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母子家庭でお金がない!貧困から抜け出す方法と母子寡婦福祉資金貸付金

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母子に差し伸べる救いの手

母子家庭や父子家庭で深刻な悩みといえばやはりお金の問題です。

現在ではシングルマザーやシングルファザーを支援する様々な制度がありますが、やはりひとり親で子育てをするのにはどうしても苦労を感じるシーンが出てきます。

この記事では、母子家庭、または父子家庭で受けられる様々な支援や、直接お金を得る以外の生活の改善方法についてご紹介します。

金銭的な悩みのある母子家庭、父子家庭の方の参考になれば幸いです。

 

シングルマザー、シングルファザーがお金を得る5つの方法

まずは母子家庭、父子家庭で政府から支援してもらえる制度や、お金を得る方法などについて5つピックアップして紹介します。

利用できる制度は色々ありますので、まずは支援制度などを活用できないかしっかり確認しましょう。

  1. 母子父子寡婦(かふ)福祉資金制度を利用する
  2. 即金が必要な場合はカードローンを利用する
  3. 児童扶養手当を受ける
  4. 生活保護を受ける
  5. 副業を始める

 

母子父子寡婦(かふ)福祉資金制度を利用する

母子父子寡婦福祉とは、厚生労働省が管轄しているひとり親の支援制度の一つで、「無利子または低金利でお金を借りられる制度」です。

厚生労働省の管轄ですが、実際にお金を貸付してくれるのは各都道府県になります。

営利目的の貸付ではありませんので、貸付の利息は原則無利子となっているのが大きなポイントです。

利息がついたとしても1%前後というかなりの低金利となっています。

カードローンの平均金利が18%ほどだと考えると、いかにお得な制度であるかわかりますね。

なお、この制度は電話やインターネット、郵送による手続きはできず、必ず窓口まで申込みに行く必要があります。

 

母子寡婦福祉資金貸付金を受けられる人

母子父子寡婦福祉貸付金の貸付対象になる人は、まず「母子家庭(シングルマザー)または父子家庭(シングルファザー)」であることが大前提です。

また、寡婦も対象になります。

※寡婦とは、配偶者のいない女性のことで、かつて配偶者のない女性として20歳未満の児童を扶養していた事実のある人です。

さらに母子または父子家庭の20歳未満の児童自身もこの貸付制度の対象に含まれています。

 

母子父子寡婦福祉貸付金を受けられる項目と金額

母子父子寡婦福祉貸付金は、こどもの入学、進学費用などの教育費用以外にも様々な目的で借りることが可能です。

全部で12種類もの目的別で貸付を受ける事ができますが、上限金額や利用できる用途は各都道府県によって細かく異なりますので、お住いの地域に確認するのが確実となります。

 

貸付開始から返済までに猶予期間がある

この制度の大きなメリットとして、貸付の開始から返済のスタートまでに猶予期間が設けられていることがあります。

申請者の生活状況を見ながら半年~一年の猶予を設けてあり、返済期間も5年~資金の内容によっては20年という長期に渡っての返済が可能ですので、無理なく返済していく事が可能です。

 

母子寡婦福祉資金貸付金を受けることが出来ない人

母子父子寡婦福祉資金貸付金を受ける上でのデメリットとして、審査の厳しさが上げられます。

どのような場合だと制度を受けることが難しいのか、条件をまとめてみました。

1.生活保護を受給している

生活保護は国から与えられた最低限の生活を営むための資金です。

すでに生活保護を受けている状態で新たに借金を組むという形になりますので、返済が困難であると判断され母子父子寡婦福祉資金制度の利用は難しくなると言えます。

 

2.無職の状態である

母子父子寡婦福祉資金貸付制度は利子こそありませんがお金を融資するという状態に変わりはありませんので、返済していく収入が全く無いという状態では審査に通ることは出来ません。

現在養育費のみで生活するなどして無職、無収入である場合は、生活保護制度を勧められる可能性が高いでしょう。

 

3.たくさんの借金を抱えている

現在既にたくさんの借金を抱えている場合は、母子父子寡婦福祉資金制度を利用することが出来ません。

母子父子寡婦福祉は借金の借り換えや一本化目的に利用することができないためです。

既に借金の返済に困窮している場合は、新たな貸付への返済が困難と判断され、審査の通過は難しいでしょう。

 

4.収入が十分に安定している人

この制度は収入の少ない母子家庭、または父子家庭のひとり親を手助けをする目的の制度ですので、既に十分な収入があると判断された場合は審査に通らない可能性があります。

各都道府県に差はあるものの、ある程度の収入の上限が設けられている点には注意が必要です。

正社員やパート、派遣社員と言った雇用形態は問われませんので、一度窓口に相談してみましょう。

 

申請してから貸付までの期間

申請してから貸付までに時間がかかってしまうのが母子父子寡婦福祉資金の大きなデメリットです。

申請してから実際にお金を受け取れるまでは早くとも2週間、長くて1ヶ月程度はかかると考えておきましょう。

 

もしも返済が遅れてしまったら

長い返済期間が設けられている母子父子寡婦福祉資金ですが、万が一返済に遅れてしまうと延滞に対しての利子が発生します。

一般的な消費者金融などの利子に比べると低いものですが、延滞が長期化すると連帯保証人にも督促が行われるようになります。

もしも返済できない経済状況に陥ってしまっている場合は、返済計画の見直しなどに応じてくれる場合もありますので、早めに窓口に相談するようにしましょう。

 

即金が必要な場合はカードローンを利用する

母子父子寡婦福祉資金制度では間に合わないという場合は、銀行や消費者金融のカードローンも視野に入れましょう。

金利は高いですが最短即日で融資してくれますので、返済のあてがある場合は非常に心強い味方です。

審査も比較的通りやすいので、どうしてもすぐにお金が必要である場合は利用しても良いでしょう。

どのようなカードローンがあるか知りたい方は以下のページを参考にしてみてください。

2019年版消費者金融一覧。おすすめランク別26社をわかりやすく紹介

「消費者金融カードローンってたくさんあるけど、どこが一番いいの?」 そんな疑問を持っている人も多いと思います。 大手から中小までを合わせると、貸金業者の数はなんと数百社以上にもなります。 貸金業者の推 ...

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ただし、一度借り入れしてしまうと借金を貯金のようなものと錯覚し使い込んでしまうケースが非常に多いので、必要な金額以外は使わないようにし、返済も早めにきっちり行うようにすることが大切です。

「借金の返済のために借金をする」という状態の場合は非常に危険な経済状況ですので、一度公的機関に相談するなどし状況を改善できるように務めましょう。

 

児童扶養手当を受ける

児童扶養手当(母子手当)を受けていなければ、申請してみることをおすすめします。

児童扶養手当については下記記事に詳しく記載してありますので、ぜひ参考にして下さい。

母子手当をもらう
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生活保護を受ける

そもそも収入が無い、何らかの事情により一般的な就業が困難であるなどのケースであれば、生活保護を利用するのが一番確実です。

簡単に利用できる制度ではありませんが、いざというときのために知っておいて損はないでしょう。

生活保護については下記記事に詳しく記載してありますので、ぜひ参考にして下さい。

生活保護申請
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副業を始める

メインの仕事だけでは収入が足りないという場合は、副業を始めて見るのも一つの手段です。

自宅で出来る副業も多数ありますので、興味のある方は下記記事を参考にしてみて下さい。

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お金がほしい主婦がすべき3つの行動|副業などお金を稼ぐ方法を紹介

多くの女性は、結婚してから仕事を辞めて主婦になります。   専業主婦や夫婦共働きの家庭など様々ありますが、基本的には主婦が、夫の稼いだ生活費を受け取り、その範囲内でやりくりすることが多いでし ...

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お金を得る以外の解決手段を模索する

直接的に金銭を得る以外にも、生活を豊かにする方法はまだあります。

以下に2つピックアップしてみます。

 

シングルマザーの自立支援シェアハウスを利用

シングルマザー同士でシェアハウスに住むことで、家賃などを抑えて生活する方法です。

施設内のルールを守るなど最低限のマナーを守れる人であれば、受け入れてくれるハウスは多数存在します。

最終的には自立した生活を目指すことを支援していく施設となりますが、今現在生活に困っているようなら利用も視野に入れましょう。

他人との共同生活になりストレスを感じる可能性もありますが、逆に同じシングルマザーの友達ができたり、子供にも遊び相手が出来やすいなどのメリットもあります。

父子家庭の場合は対応していない可能性があるので、利用したい施設についてはよく調べておくようにしておきましょう。

参考:株式会社リンクリンク「シングルマザーハウス

 

新しいパートナーをみつける

経済的理由だけでなく、精神的な支えとして思い切って新しいパートナーを見つけるという選択肢もあります。

相手に受け入れてもらう必要があったり、子供と新しいパートナーとの関係に気を配るなど難しい問題も多いですが、子持ちで再婚をしている人も多数居ますので絶対に無理ということはありません。

特に子どもに負担を強いないようにすることだけは気をつける必要がありますが、これからの人生を共に歩んでくれる新たなパートナーを見つけることは、生活を豊かにしてくれること間違いなしです。

その気があるなら、新たな出会いの場に飛び込んで見るのもいいでしょう。

バツイチ、再婚を前提とした婚活パーティーなどもありますので、そのようなサービスの利用を検討してみるのも良いかもしれません。

 

まとめ 利用できる制度やお金を得る方法は様々。出来ることからやってみましょう

母子家庭(シングルマザー)や父子家庭(シングルファザー)を支援してくれる制度は色々あります。

ここでは紹介しきれませんでしたが、教育ローンや奨学金の利用なども強い味方となってくれます。

まずは自分の経済状況に合わせて、活用できる制度は早めに申請し利用できるようにしましょう。

収入が不足している場合は、副業やシェアハウスの利用なども視野に入れ、出来ることからやっていきましょう。

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