実店舗のないネット銀行の先駆けとして、そのサービスの幅を広げているジャパンネット銀行。
ネットオークションなどが活発になってくるにつれ、利用者も増えています。
自分の口座を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
ジャパンネット銀行のカードローンなら、ネットからの入力で簡単に申し込みできます。
また限度額が最高1000万円と、他の銀行カードローンに比べてかなり高額です。
スマホアプリなどから気軽にキャッシングでき、ATMからいつでも下ろすことができるのも便利ですよね。
そんなジャパンネット銀行ですが、やはり審査は厳しくなっているのでしょうか。
ここではジャパンネット銀行カードローンに審査を申し込む前に確認しておきたいポイントをご紹介。
また、審査に落ちてしまった時にできる対処法をまとめました。
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ジャパンネット銀行は実店舗のないネット銀行で、カードローンではなくカードローンという形でサービスを展開しています。
保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)で、SMBCコンシューマーファイナンスの信用保証を受けられなければ融資を受けることはできません。
大前提として信用情報に傷がついていないことが条件ですが、長い勤続年数と安定した収入が認められれば、お金を借り入れることができます。
詳細は本文を参考にしてください。
ジャパンネット銀行カードローンってどんなローン?
まずはジャパンネット銀行のカードローンについて簡単にまとめていきます。
申込方法 | WEB申し込みのみ |
金利(年率) | 1.59%~18%(変動金利) 初回のみ30日間無利息サービスあり |
借入限度額 | 1,000万円 |
審査結果 | 最短翌営業日 |
返済方法 | 口座自動引き落とし返済のみ |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金利息 | 20.0%(年率) |
在籍確認連絡 | あり |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
ATM手数料 | 毎月1回目は無料 2回目以降は3万円以上なら0円 |
ジャパンネット銀行のカードローンの魅力は、やはりその借入限度額と利便性。
1,000万円もの借入ができるカードローンは少ないので大変ありがたいですね。
申し込み方法はWEBからのみとなっていますが、ネット銀行をよく使う方にとっては当たり前。
また大手消費者金融ではおなじみの、初回のみ30日間の無利息期間までついています。
ネット銀行を使ったことがない、カードローンがはじめてな方にもオススメできるカードローンです。
ジャパンネット銀行ではその日のうちに借りられる?
ジャパンネット銀行では、即日融資は対応していません。
ジャパンネット銀行の口座がない場合には、口座開設からはじめる必要があります。
その場合、申し込みから融資まで1日以上かかると思っておくといいでしょう。
どうしてもその日のうちに借りたい!という方は、消費者金融や他の銀行カードローンの利用を検討しましょう。
ジャパンネット銀行の在籍確認はどんな感じで行われるの?
審査の段階では他のカードローン同様、在籍確認は職場に電話連絡が行われます。
ジャパンネット銀行の保証会社はSMBCコンシューマーファイナンスですが、もちろん社名を名乗ることはありません。
また「JNBですが…」と、ジャパンネット銀行の略称を名乗ることもあるようです。
大半のカードローンでは在籍確認の担当者は個人名を名乗るので、バレてしまうことはありません。
例え本人が電話に出られなくても、その会社に勤務していることがわかればOKです。
ただ職場が休みの場合、追って在籍確認をすることはないようです。
この場合審査に落ちてしまうことになるので、他のカードローンや消費者金融の利用を考えましょう。
インターネットからWEB完結申し込み時の大まかな流れ
ジャパンネット銀行ではインターネットからWEB完結申込みが可能です。
- 公式HPの「口座がある方お申し込み」「口座がない方お申し込み」からスタート
- 口座がある方は店番号とログインパスワードを入力してログイン。
- 口座がない方は本人情報を入力し、本人確認資料の提出。
- 在籍確認のあと、審査結果がメールで届く。
- 口座のある方は手続完了メールが来たら、そのまま利用可能。
- 口座のない方は初期設定を行ったあと利用開始。
- 後日ATM引き出し用のカードが郵送されてくるので注意。
絶対ジャパンネットカードローンの審査に落ちたくない!チェックするべき項目って?
ネット銀行からのはじめての借入。
カードローンもそうだけど、カードローンもはじめて…。
そんな方には不安がつきものです。
ジャパンネットカードローンに審査を申し込むとき、チェックしてほしいポイントをご紹介します。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の信用保証を受けられるかどうか
ジャパンネット銀行のカードローンを利用するには、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の信用保証を受ける必要があります。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社とは消費者金融プロミスのこと。
プロミスはジャパンネット銀行の他にも様々な銀行カードローンの審査を請け負っています。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証会社となる主な銀行カードローン
- 三井住友銀行カードローン
- 横浜銀行カードローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
- 東北銀行カードローン
- 北日本銀行カードローン
- 仙台銀行カードローン
- 東日本銀行カードローン
このほかにも多くの地方銀行カードローンの信用保証を行っているのがSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。
消費者金融としての優れたノウハウを持つプロミス。
ジャパンネット銀行をはじめとする銀行系カードローンの信用保証業務を行っています。
これで、顧客は別途で保証人や担保を用意しなくても、銀行から融資を受けられるようになりました。
ただし、これらの銀行カードローンへの返済を怠っていると要注意。
特に返済を延滞していた場合には信用保証が受けられず、審査落ちしてしまう可能性があります。
留意すべきは「年収」「勤続年数」、「信用情報」と「他社からの借入」
ネットからの申し込みの際、入力すべき項目はたくさんあります。
銀行系カードローン審査で主に重視されるのは「年収と勤続年数」と「他社からの借入」、そして「個人信用情報」だと言われています。
ジャパンネット銀行及びSMBCコンシューマーファイナンスは審査基準を一切公開しておらず、問い合わせても明確な回答は得られません。
ただ貸付対象条件や、一般的に審査基準とされている項目を踏まえると…。
- 「安定した返済能力がある」
- 「過去に滞納など金融事故がない」
- 「現在他社からの借入がある場合、それがどれくらいなのか」
上記三点が審査の可否を大きく左右する項目となります。
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ジャパンネットカードローンの審査に通った人の体験談。他社借入でも返済遅れナシを徹底!
では、ここからは実際にジャパンネットカードローンの借入審査に申し込み、通過したという方10名にアンケートにお答え頂きました。
プロフィールとあわせてご紹介していきます。
51歳保険営業の男性
借り入れ目的 |
他社からの借入による生活費圧迫のため、その補填に |
融資額 |
150万円 |
雇用形態 |
正社員 |
年収 |
600万円 |
勤続年数 |
28年 |
他社借入 |
4社から200万円 |


それと勤務先が安定していて定期的収入もあり、勤続年数が28年と長期だったこともあると思います。
大企業ではなくても安定感のある法人や団体に勤める勤労者で、定期的収入が見込めること。
また長期間勤務していること、他社からの借入件数が多くないこと、事故情報に登録されていないことが審査に通るための必要な条件だと思っています。
38歳小売業の男性
借り入れ目的 |
家族の入院に伴う医療費のため |
融資額 |
150万円 |
雇用形態 |
正社員 |
年収 |
350万円 |
勤続年数 |
12年 |
他社借入 |
1社から50万円 |


安定した収入と、過去に支払い延滞などがないことが必要だと思います。
キャッシングだけではなく、携帯料金の滞納などもない方がいいです。
ジャパンネットカードローンの審査に落ちた人の傾向。ローン支払い延滞にご用心
次に、残念ながらジャパンネットカードローンの審査に申し込んだ結果、融資を断られてしまった方のお話をご紹介していきます。
35歳製造業の男性
借り入れ目的 |
子どもの教育費で生活費が苦しかったため |
融資額 |
50万円 |
雇用形態 |
正社員 |
年収 |
480万円 |
勤続年数 |
12年 |
他社借入 |
3社から150万円 |


本当なら繰り上げ返済などを行えたらよかったのですが、長くローンの延滞を繰り返していたので悪質と捉えられたのかもしれません。
43歳倉庫作業の男性
借り入れ目的 |
病気のための通院費と医療費のため |
融資額 |
50万円 |
雇用形態 |
契約社員 |
年収 |
250万円 |
勤続年数 |
3年8か月 |
他社借入 |
4社から50万円 |


あとは借り入れ先が多かったことが原因なのかと思いました。
契約社員で勤続年数が3年というところも、収入安定には繋がらないのかなと考えます。
結論:ジャパンネットカードローンの審査に通った人・通らなかった人から見る6つの条件とは?
アンケートに答えて頂いた方々からの調査結果をまとめると、ジャパンネットカードローンの審査には次のようなポイントがあることがわかりました。
審査に通った人に見る要チェックポイント
- ジャパンネット銀行カードローンでは、他社借入がある場合でも返済をきちんと続けていれば融資可能の可能性あり
- 勤続年数が10年以上であれば、安定かつ変動しなお収入として返済能力を認められる
- 携帯料金をはじめ、支払い延滞などの金融事故を起こしていなければ融資可能の可能性大
審査に通らなかった人に見る要チェックポイント
- 他社借入が複数ある場合には審査落ちする可能性が高い
- ローンは滞納していなくても、延滞を繰り返していると信用情報に傷がつくおそれがある
- 携帯料金を滞納すると、ローンを滞納したとき同様信用情報に金融事故として残る
ジャパンネット銀行をはじめ、すべての銀行系カードローンでは、「原則安定した収入」を求められることになります。
安定した収入=安定した返済能力となります。
これを証明するのは年収や勤続年数となりますので、審査時に強く意識するべき項目となるわけです。
しかし正社員で勤続年数が長くても、他社借入が多いとき、過去に滞納や延滞の繰り返しがあるときなどには、審査落ちしてしまう可能性が高くなるでしょう。
ジャパンネットカードローンの審査に落ちた人が今すぐできる5つの対処法
それでは、ジャパンネットカードローンの審査に落ちてしまった人は、その後どのような対処法を講じるべきなのでしょうか。
スーパーホワイトではありませんか?現金主義の方は要注意!
「過去に滞納や延滞なんてしたことないのに落ちた!」
クレジットカードやローンを利用したことが全くないという人は、もしかしたらスーパーホワイトが原因かもしれません。
スーパーホワイトとは、クレジットヒストリー(クレヒス)という、金融における信用情報が全くない方のことを指します。
過去に一度も金融機関を通じた支払いを行ったことがない場合は要注意。
「本当に返済できるのだろうか」と疑われ、審査落ちしてしまうことがあります。
できるだけ若いうちからクレヒスを積み立てることが重要です。
まずはクレジットカードなどを用いて商品を購入、きちんと支払いを済ませるところからスタートしてください。
「すぐにまた申し込む」はNG!最低でも半年は間を置いて
「落ちたけど何度も申し込めば通るのでは?」という考えは、実はNG。
借入を申し込んだ、という情報は、個人信用情報機関に最低でも6か月は保存されることになります。
この6か月の間に何度申し込んだとしても、貸金業者はその情報を照会して審査を行います。
短期間に何度も申し込んでいる、ということはバレバレなんです。
即金が必要だ!という人ほど焦って短期間に何度も申し込んでしまいがちです。
2か月の間に3社以上に申し込むと、「申し込みブラック」として扱われることになります。
そうなればどこの金融機関に申し込んでも審査に通らなくなりますので注意してください。
希望上限額はどのくらい?申告のときはできるだけ控えめに
ジャパンネット銀行の融資上限額はなんと1,000万円。
他の銀行に比べてもかなり高額になっています。
だからといって申し込みのとき利用上限額を高くしてしまうと、審査を厳しくすることになってしまいます。
一般的に銀行から借り入れられるお金の上限は、年収の半分程度と言われています。
自分の収入に見合うような、返済するにもムリのない上限額で申し込むようにしましょう。
あなたのクレヒスは大丈夫?信用情報を確認してみる
「そういえば過去に支払いを延滞したことがあったかも…」
このページを読んで不安になった方は、大手の個人信用情報機関に情報開示請求を行ってみましょう。
- JICC:主に消費者金融や信販会社への支払いを延滞していた場合
- CIC:主にクレジットカードやローンなどの支払いを延滞していた場合
- 全国銀行個人信用情報センター:銀行や銀行系カードローンへの支払いを延滞していた場合
過去に利用していた金融機関によって開示請求を行うべき機関が異なります。
よく調べたうえで自分の信用情報を確認しましょう。
年収、勤続年数をコツコツ積み立てるのが、審査突破の第一歩!
信用情報に傷がついていると、その後5年~10年は新規融資を受けることができません。
その間に収入や勤続年数を積み重ね、いざという時審査通過できるよう備えておくことも重要です。
一般的に年収は400万円以上、勤続年数は10年以上あれば、審査ラインを潜り抜ける上で一番よいとされています。
しかしこれ以上でなくても、ジャパンネット銀行の審査に通ることは十分に可能です。
まずはこの審査ラインの最上位に近づくことを意識して取り組んでみてください。
まとめ:料金支払い延滞は絶対NG!信用情報を守り、審査突破に繋げましょう
今月はちょっと厳しいから支払わなくてもいいや、という安易な気持ちから、返済期日を過ぎても支払いをしない方は要注意です。
アンケート結果にもありましたが、ローンや携帯料金などの支払いの遅れが、いざというときの融資を妨げる壁となることが多くなっています。
自分のクレヒスを傷つけ信用を失ってしまわないよう、日頃から月々の支払い管理を徹底し、融資を受けられるよう整理整頓を心掛けていきたいですね。
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