われてしまうことになってしまうのです。
スーパーホワイト=ブラック!?金融実績を積み重ねておこう
スーパーホワイトとは、それまでクレジットカードやローンの利用がないため、金融実績がゼロの状態であることを指します。
金融実績がない=その人を信用するための判断材料がない、ということです。
このため、審査落ちしてしまう可能性があるのです。
スーパーホワイトから脱却するには、日頃からクレジットカードを利用したり、ローンで商品を購入するなどでOK。
いざという時のために、日頃から金融実績を積み重ねておく必要がありますね。
どうしても不安なときには個人信用情報機関へ。情報開示で金融事故を調べましょう
過去に滞納したことがある、督促状を受け取ったことがあるけど、融資を受けられるのかわからない…。
そんな時には、当時利用していた金融機関と提携している個人信用情報機関に問い合わせ、情報開示を行いましょう。
- 消費者金融や信販会社を利用していた場合:JICC
- クレジットカード、ローン支払いの場合:CIC
- 銀行系のサービスや奨学金などの場合:全国銀行個人信用情報センター(KSC)
なかでもCICではスマホから情報開示請求を行うこともできますので、少しでも不安がある場合には利用するのもひとつの手です。
収入や勤続年数をこつこつと伸ばし、次に申し込むときの自分の属性を高めておく
申込む上では必須項目となる収入や勤続年数。
一般的には年収であれば400万円以上、勤続年数は10年以上あれば、審査でもかなり高評価となると言われています。
しかしアンケート調査結果から見ても、この基準がすべてであるわけではありません。
とはいえ、できるだけ収入を多くするために正社員になったり、勤続年数を積み重ねていけば、まとまった費用が必要なときには十分な武器となることでしょう。
利用極度額を少なめに。年収に見合った無理のない範囲を目指そう
みずほ銀行カードローンの魅力は高い限度額です。
ですがいきなり800万円もの利用限度額で申し込んだところで、「本当にこんなに返済できるのだろうか?」とかえって審査の目を厳しくしてしまうだけになります。
まとまったお金が必要だ!というはやる気持ちは少し置いておきましょう。
まずは年収に見合った、無理のない範囲での借入に留めましょう。
まとめ:滞納、延滞ゼロへ!安定した収入を目指しましょう
みずほ銀行カードローンでは、安定した収入とその年収に見合った利用限度額で申告を行うことが重要だ、ということがわかりました。
また、過去5年の間に2か月以上の滞納をしていないかどうか、信用情報に異動情報が登録されていないかどうかが前提となっていて、どうしても不安な方は信用情報機関に情報開示を行うことをオススメします。
いますぐにまとまったお金が必要でなくても、収入を安定させ、勤続年数を重ねていき、金融実績を積み立てていけば、本当に困ったときでも安心して融資を受けられます。